「価値」は行動をオートマチックに起こさせる~人の「価値」はどこにあるか~
こんにちは。Ryosukeです。
リハビリテーション専門職として、
入院患者さんの心身の回復に向けたアプローチについて考える仕事をしています。
今回は「「価値」は行動をオートマチックに起こさせる」というテーマで書いていきたいと思います。
行動は自分の「価値」が決める
私たちが行動している背景には、
「価値」という基準が大きく関わっていると感じています。
今日のこれまでの行動を振り返ると、
⏰朝6時半に目が覚めて、
👣1時間散歩し、
🚿帰ってきてシャワーをし、
📺1時間テレビを見て、
🍞朝食を食べ、
📚本を読み、
💻noteの投稿をしています。
無意識にそれを選択している
👣散歩やシャワーをすることで目が覚めます。
🍞朝食は、以前はあまり食べない派でしたが、
最近は食べた方が調子がいいこと、
しかもフルーツ🍓入りのヨーグルトを食べることで、
食べない状態とは比べ物にならないほど調子がいいことを知り、
食べるようになりました。
📚本は最近はビジネス書よりも小説寄りになっています。
💻noteは毎日投稿しています。
このように、
それをすることで、
しないよりも結果として自分の状態が良い、と現時点で判断していること、
それをすることで、自分の欲求が満たされること、
つまり自分の中で「価値が高い」と判断している行動を選択している、
という事だと感じています。
「価値」は変化する
少し前までは朝ご飯を食べることに不快感があったのですが、
食べた方が1日の調子がいいことに気づいてからは、
その「行動」を選択するようになりました。
「価値」は人それぞれ
それでも、
人によっては以前の私のように、
食べることで不快を生じる方もいるでしょうし、
行動の「価値」は人それぞれです。
いずれにしても「価値」は行動を無意識に選択させるもの、
つまりオートマチックに起こさせるものです。
例えば、食べ物で、
キライなものと好きなものが目の前にあったら、
キライなものをわざわざ食べるようなことはしないですよね。
でも、キライなものでもそれがめちゃくちゃ健康にイイという事を知っていて、
健康に気を付けている人であれば、
食べる人もいるかもしれません。
食べたときの「不快感」と、それがもたらす「健康」を天秤に抱えたときに、
前者に価値を感じる人は「食べない」を選択するでしょうし、
後者に価値を感じる人は「食べる」を選択するでしょう。
子どものころ好き嫌いが多いのは、
健康の「価値」がまだ確立されておらず、
そして、それが普段の食事による影響が大きいことの知識が無いことで、
目の前の不快感から逃れるという「行動」
に繋がっているのではないかと推測しています。
「価値」=「知識」+「経験」?
つまり「行動」を起こしている「価値」を形作っているのは、
その人の「知識」と「経験」なのかな~と感じています。
逆を言えば、
その人の「価値」がどこにあるかは、
「行動」からわかる部分も多いんじゃないかな・・・と思います。
「価値」に寄り添うために必要なもの
入院患者さんの中には、
病気の後遺症で話すこと自体が難しい方や、
自分の身体が動かなくなって、精神的に落ち込んでいる方もいらっしゃいますので、
何を目指してリハビリテーションを行うのかの意思決定を行う際に、
その方の「価値」を、
行動から推測することも多いです。
しかし、それに関しては、
「自分の身体がよくなる」ことに、
価値を置いている方がほとんど・・・
といった印象です。
そりゃあそうだろうな・・・と感じます。
私自身もそこに「価値」を置いているので。
いわゆる「専門職」「プロフェッショナル」と言われる方々は、
いわゆる「お客様」「クライエント」に対してサービスを提供するとき、
相手が何に「価値」を置いているのか、
それを探ることが重要になると感じています。
そんな、
「価値」に寄り添うために、
「専門職として」必要なのは、
「覚悟」だと感じています。
今回は「「価値」は行動をオートマチックに起こさせる~人の「価値」はどこにあるか~」について書かせていただきました。
今回の1枚は、inbetween000さんにいただきました。ありがとうございました(^_-)-☆
それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
また、明日(^^)/~~~
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