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フォーカシングと氣

(引用はじめ)
(フォーカシングとは、)知的に思いを巡らしたり、自分に「こうすべき」「ああすべき」と何かを言い聞かせたりするのをやめて、自分の内側にていねいに、ていねいにふれていく。自分の内側に静かに耳を傾けて、そこから聞こえてくるメッセージを丁寧に受け止めて行く姿勢のことです。
(諸富祥彦、ほんものの傾聴を学ぶ)

フォーカシングでは、はっきりとした感情や言葉になる以前の曖昧な感じをていねいに触れて行くのですが、自分の内側に向かい合っていると、過去の嫌な体験や、自己評価を下げた自分の行いなどが浮かんで来て、胸やお腹に違和感が感じられることがしばしばあるでしょう。

自己分析や自己観察とは話が少しそれるのですが、そのようなときは、その違和感が感じられる体の部位に手のひらを当てて、手のひらの真ん中にある労宮のつぼからその部位に気を流し込んだり、その部位から出て来る気を受けたり、そんなイメージをすると、心が癒されてきます。その記憶が浮かんで来る度に手のひらを当ててケアをすると、やがてその記憶は浮かんでこなくなります。そうして、癒してみてください。

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