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新人モンモンが覚えておくと便利なこと

ドーモ、Φです。今回はメギドの話です。

なんだか急激に流行りを見せているスマッホゲーム、『メギド72』。私もそのブームに乗っかってプレイを始めた者の一人です。

独創的なバトルシステム、往年の紙芝居会話形式ながらも非常に読み応えのあるストーリー、非常に個性的(オブラート表現)なキャラクター、ハイレベルでフェティッシュな3Dモデル……その他いろいろの魅力……。観察し、思考し、実践する。トライ&エラーを繰り返すゲームプレイの楽しみや、コンシューマゲームのような満足感が得られるのがメギドのウリ。
ですが、そのお世辞にも手軽とは言えないボリュームが、新規参入のハードルになりがちなのも確かです。

そこで、この記事では、メギドをプレイし始めた頃に私が難儀した点や所感を中心に、新人ソロモン王が知っておくと便利なポイントをいくつかまとめておきます。
プレイしているうちに実感を伴って覚えていくはずなので、その一助になればと思います。


1. 相性は三すくみではない

他のゲームを既にプレイしている人にありがちな勘違いですが、このゲームのクラス相性は単純な三すくみではありません。

「剣マークと銃マークと槍マークだ!だいたい分かった!俺はFGOに詳しく、それを応用すれば新しいゲームのシステムを理解することなど造作もないぜ!」違います。

メギドの各クラスが敵に与えるダメージは、攻撃対象の敵が存在している列によって変化します。

ファイター(剣マーク)→ 前列の敵に1.25
スナイパー(銃マーク)→ 前列の敵に1.25
トルーパー(槍マーク)→ 後列の敵に1.5

このため、例えば前列に配置されるトルーパーはファイター・スナイパーの両方から大ダメージを受けてしまいます。その代わり、トルーパーは後列にいる相手のスナイパーに対して非常に大きなダメージを与えることができる唯一のクラスとなってます。

また、自分が敵のターゲッティングを行っていない場合、メギドが優先して攻撃するのは自分が有利に立ち回れる列の敵です。これは敵に対しても当てはまり、例えば敵トルーパーの攻撃から後列のメギドを守りたいときは、『かばう』スキルなどの手段が必須となります。


2. 攻撃のヒット数とダメージ

ここでは多段ヒット攻撃について説明します。

これはドラクエの『はやぶさの剣』などを使ったことがある人は想像が容易だと思いますが、多段ヒット攻撃というのは、個々のダメージ倍率が低くなる代わりに、単純な1倍1ヒット攻撃よりも大きな総合ダメージを見込める攻撃です。
スキルなどで「0.75倍の3連続ダメージ」などと書いてある、アレです。

一部メギドや敵幻獣には通常攻撃が複数回ヒットする者がいますが、それらの攻撃にも上記の理屈に基づいたダメージの上方補正がかかるようになっています。具体的には以下のようになっています。(Wikiより)

2回攻撃:3/4倍ダメージ × 2ヒット
3回攻撃:2/3倍ダメージ × 3ヒット
6回攻撃:7/12倍ダメージ × 6ヒット

(追記:公式のRアモン性能紹介で「通常攻撃が0.65倍×3ヒット」と書かれていました。また、ベヒモスは例外的に「通常攻撃が0.65倍×6ヒット」するようです)

では多段ヒット攻撃がいついかなる場合でも有効かといえば、そんなことは当然ありません。

ダメージを算出する際、防御力によるダメージ減算は、その攻撃のヒットごとに行われます。
簡単化すると、攻撃力800のメギドが防御力500のメギドに攻撃した場合、
1回攻撃なら800-500=300のダメージが通りますが、
2回攻撃なら(800×3/4-500)×2という計算式になるため、最終ダメージは200となります。

このように、多段ヒット攻撃は防御力の高い敵に対しては総合ダメージが減少してしまう特性があります。悪い時には最低値の1ダメージ×ヒット数のダメージにしかならないこともあります。

多段ヒット攻撃はその特性から、1ヒット毎に敵防御力に関与しないダメージを与える『固定ダメージ付与』や、相手の防御力を完全に無視する『防御無視/貫通』の効果と相性が良好です。自分が多段ヒット攻撃を使う場合は、これを意識したパーティを組むと良いでしょう。

また、視点を変えれば、敵の多段ヒット攻撃が厄介な場合、スキルやオーブを使い盾役の防御力を上げてやれば大幅にダメージを減らせるということです。序盤にも多段ヒット攻撃使いのボスは存在するので、これを覚えておくとかなり楽ができるでしょう。

因みに、スキルやオーブの効果で付与できる「n回ダメージ無効」は、攻撃がヒットするごとに消費されます。2回攻撃無効のバリアを貼っていて3回攻撃を受けた場合、3-2=1ヒット分のダメージは無効化されず受けることになります。
ただし、暗闇などの状態異常で攻撃がミスになった場合は消費されません。


3. 星の数 > レベル

メギドのステータス値は、進化して星の数が上がったときに一気に上昇します。

レベルアップでも少しずつステータスは成長するのですが、進化による上昇幅の方が遥かに大きくなります。
また、メギドの星の数が4,5,6に達すると、スキル、覚醒スキル、奥義がそれぞれ強化されます。

