まとーだいすけ@医療人、時々コミュニティマネジメント

暮らしと医療の談話室 代表|理学療法士|セラピストマネジャー|准認定ファンドレイザー|…

まとーだいすけ@医療人、時々コミュニティマネジメント

暮らしと医療の談話室 代表|理学療法士|セラピストマネジャー|准認定ファンドレイザー|コミュニティマネジメントインストラクター| 3度の育休取得|育休中にアフロヘアで過ごしたらPTA会長にスカウトされた逸材|【座右の銘】 幸せになりたいならアフロにしなさい

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コミュニティ活動の取り組みについて

「暮らしと医療の談話室」の間藤です。 暮らしと医療の談話室とは? 暮らしと医療の談話室は、地域で暮らす患者、市民と医療、介護従事者が顔の見える関係となり、治療やケアについて共に考える素地を作ることを目的として2022年より埼玉県越谷市で活動をしています。 暮らしと医療の談話室を始めるまでの活動 暮らしと医療の談話室を始めるきっかけは、職場以外でのコミュニティ活動が影響していたのではないかと思います。いろいろな領域に関心を持っていたので、これまでの活動の整理を兼ねて、代

    • 【活動報告】「夜のADL」について語ろう~性の仮面舞踏会~

      2024年7月21日に開催されたリアル臨床の企画で「「夜のADL」について語ろう~性の仮面舞踏会~」を担当しました。これは、患者、利用者の性行為・性生活に向き合うためのグループワーク形式の企画です。性の仮面舞踏会というサブタイトルは、参加者のプライバシーを配慮するためにベネチアンマスクを使用してみたらどうだろう?と考えた結果です。 なかなか話題にしにくいテーマですが、これまで対話の機会を大切にしてきたリアル臨床だったら…と思い企画をしました。 今回は活動報告になります。

      • 「地域におけるコミュニティマネジメント」とは?埼玉県鴻巣市での自治会長研修会での講演会

        今年の2月に埼玉県小川町で自治会向けの講座を行いました。行政区長を対象としたコミュニティマネジメントの講座です。 その時の講座の様子がどのように伝わったのかわかりませんが、「小川町で自治会向けに行った内容を鴻巣市でも」という形で依頼を頂きました。小川町での講座は、彩の国コミュニティ協議会での講演がきっかけですので、こうやってコミュニティのつながりが広がっていくのは本当にありがたいことです。 今回は鴻巣市の自治会向けにアレンジした「地域におけるコミュニティマネジメント」とい

        • 【活動報告】「理学療法士がコミュニティに関わることで実現できることは?」

          2024年6月21日に「患医ネット」の依頼で、「理学療法士がコミュニティに関わることで実現できることは?」というテーマでお話をしてきました。 普段、接点のない立場の方々とフラットに対話ができることは私にとっても気づかされることがたくさんありました。 「患医ネット」とは? 患医ネットは、患者と医療者をつなぐことを目的とした団体です。2011年に設立され、より良い患者協働の医療環境を目指して活動しています。イベントや研修会の開催を通じて、お互いを深く知る場を作ることが主な活

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          自動車や公共交通機関に頼りすぎない地域づくりを移動手段から考える【後編】

          前編では地域における移動の課題についてまとめました。 公共交通機関やタクシー以外の移動手段として、自転車の可能性についてお伝えします。 自転車は危ない? リハビリテーション病院で仕事をしていると、「今回を機に自転車に乗るのを諦めます」という方や「家族からもう自転車には乗らないようにと言われた」という方に良く出会います。これまで自転車に乗っていたのに、乗ることを諦めてしまうわけです。 確かに自転車には転倒のリスクが伴います。自転車に乗らなければ転棟する機会は少なくなるか

          自動車や公共交通機関に頼りすぎない地域づくりを移動手段から考える【後編】

          自動車や公共交通機関に頼りすぎない地域づくりを移動手段から考える【前編】

          私は理学療法士として、人の身体活動に関心を持っております。 リハビリテーション病院で仕事をしていると、退院後の患者さんの”移動”について考えさせられます。 これまで自動車を運転してこられた方の場合、「今回を機に免許を返納したら」と家族に言われる患者さんが多いような気がします。自転車を乗っていた方も同様で、「また転ぶと危ないから自転車は乗らないでね」と言われるようなことが多いです。 では公共交通機関を使えばよいかというと、本数が少なかったりなど利便性の課題があります。

          自動車や公共交通機関に頼りすぎない地域づくりを移動手段から考える【前編】

          複数のコミュニティに異なる立場で関わることのメリットは?

          PTA会長をしているときに、息子が少年野球のチームに所属していたので、コーチ(名前はカッコ良いですが、野球経験のない私は球拾い要員)として 少年野球に関わっていました。 小学校区内での少年野球チームなので、PTAでも少年野球でも関わる人はほぼ同じ属性。PTAでは責任者、少年野球では一番下っ端のコーチ。PTA会長をしたいので、少年野球では他のコーチからは「会長」と呼ばれるのですが、「おい会長、ボールもってこい!」と指示されたりします。変わった日本語ですよね。オープンAIで確認

          複数のコミュニティに異なる立場で関わることのメリットは?

          身体を動かすコミュニティ活動が地域貢献に繋がる?

          私は以下の3点を大切にしながら、日々の活動をしております。 ①人の身体活動を支援する ②コミュニティ活動の支援する ③人とコミュニティの”間”を継げる コミュニティ活動の重要性はいろいろなところで触れられていますが、新たなコミュニティ活動に参加することって勇気がいりますよね。また、せっかくコミュニティに飛び込んでも、継続することが難しい…。 今回は、自分の好きなことをしながらコミュニティ活動を継続するための秘訣についてお伝えします。 身体を動かすこと 私は理学療法士

          身体を動かすコミュニティ活動が地域貢献に繋がる?

