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@masatada_phi の避難所

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【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#0

※このテキストカラテは2016年6月~でツイッター投稿したすみゆ忍ムーブメントを加筆修正しまとめたものです。 ◆プロローグ◆ 『新たスシ・ドンブリ!実際安いドンブリ・ポン!』ネオサイタマ全域に展開するチェーンドンブリ店、ドンブリ・ポン。騒々しい店内BGMに被せて、新商品の宣伝アナウンスが放送される。短い昼休憩時間、スーツ姿のマケグミ労働者たちは、喧騒とともに実際低品質なドンブリを掻き込む。 日々に疲弊し、午後からの労働を呪う彼らが、店内の一角にたむろするブキミな三人組に注

    • 【ポケモン剣盾】鳥統一パーティがいい感じになったので喋りたい

       とぅーとぅー。 (これまでのあらすじ)  ネイティオ統一パーティで不敗のチャンピオン・ダンデを下したチャレンジャー・ツキナミ。殿堂入りで気分がとぅーとぅーしてきた彼女は、ランクバトルでもネイティオとともに戦うことを心に決めたのだった……。  が、ランクバトルでは同じポケモンを複数使うことはできないので、以下のような縛りで統一パーティを組んでみることにしました。 鳥ポケモン統一パーティ ルール前提:ランクバトル・シングルで使用するパーティです。 ①6匹のパーティメンバ

      • 発狂頭巾異世界道中

        ※これは2020年春に開催された発狂頭巾オンリー同人イベント『頭巾祭』で頒布されていた二次創作小説です。 序火事と狂人は江戸の華と申しますが、中には手のつけられぬ狂人というものもおりますもので。 「おのれ何奴……グワーッ!?」 今しがた一刀のもとに斬り伏せられたるは、江戸に屋敷を構える武家、白府家の用心棒。剣の腕を買われ白府の家に雇われた剣士でありましたが、屋敷に押し入った謎の男に問いかけたのが最初で最後の迂闊、愛刀を握りしめたまま白砂の庭に崩れ落ちる結果と相成りました

        • ファット!キャット!エボルキャット!

          ドーモ、Φです。 まずはこれを見ていただきたい。 画像引用元 待望のキャット強化。ついにキャットにもユニークスキルが……と思いきや。 そっか……弱体無効かあ……。 というのも、強化の数日前に私はこんなことを言っていたのです。 キャットのお昼寝は大きな魅力、それを消すなんてとんでもない。いや私もマリーさんとかジャンヌとかで弱体解除したりはするけど、でもキャット自身がお昼寝しない選択をするのはなんか寂しい……とワーワー喚いていた矢先に飛び込んできたこの強化内容。しばら

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        【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#0

        • 【ポケモン剣盾】鳥統一パーティがいい感じになったので喋りたい

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          新人モンモンが覚えておくと便利なこと

          ドーモ、Φです。今回はメギドの話です。 なんだか急激に流行りを見せているスマッホゲーム、『メギド72』。私もそのブームに乗っかってプレイを始めた者の一人です。 独創的なバトルシステム、往年の紙芝居会話形式ながらも非常に読み応えのあるストーリー、非常に個性的(オブラート表現)なキャラクター、ハイレベルでフェティッシュな3Dモデル……その他いろいろの魅力……。観察し、思考し、実践する。トライ&エラーを繰り返すゲームプレイの楽しみや、コンシューマゲームのような満足感が得られるの

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          仮面ライダー剣:伊坂/ピーコックアンデッドの話

          この記事には、仮面ライダー剣に関する重大なネタバレが含まれています。本編視聴後にお読みください。 はじめに仮面ライダー剣。封印から解き放たれた不死の生命体・アンデッドを再び封印するために命をかけて戦う戦士・仮面ライダーたちの物語。序盤こそ急展開や登場人物たちの不和、陰鬱な展開の連続などで評価も芳しくなかったが、中盤から終盤にかけての物語の盛り上がりや魅力的に描かれる登場人物たち、そしてあの最終回と、一度見れば絶対に忘れられない、非常に印象的な作品となった。 さて、今回私が

          仮面ライダー剣:伊坂/ピーコックアンデッドの話

          ニンジャヘッズに薦める仮面ライダー:リブートされた神話・アギト

          ドーモ。私はΦです。 私はツイッターアーアイコンの通りニンジャヘッズなのですが、同時に特撮も好んで観ています。今回はニンジャヘッズ向けの特撮紹介として、ニンジャスレイヤーとの共通項を重点して記事を書いてみようと思った次第です。 では行こう! 作品紹介ニンジャスレイヤーで特撮というと、『マスカレイド・オブ・ニンジャ』が仮面ライダーオマージュのような場面が満載で最高に面白かった。実況ヘッズにもその方面で沸き立っている人が多く見受けられた。 このとき主に引き合いに出されたのは『仮

          ニンジャヘッズに薦める仮面ライダー:リブートされた神話・アギト

          ラスト・キャット・スタンディング

          ドーモ、キャットゴリ……ノー、Φです。 最近猫キチだのキャットゴリラだの妙な異名を授かっていますが、今回は私の正気の弁明として、キャット耐久についてロジカルな記事を書いてみようと思いました。ではいこう! ラスト・キャット・スタンディング FGOにおける耐久パーティFGOプレイヤーの一部層で愛好者の多いパーティ形式、それが耐久パーティだ。HP回復や防御アップを駆使して守りをこれでもかと言うほどに盤石にしながら、敵の体力を少しずつ長時間かけて削り取っていく。大抵の敵は耐久パー

