ドリームボディとの対話
身体の違和感や痛みなどに意識を向けて、そこから湧くイメージを捉える。人間のイメージが湧くこともあれば、山や岩、植物や動物、色やパターンが湧くこともある。これらのイメージを、ドリームボディと呼ぶ。そして、ドリームボディと、言葉や感覚を使って対話し、直観的に理解する。
(引用はじめ)
ミンデルは、からだの痛みや症状を、あたかも夢のように扱って、「痛みや症状が自ら自発的に語りだすことができるように」援助していったのです。
十年間に及ぶ何百という末期ガンの患者を対象としたこうした実践の積み重ねから生まれたのが「ドリームボディ」という概念です。
(諸富祥彦、ほんものの傾聴を学ぶ)
ドリームボディは、無意識から意識に流れ込む心のエネルギーの内的な表現でしょう。自分との対話の具体的な方法として、ドリームボディとの対話はとても有効な方法だと思われます。特に、身体感覚は意識によって明確に捉えられる対象ですから、取り組みやすいでしょう。微かな身体感覚を捉えるには、瞑想やマインドフルネスの作法を用いることが有効でしょうね。
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