          「私たちの時代は~」が口癖のPTA活動OG/OBをどうするか~コミュニティマネジメントの視点から(後編)

          前編ではオプトインが強すぎるPTA活動が、「私たちの時代は~」が口癖のOG/OBを構造的に生み出し続けることを述べました。 ではどのように対応していけばよいか。タイプ別に方法をお伝えしますね。 「私たちの時代は~」というのはどんな人? 前回も述べましたが、「私たちの時代は~」という方は2パターンがあります。 1つ目のパターンは、PTA本部役員を熱心に頑張ってくださった方々。印象としては、前例をしっかりと踏襲してPTA活動に関わった女性が多いような気がします。 2つ目

          「私たちの時代は~」が口癖のPTA活動OG/OBをどうするか~コミュニティマネジメントの視点から(後編)

          「私たちの時代は~」が口癖のPTA活動OG/OBをどうするか~コミュニティマネジメントの視点から(前編)

          時短で話題の「鬼時短」。組織文化を変更しない前提で、時短だけにフォーカスしていることがすごいと思います。具体的には8つの鉄則から構成されています。その中の鉄則8「「内部統制」という言い訳を封じよう」という箇所で、オプトイン・オプトアウトという言葉が登場します。 【オプトイン】 「承認する」という行動をすると、そこではじめて承認される 【オプトアウト】 「承認しない」という行動をとらない限り、承認したとみなされる。 この内容があまりイメージがしにくかったのですが、著者の小柳

          「私たちの時代は~」が口癖のPTA活動OG/OBをどうするか~コミュニティマネジメントの視点から(前編)

          イベント運営で本当に大切にすることは?

          イベント運営でのトラブル回避方法について、事例を交えて前編と後編に分けて報告しました。 この内容は、イベント責任者がイベント協力者と参加者のために配慮すべき事項をまとめています。イベントの成功には、運営スタッフ間での準備も不可欠ですよね。 今回はイベントを行う上で、スタッフ間で共有しておくことについてまとめますね。 なぜ、イベントを行うか? イベントに協力してくれるスタッフは、様々な立場の方がいます。 何度も開催されているイベントであれば、以前から参加している方もい

          ジブン株式会社設立趣意書、定款

          「稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則」や「まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか」などの著者である木下斉さんをご存じですか? 私は”まちづくり”という視点で、以前からフォローしております。私の専門領域である医療、福祉の文脈とは異なる”まちづくり”の視点は参考になります。 そんな木下さんは「ジブン株式会社経営のすゝめ」を提唱しています。 ※ヤバ病(ヤバいよ病院)シリーズも医療従事者にはぜひ聞いてほしい。 仕事、地域活動、PTA活動、コミュニテ

          【事例紹介】トラブルが生じやすいイベントで初対面の方々に協力してもらうためのコツ(後編)

          前編はこちらです。 適切ではないかもしれませんが、今回の事例を分かりやすく例えると、「スーパーの激安セールの会場責任者である私が、未経験スタッフを45分後に会場に投入して、お客様のトラブルなく過ごす」ということになります。 しかも、トラブルを回避できただけでなく、お客様から感謝されたということが今回の事例のポイントです。 コミュニティマネジメントの視点から報告をしますね。 登場人物紹介の確認 再度になりますが、今回の登場人物です。 ①:チューリップ配布に協力してく

          【事例紹介】トラブルが生じやすいイベントで初対面の方々に協力してもらうためのコツ(後編)

          【事例紹介】トラブルが生じやすいイベントで初対面の方々に協力してもらうためのコツ(前編)

          あなたは、来場者が数万人規模のイベントの責任者です。 限られたスペースで来場者の整理を行わなければなりません。しかもイベントの構造的な問題で、トラブルが発生しやすい状況があります。 イベントスタッフは当日初めて集められた100名。スタッフはイベント開始45分前に集合して、すぐに現場で動いてもらうというタイムスケジュール。 トラブルを回避するだけでなく、来場者とスタッフに楽しんでもらうためにはどうすればよいか? 抽象度を高めると、こんな体験をしてきました。出羽チューリッ

          【事例紹介】トラブルが生じやすいイベントで初対面の方々に協力してもらうためのコツ(前編)

          【体験報告】足漕ぎカヌーに乗ってみた

          2024年3月17日に越谷レイクタウンでHOBIEの足漕ぎカヌー体験会を開催しました。こちらの活動は、私が所属しているNPO法人越谷市カヌー協会の活動の一環です。 理学療法士の視点としては、乗船の方法や下肢の可動性などの課題によりカヌーに乗船しにくい方が多いのではないかと感じていました。今回の足漕ぎカヌーは、そういった課題を解決できるのではないかと感じていました。 私自身、足漕ぎカヌーの乗船は初めてだったので、今回は体験の様子を報告します。 HOBIEとは HOBIE

          【活動報告】コミュニティフォーラムに実行委員として関わって感じたこと

          2024年3月16日に東京都港区にあるFLATBASEにて「コミュニティフォーラム2024」が開催されました。 このイベントは、サイボウズさまとKDDIウェブコミュニケーションズさまに協賛いただき、参加費を無料にすることができました。ゲストの方々も無償で協力していただきました。ありがとうございました。今回、このイベントに運営スタッフとして関わって学んだことを報告したいと思います。 コミュニティフォーラムとは コミュニティフォーラムは、NPO法人CRファクトリーが主催する

          【活動報告】コミュニティフォーラムに実行委員として関わって感じたこと