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【偏差値】とは何で決まるのか~報酬を先延ばしにできる能力って大事~

こんにちは。
Ryosukeです。

今回は、「偏差値とは何で決まるのか」というテーマで書いていきたいと思います。

偏差値とは

「平均点との差」と「得点のばらつき」の両方を踏まえたうえで、
自分がどの程度の位置にいるかを表した数値。

50を基準として、平均からどのぐらい差があるかを表した数値。

この言葉を目にしたり、耳にしたりする機会は、
受験生の時に多くあったように記憶しています。
そのころの偏差値を決めるものはシンプルに「模試やテストの点数」です。

点数の平均が偏差値50。
それよりも低かったり、高かったりすることで、
志望校の合格基準や判定が出ていたことを記憶しています。

偏差値を上げるには?

偏差値を決めるものが「模試・テストの点数」であれば、
勉強が、それを上げるためには必要。
シンプルな解決方法です。

偏差値を決めるものとは

ここで、少し掘り下げたいのですが、
偏差値を上げるためには、
勉強することが重要であるということを書きました。

もちろん勉強したからと言って、
偏差値が上がるとは限りませんが、
勉強しなければ、
偏差値が上がる確率は圧倒的に下がると感じています。

つまり、
個人を勉強に向かわせるために必要な要素とは何かということです。

ここで「勉強」という字に注目したのですが、
これは、「勉め強いる」と書くように、
気が進まないことを仕方なくするといったニュアンスが、
含まれていると感じています。

「勉強」をするために「学力」以外に必要な要素

「勉強がめちゃくちゃ楽しい」
といった人が、極少数いるようですが、
ほとんどの人は少なからず、
「仕方なく」やっている要素が少しはあると感じています。

そんなことでも、
成績を取るために、
自分を勉強に向かわせるために必要な要素は、
「自制心」だと感じています。


なぜ偏差値に「自制心」が関係してくるかというと、
まずは勉強のみならず、私生活においても、
自分がやりたくない仕事でも、
やらざるを得なかったり、
誰かのためにやる必要がある事には、
いつしか遭遇するものです。

そこに対する姿勢は、
勉強に向かう姿勢と相関すると考えています。

つまり、自分の感情と行動を切り離して考えることができるかということです。
内心では「やりたくないな」と思うことでも、
文脈を考えて、やる必要があれば「やる」。
「行動する」ということです。

賢い子は満足を先延ばしにできる~マシュマロ・テスト~

スタンフォード大学の心理学者、ミシェル・ワルタさんは、
子どもたちに対して「マシュマロ・テスト」という実験を行いました。
それは、『満足を先延ばしにできる能力』を見るためです。

子どもたちは、より多くのマシュマロをもらうために、
目の前にあるマシュマロを食べるのを15分我慢するように言われます。

半数の子供は我慢でき、
半数の子供は我慢できずに食べてしまいました。

驚くべきはその後のフォロー研究で、
我慢できた子供達の能力は、
我慢できなかったこども達よりも高いことが証明されたのです。

ご褒美に満足することを、
より大きい収穫のために先に延ばすことができることと、
学力、その他の能力の高さとの関係が明らかになったということです。

「偏差値」と「報酬を先延ばしにできる能力」

このように、
「自制心」によって報酬を先延ばしにできる能力
つまり、受験で自分の進みたい学校に受かるまで、
報酬を先延ばしにできる
ことが、
結果的に「勉強に向かわせる」ことによって、
それが「偏差値」の差になると感じています。

ということは、「偏差値」というのは「報酬を先延ばしにできる能力」つまり「自制心」と相関があるのではないかと、そう考えています。


今回は、「偏差値とは何で決まるのか~報酬を先延ばしにできる能力って大事~」という内容で書かせていただきました。
今回の1枚は、 syozopandaさんにいただきました。ありがとうございました(^_-)-☆

それでは今回もご覧いただきありがとうございました。
また、あした(^^)/~~~

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