【ビジネススキル】上司からもらったプレゼン資料を全修正した
2ヵ月後に、とある研修で講師をすることになりました。
数ヶ月前に上司が使用したプレゼン資料を、自由に加筆修正して発表して良いとの指示。
大して期待をしていませんでしたが、ある意味期待の斜め上を超えたプレゼン資料をいただきました。
イメージは、こんな感じです。
言いたいことは、伝わりましたでしょうか(^^;
見苦しいですが、これが更に酷くなったものが行政資料です。
なかなかでしょ?
「よし、遠慮なく修正させていただこう」
と奮い立っております。
これをすると伝わらない
先ほどの例は極端ですが、下記ポイントに気づかず作っている人も多いかも知れません。
これらのポイントを無視すると、相手に伝わらない資料となってしまいます。
一番多いのが、1枚のスライドに情報を詰め込みすぎることです。
結果、フォントが小さくなり、どこが大事なのか分からなくなります。
また、フォントや色も統一感が無いと、聞き手は
「情報が散乱している」
と、判断が鈍くなってしまいます。
下手すると、そのプレゼンを聴いてくれなくなるかも知れません。
最低限気を付けていること
大学時代からプレゼン発表は好きでしたが、
日比海里さん著の「ひと目で伝わるプレゼン資料の全知識」により、特に下記ポイントに気を付けるようになりました。
この本も、プレゼン資料に必要な要素を惜しみなく教えてくれるのでとってもおススメです。
「作る前に全体構成を考える」は、特に大事ですね。
いきなりスライドを作るのではなく、「聞き手に何を伝えて、どうなってもらいたいか」を考えなくてはなりません。
伝えるための構成と論理展開を考え、データを集めてようやくスライドが作れるのです。
こちらの記事でも触れていますが、文章の作り方と一緒ですね。
なるべくシンプルに、余計な情報をそぎ落とすことで十分な余白を取り、
重要な箇所をアクセントカラーで色付けしています。
ポイントを押さえることで、異業種の夫にプレゼンをしても伝わります。
「動いてもらうこと」が真のゴール
いただいた資料データは残し、構成づくりから始めました。
スライドの最後にあった
「ご静聴ありがとうございました」も、
即消しました。
ただ、気を付けたいのは、プレゼン資料は伝える手段の一つに過ぎません。
伝えるための論理展開、声のトーンや間、熱量全てをプレゼンに込めなければなりません。
きれいなプレゼン資料を作って満足するのではなく、
聞き手に伝えて、その日から動いてもらうことをゴールに置いて作るよう心がけています。
あと2ヵ月しかありませんが、スライドを作りはやっぱり楽しいですね^^
「聞き手の欲求を満たす」ために作るのが、知的好奇心を刺激してくれます。
最近はプレゼンも、マーケティング思考が必要だと思っています。
聴いてくれる方がプレゼンを糧に、行動する姿をイメージして
良いものを作っていきたいと思います。