ストーリー攻略で戦力不足を感じた場合は、育成に戻ってメギドを進化させられないか一考してみるといいでしょう。
育成に必要な素材が、現在攻略中のクエスト以降で初めてドロップする……なんてこともありますが……。

また、ステータスが大きく上昇するということは、所持メギド全員で素材探索を行う『メギドの塔』の攻略しやすさも大きくアップするということです。
塔の上層階ではクエストで入手困難なレア素材が入手できるので、今後の育成を楽にする意味でも、広範で積極的なメギド育成がおすすめです。

(追記:アップデートでメギドの奥義レベルも戦力に寄与するようになりました。奥義レベルを上げると、レアアイテムと交換できるソピアという通貨アイテムが手に入るので、こちらも積極的に上げておきましょう)


4. エンブリオは貴重品

先ほどは「積極的にメギドを育てろ」と言いましたが、そうも言っていられない問題があります。
それが、貴重素材エンブリオです。

エンブリオは大多数のメギドを星4.5→5、星5.5→6に成長させるときに必要となります。エンブリオはメギドのスタイル毎に別個のものが存在します。

このエンブリオは、定期的に開催されるイベントの報酬として各スタイル1〜2個手に入るほかは、ミッション報酬(1度きり)や大幻獣の初回討伐報酬くらいしか獲得手段の無い、育成素材の中でもかなりの貴重品となっています。

ストーリーが進行して戦力が充実してくれば入手手段が増えるので多少集めやすくなりますが、その足がかりを作る序盤のエンブリオはそうそう手に入らないレアアイテム。
一番好きなメギドにあげるなり、ストーリー攻略上重要なメギドに使うなり……プレイスタイルと相談して、渡す相手をじっくり考えてくださいね。間違っても売っぱらったりしないように……!(追記:市場価値がほぼ無いらしく、カスみたいな値段でしか売れません)

また、序盤で加入するウェパル・シャックス・マルコシアス・バルバトスの四人を除くストーリー加入のメギドたちは、育成にエンブリオを必要としません。
その代わり、通常のボスより難易度の高い大幻獣の討伐・捕獲によって手に入る素材を要求してきます。大幻獣の初回討伐報酬で、その大幻獣のスタイルに対応したエンブリオが貰えるので、ストーリー加入メギドの育成ついでに可能なだけ回収してしまいましょう。

(追記:先述したソピアでもエンブリオは交換できます)


5.リタイア推奨、コンティニューは非推奨

コンティニュー。FGOでは3日に1回はノーコストで出来るため、充分クエスト攻略法として視野に入る手段です。
ですが、メギドにおいてコンティニューは非常にハイコストな行為になっています。

コンティニューに必要なのは石120個
召喚を1回行うのに必要な石が150個なので、その8割。高い。

メギドにおいて、クエストはただクリアすればいいというわけではなく、『ノーコンティニューで』『全員生存して』勝利することが目標になります。そうしなくては攻略チケットが使えないからです。

コンティニューしても、周回スキップをするためにはいずれまたその相手と再戦しなければなりません。それまでは、そのクエストでの素材集めもままならなくなります。
加えて、メギドのボス戦は特殊なギミックが搭載されていることが多く、編成やステータス次第では、何度コンティニューしたとしてもそもそも倒せない場合もありえます。

それなら、石をコンティニューに使うくらいなら、スタミナに変えて戦力アップを目指した方がお得というものです。
石50個はスタミナ160(とおまけの攻略チケット10枚)に変換できます。これは自然回復にして8時間分のスタミナに相当します。
クエスト開始に使ったスタミナ以上のリターンは確実に望めます。

それに、実はメギドではクエストに失敗・リタイアしても殆ど失うものがありません。

というのも、クエストに失敗・リタイアした場合、開始時に支払ったスタミナの8割(大幻獣戦だと5割)が戻ってくるのです。だからどんどん負けていいのです。

未知のボスに飛び込んで、敵ステータスを確認する。戦いながら実感として敵の能力やギミックを把握し、攻略法を考える。撤退して手持ちの戦力と照らし合わせ、そのボスに有効なパーティを構築する。戦力が足りなければ育成に移る。そして満を持してボスに再挑戦し、全員生存での完全勝利を果たす。

メギドとは圧倒的な力を持つ敵を前にして、限られたあらゆるリソースを駆使して勝算を作り出すゲームです。


最後に

メギドをプレイする上で欠かすことができないのが、公式ポータルサイトです。

ここには全メギド・オーブの性能が網羅されている他、各メギドの使い方やストーリー攻略のヒント記事がまとめられています。粗製濫造有象無象の企業系攻略サイトなんかより、よっぽど役に立ちます。

メギドのゲーム内にあるオーブ検索機能はお世辞にも良質とは言えないので、外付けのゲーム機能としてポータルを活用することをお勧めします。

そしてもう一つ、個人的なオススメかつ周りの多くのモンモンがお世話になっているサイトが、このメギド72攻略Wikiです。

このサイトは公式ポータルでは扱っていない、大幻獣攻略やオーブのドロップ場所などの情報を扱っています。この文章を書くにあたっても、いくつもこのサイトを参考にした箇所があります。

あなたが新人モンモンの枠を脱する頃には、きっとこのサイトのお世話になっていることでしょう……。


長くなりましたが、これで解説は終わりとさせていただきます。みなさん、良い勝算を!


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