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夏は図鑑の季節

「おかあさん、おはよう!ちょっときいててね!すいきんちかもくどてん、かいめー」。

「え?水金地火木土天海冥のこと?もしかして…」

「うん!ずかんにかいてあったんだよ!」

昨日、弟に図鑑を一冊購入した。先日食べたマックのハッピーセットのおまけが小学館のミニ図鑑だったのだが(弟はこのシリーズが大好き)、書店で実際の図鑑を購入した人には、先着順で金メダルがもらえるキャンペーン中だった。「これほしいなぁ」という弟。金メダルなんてどうせすぐに飽きると思ったが、夏休みの暇つぶしのお供に、新しい図鑑を購入しようかなとも思っていた。どうせなら金メダルももらえた方が喜び倍増だろうと、書店に向かうことにした。

小学館の図鑑NEOシリーズは、名の通り図鑑なので、内容がぎっしり詰まっている。幼児が読破するには相当の時間がかかるだろう。でも絵の色調が鮮やかでキレイなのと、ドラえもんのDVDで内容のトピックスを先に学べるので、それらをとっかかりに読み進めることができる。まずは眺めるところから始めて、そのうちに内容理解へと進めば、成長に併せて数年にわたって楽しめる良本だと個人的には思う。すでに所有している『恐竜』は、ページが外れるくらいに読み尽くしてくれた。

夏休みは図鑑の書き入れ時だろう。上記の特設ページは充実していて、ドラえもんのPR動画がついていたり、試し読みができたりもする。どの図鑑を購入するか、入念にチェックできるのはポイント高し(決して安い買い物ではないし、本棚の場所もとるから失敗したくない)。先日、兄の矯正歯科でかなり待たされたので、その間、弟とたっぷり吟味することができた。その結果、弟が選んだのは『宇宙』だった。

暇を見つけてはパラパラ眺め、就寝時、最初のページから順に夫に読み聞かせてもらっている(本当にありがたい。リモート万歳)。購入翌日にして「水金地火木土天海冥」を覚えるとは、やるな弟。このところ宇宙に興味を持っているのは知っていた。モンテッソーリ教育で言うところの敏感期なのだと思う。おそらく凄いスピードで知識を吸収するに違いない。私も弟と同じ年の頃、宇宙のことを知るのが大好きだった。三つ子の魂で今でも少々の知識があるので、一緒に星の話ができるようになるのは楽しみだ。

くだんの金メダルは、首にかけるリボン部分が太すぎるとかなんとか言って、書店から帰宅する間に外し、そのままである。おまけなんてそんなもんです。



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