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ソフトバンクVFが投資した自動運転Nuroが狙うフードデリバリー市場[17]

どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回は、自動運転スタートアップNuroとフードデリバリーについて
#自動運転  #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア

Nuro

Nuroとは、ラストワンマイル配達のために設計された小型自動運転車とその自動運転システムを開発しているスタートアップ。Google傘下のWaymoのエンジニアが設立し今注目を集めています。

ソフトバンクビジョンファンドがこのスタートアップに対し9.4億ドルの投資をおこない、無人サービスをスタートさせるための人材獲得やパートナーとの連携を加速させるようです。

フードデリバリー市場

Nuroが参入しようとしているフードデリバリー市場は、大きく分けて2つのジャンルに分けられます。

・食材配達サービス
・調理済み料理配達サービス

食材配達サービスは、アマゾンフレッシュなどが有名で、その名の通の晩御飯のための材料や生鮮食品を配達してくれるサービスになります。

一方で、調理済み料理配達サービスは、Uber Eatやピザ配達ののうな、調理されたご飯をデリバリーするサービスになります。

高齢者への需要が急増

フードデリバリーは、Uber Eatが昨今普及をはじめ、都心に住むサラリーマン等にも人気になってきていますが、高齢者へのサービス需要が著しく上がってきています。

セブンイレブンは、普段なかなか買い物に行けない高齢者に対して、お弁当の配達サービスをすでに開始しており、特に街中にから離れて暮らす高齢者に利用されているようです。

無人宅配ロボットって必要なの?

フードデリバリー市場は今後伸びていく可能性は大いにありますが、素朴な疑問として、なぜNuroのような無人宅配ロボットが必要なの?無人である必要ってなに?って思いますよね。

クルマの自動運転化は、交通事故の軽減だったり、移動時間の効率化だったりと色々な付加価値が生まれるのは明確です。確かに、それと比較すると、社会的付加価値は少ないように思えます。

しかし、今後、高齢化と労働力不足による「衣食住」の「食」へのアクセスに格差がうまれ、特に田舎で暮らす高齢者はアクセスが滞る可能性があります。無限に労働力があれば無人である必要はありませんが、高齢化した社会ではそんなことはありません。

利便性の向上もそうですが、もしかすると、一部の人にとって無人宅配ロボットは必要不可欠なインフラの一つになるかもしれません。

ちょっと話はずれて行きましたが、Nuroが開発している宅配ロボットの必要性についてでした!笑

おわり

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