見出し画像

今のお仕事最終日。忘れられない後輩のこと。

3月29日。今の部署の最終日でした。

今日は仕事の関係で会社にあがらず直帰する日だったので、
最後に特にお世話になった先輩と、

失礼にならないか迷ったけれど、部署のトップの上司にメールでお礼を言ったら
「また帰ってきてね」と言ってもらえて、とても嬉しかった。
出すの迷ったけど、でも感謝を伝えて嫌な気持ちになる人はいないよなぁとも思った。
送ってよかった。

「自分がされて嬉しいと思えることは、少し勇気を持ってやってみる」

というのも、今までよりも少し意識してもいいのかもしれない。

メッセージを送った人たちからの返事はやっぱり嬉しくて、たまに仕事でつらいときもあったんだけど、なんかそういうのが全部忘れられる気がした。

言葉って不思議だな。本当にその一文でうれしくなったり、全てが報われる時がある。

単純かもしれないけど、でも、本当にそうなんだから仕方ない。だから、言葉は良いように使いたい。プラスになるために使いたい。



今の部署は3年間在籍した。

それなりに色々と思い出はあるんだけど、他部署の一人の後輩と同じ担当になった2年目が特に印象的だった。

今日はそのすてきな彼女のことを、ほんのかけらもわすれないように記しておきたい。


その後輩ははっとする美人で、お喋りなタイプではなかった。

どれほど美人かというと、
まだコロナ禍だったのでマスクを常にしていたんだけど、時々お茶を飲むときに顔が見えるときがあって、始めて彼女の顔をみたとき綺麗すぎて二度見してしまったほど。

ナチュラルなメイクで素材の良さがいきているタイプ。

お昼になれば一人で弁当らしきものをもってどこかへ行き、群れない。
休憩時間に英語の本を読んでいたりと、あまりにミステリアスで漫画に出てきそうだった。

わたしは仕事の姿勢で彼女に本当に多くのことを教えてもらった。

誰もがさぼってしまうような作業も、彼女は静かに毎日真面目にやっていた。
いつ実を結ぶかわからないようなことも投げ出さず、毎日毎日積み重ねていた。
そしてそれをひけらかすこともなく、淡々とこなす。

でも、たまに仕事で何かあったとき、私にとって一番頼りになるのは彼女だった。

その時に、積み重ねることは、その事実は強いんだなということを実感を持って教わった。


また、彼女は自分で考えて行動していた。
教わったことをそのままやるのではなく、指示されたものを指示されたとおりにやるのではなく。

自分で嗜好錯誤する。

自分の仕事でよりよいものができるように最善を尽くす。それは会社のためというより、自分のために、自分が納得するようにもみえた。

こうやって書き起こすと、
やっぱり素敵だなぁ。

自分の人生を豊かにするために仕事はするものだけれど、

どうせ組織で仕事するなら、
誰かに刺激を与えられるような、
彼女のような存在になりたいなぁた思う日々です。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?