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          ネコ思う、故にキャット在り

          ※FGOタマモキャットSS、人理修復後のカルデア、サマーレースでの一幕 「むー」 目を覚まして隣を見てみると、もうマスターはいなかった。寝坊した気分になる。 「生き急ぎすぎると英雄になるぞ、ご主人」 ここ数日、マスターは毎日のように特異点へ赴いては、マシュや他のサーヴァントたちを連れてレースの運営に奔走している様子。日課の昼寝の時間も早々に切り上げて居なくなってしまう。 勿論、このタマモキャットもレース会場の出店を担当、連日野生の料理スキルを遺憾なく発揮していたのだが……

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          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#8

          ◆テンパード・スティール、ランパート・ディール◆「サヨナラ!」ジューテイオンがさらに殖えたハッピープリンスの一人を爆発四散させた。ビジュツケイを見やる。彼女は意外にも、ハッピープリンスと戦闘していた。「頭を壊せ!」解せぬが、ジューテイオンはビジュツケイに叫ぶ。「イヤーッ!」「アバーッ!」頭部を拳で破壊!「サヨナラ!」爆発四散! 「これでラストだな!イヤーッ!」ジューテイオンのトドロキ・ツルギが最後の一体の首を刎ね、震える剣先に突き刺した。「サヨナラ!」爆発四散!「首から下な

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#8

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#7

          ◆デス・オア・メタル◆「ドーモ、ハッピープリンス=サン。ビジュツケイです。えーと、お前、マスプロダクトだったのかな?」「ドーモ、ビジュツケイ=サン。また君か」剣を背に持つハッピープリンスが緑のヨーカンを齧る。「バイオインゴット?」ジューテイオンが呟く。「イヤーッ!」残りの少年二人が飛びかかる! 「イヤーッ!不気味な!」ジューテイオンは二人の素手カラテを捌く!「お前バイオニンジャか!」「黙れーッ!イヤーッ!」「イヤーッ!」「グワーッ!」トドロキ・ツルギが突き出されたハッピープ

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#7

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#6

          ◆アーティフィシャル・アーツ◆「……ッ!」声も出ぬほどの重衝撃に身体が浮く中、ブラッディスウェットは己の認識の甘さを後悔した。これはビズだった。ビズということは誰かに属すことであり、誰かと敵対することなのだ。護送車が遠ざかる。ブルータルブラインドビーストとジューテイオンでは……否、そうだ。彼らは部外者で、味方ではない。 ブルータルブラインドビーストはハッピープリンスというニンジャを探しているようだった。おそらく、あの手紙のソウル痕跡からハッピープリンスが現れることを予想

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#6

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#5

          ◆カウント・ゼロ!◆道路脇に停められた護送車。その付近でバリキを飲んでいたブラッディスウェットの前に、妙に疲れた様子のブルータルブラインドビーストが現れたのは、コノメの仕事が終わり、時刻も23時半を過ぎた頃だった。「酷い目に遭った」「普段からそんな格好してるからだろ」「我は我を変えぬ、変えられぬ」「そりゃそうだろうが」 ブルータルブラインドビーストはあの後、例の妙に粘る面倒なマッポを撒くために大逃走劇を演じたのだった。その壮絶なる過程は省略するが、とにかく彼はマッポの追跡

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#5

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#4

          ◆インタビュー・ウィズ・ニンジャ◆二件も仕事をこなすと、日は高く昇っていた。「昼メシはどうしてるんだ」ブラッディスウェットは助手席のコノメに問う。「オーガニック・トロマグロスシを一度に二つ」彼は顔を顰めた。「嘘です。ドンブリ・ポンなどで済ませています」「庶民的で有難いな」ブラッディスウェットは近場のドンブリ・ポンへと車を走らせる。 カーオーディオからは暗黒鮪飛ぶの『歪み鮫』のアコースティック・ギターソロが流れていた。ジューテイオンから借りたCDだ。「……このバンド好きかもし

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#4

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#3

          ◆ビジネス・ウォー……ビギニング◆ビジュツケイは49枚目の「彼」の絵を破り捨てた。「アーッ!やはり!やはり実物が無くては!」懐から新たな画用紙を取り出そうとして、ストックが切れたことに気づく。そして急激に世界を取り戻し、自身が見知らぬ簡素な部屋にいることを知った。「サップーケイだね」「飾れど見えぬものでな」 声の主は部屋の主であった。「ドーモ、ブルータルブラインドビーストです」「ドーモ、ビジュツケイです。何故私はここに居るのかな」「あの後、忌まわしき法雨が降ったのだ」彼女は

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#3

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#2

          ◆リーヴィング・ビューティ◆「イヤーッ!」危ういほどに美しい光を纏った剣が振り下ろされる。狙われた存在は身を翻し、かわした。「いい、いいね。お前はなかなかいい!」回避者は恍惚として声を漏らす。「何だよ!僕は君なんかと戦う理由は無い!」凛とした少年めいた声は苛立ちを孕む。声の主の手には、闇に煌めく赤光を帯びた絢爛な剣だ。 「何故、何故お前は自覚していない!?お前は芸術的だ!」ツナギ装束のニンジャは大袈裟に両手を広げる。装束には絵の具による汚れが見える。「つまり作品に、私の作品

          【テンパード・スティール、ランパート・ディール】#2