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【体験報告】足漕ぎカヌーに乗ってみた

2024年3月17日に越谷レイクタウンでHOBIEの足漕ぎカヌー体験会を開催しました。こちらの活動は、私が所属しているNPO法人越谷市カヌー協会の活動の一環です。

理学療法士の視点としては、乗船の方法や下肢の可動性などの課題によりカヌーに乗船しにくい方が多いのではないかと感じていました。今回の足漕ぎカヌーは、そういった課題を解決できるのではないかと感じていました。

私自身、足漕ぎカヌーの乗船は初めてだったので、今回は体験の様子を報告します。


HOBIEとは

HOBIEはカリフォルニア発祥のアウトドアブランドで、カヌーやSUP、サーフボードなどの水上スポーツ用品を提供しています。1950年に創業され、サーフボードの歴史を築いてきたブランドであり、水上アクティビティーに特化した製品を展開しています

足漕ぎの仕組み

ペンギンが泳ぐときの翼の動きに着想を得たフィンタイプの足漕ぎシステムをカヌーに取り付けます。足でペダルを踏むことでフィンが動きます。足漕ぎシステムは前進・後退を切り替えができるものもあります。

足漕ぎシステム

陸上で駆動する様子を動画で撮影しました。

足漕ぎカヌーの種類

2人乗りのタイプと4人乗りのタイプがあります。

2人乗りの素材はポリエチレンで重さは40㎏くらいだそうです。2人で運べばそれほど重たい感じはしませんでした。

2人乗りタイプ

4人乗りは空気を入れて膨らますインフレータブルで、こちらも重さは40㎏くらいだそうです。見た目の大きさほど重たい感じはしませんでした。

4人乗りタイプ

実際に漕いでみた

4人乗りタイプに実際に乗ってみました。ペダルの位置は調整が可能です。足の長さに合わせて、ペダルを漕ぎます。大きく踏み込むよりも小さく反復するほうが疲れずに速く進むような感じがします。

ちなみに4人乗りは直進のみしか進めません。

進路変更はどうするの?

2人乗りにも4人乗りにもフィンが取り付けられています。そのフィンを手で操作することで進路変更を行います。ハンドルは後部座席の左右どちらの席にも取り付けが可能です。右手でも左手でも操作する位置に取り付けが可能です。

進路変更のハンドル

実際にハンドルを操作してみました。それほど抵抗感がなく操作が可能でした。

普通のカヌーではできないこと

4人乗りのカヌーでは安定しているのでSUPのように使用することも可能です。

どうやったら乗船できる?

レイクタウンでマルシェが開催しているときに、HOBIEの体験ができます。キッチンカーでお買い物をしていただくと優先的に乗船ができます。

感想

・4人乗りのカヌーはしゃがみ込むことなく乗り込めるので楽
・座位保持が可能であればカヌーを楽しむことができる
・カヌー上でいろんなことができるかも
・ズボンの前ポケットに物を入れていると、ペダルを漕ぐと落ちてきてしまうかも(スマホはここに入れると落としてしまうかも)

通常のカヤックに比べると、水辺のアクティビティーを楽しめる対象が広がるのではないかと思いました。健康分野に関心のある理学療法士としてはとても興味のある足漕ぎカヌーでした。今後は活動量などの測定を行ってみようと思いました。



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