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読みたくなる書評

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読んだ本の書評をまとめた記事です
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2023年2月の記事一覧

傲慢と善良

傲慢と善良

イビサさんが読んでるのを見て、気になったので読んでみました!久々の小説です

現代の日本は、目に見える身分差別はもうないけど、一人ひとりが自分の価値観に重きを置きすぎていて、皆さん傲慢。その一方で、善良に生きている人ほど、親の言いつけを守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて「自分がない」ということになってしまう。傲慢さと善良さが、矛盾なく同じ人の中に存在してしまう。不思議な時代

悪意とかそういう

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不登校親子のための教科書

不登校親子のための教科書

知り合いの小林めぐみさんが呼んでいたので、気になって読んでみました〜
不登校の親子のための参考なる情報が沢山書かれている書籍です

政府は、年間30日以上学校を欠席する子どもを「長期欠席者」として分類、その数は約41万に上り、長期休養などの特定の理由のない、「不登校」の子どもたちは約24万5000人(令和3年)に達した。前年度25%増加率

今の親の世代(40代)が10代だった1991年の5倍以上

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三流シェフ

三流シェフ

四ツ谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」の三國清三さんが書いた書籍で、三國さんの生い立ちから修行時代など今までのことが書いてありとても興味があったので読んでみました〜

料理店というものは、お客様に育てていただくもの。料理を作るのは料理人だけど、お店を育てるのはお客様たち

エスコフィエが書いた『Le Guide Culinaire』(料理の手引き)は100年後の今も、フランス料理に携わる料理人のバイブル

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