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マネジメントに悩むすべての管理職へ その1 ~スキル編~


元お笑い芸人・副業でWebライターをしながら人材系企業で支社長をしている「さいまさ」です!
※元芸名の「マサの季節」(@masanokisetuを名乗っているときもあります。

お笑い芸人として4年ほど人力舎の下部組織で活動して、
毎日冷凍うどんをたべていた生活から、
就職して10年が経とうとしてます。
いまは支社長として、年間12億円の売上を背負っています。

そんな僕ですが、今日は「マネジメント」について、話をしたいと思います。

■日々痛感するマネジメントの難しさ

僕が管理職に就いてから4年になるんですが(2020年4月時点)、
マネジメントの難しさと、天井の高さ、底の深さに、
いつも恐れおののいています。
いやー、マネジメントは難しい。

僕は営業部門の管理職なのですが、
営業でも、マネジメントでも、
人と関わらなければいけません。

にもかかわらず本来の僕は、おもいっきり人見知りで、
かなり内向的な特性をもっています

※この本のチェックシートでも、かなり内向性が高いという診断がでました。。。

自分が内向的か、それとも外向的かを測る質問として、

「人と会うと、回復する?それとも消耗する?」

というものがあります。
あなたは、どちらですかね?
僕はよほど親しい友人でもない限り、即答で「後者=内向的」です。

少し話がそれましたが、
そんな人見知りで内向性丸出しの僕が、
営業部の管理職として、
3年で300%の売上を出すことができた1つの要因は、
次のような考えがあったからなんじゃないかと思っています。

■成果を出すためには「3つのS」にアプローチする

ビジネスで成果を出すために、
僕は次の「3つのS(要素)」を常に意識してます。

①スキル
②精神
③仕組み

成果が出ていないビジネスや組織は、
この3つのどれか、または全てが欠けている状態なんですよね。
以下に詳しく解説していきますね。

①成果を出すための要素その1 「スキル」

階段駆け上がるサラリーマン

スキルとは、個人の能力や知識などのことを指します。
たとえば、営業職の場合でいうスキルは、
「お客様と信頼関係を築くための傾聴力」だったり、
「電話でアポをとるためのトークスキル」だったりします。

多くの人は、成果が出ないとき「その人のスキルがないから」と考えがちです。
そうすると、上司が営業同行してフィードバックするとかして、
その人にスキルを身につけてもらおうとしますよね。
もちろん成果が出ない原因は、スキルもあるでしょうが、
それだけにアプローチしてしまうと、思うように成果につながらなかったり、
いくらやってもあるところで成長が止まってしまったり
します。

なぜならスキルは、

「当人が身につけようと思わない限り身につかない」
「実際に身につけるのにかなり時間がかかる」
「そもそもの能力に個人差がある」

という特性があるから。

ビジネス本の歴史的名著である「7つの習慣」に、
「影響の輪」という考え方がありますが、
他人がスキルを身につけようと思って努力するか、
また能力の個人差などは、
管理職である自分の影響が及ばない、つまり「影響の輪」の外のものです。


「日本もブルキナファソみたいに一夫多妻制になれ!」

といくら願っても、僕らが生きているうちはおそらく叶いませんよね。
同じように自分ではない他人に「スキルをつけろ!」と言っても、他人の心や行動は、
思い通りにいかないものなんですね。

だからといって上司としては、あきらかにスキルが足りない人を、
やる気やポテンシャルがないから放っておこう、というわけにはいかない。

じゃあ管理職としてどうすればいいかというと、
成果を出すことに対しての、
部下のスキルという要素を、
自分が影響の輪の外(コントロールできないもの)ということを認識して、
中長期的な戦略として考えるわけですね。

スキル養成は上司の思い通りにはなりずらいですが、
逆にスキルがついてしまえば、
上司があれこれ指示や管理をしなくても、
部下が勝手に成果をだしてくれるようになります。

上司としてはめちゃくちゃ楽になるし、
本人にとっても大きなプラスになるのがスキルなんです。

なので、上司である管理職は、
部下がスキルをつける為の働きかけや支援は継続しつつも、
それはあくまで中長期的な戦略であることをまずは認識する。

そして短期的に成果を出さなければいけないときは、
スキル養成ばかりに頼らず、他のアプローチをする必要があることを、
しっかり知っておくのが大切なんでございますね。

※次回は、管理職として成果を出すために必要な「3つのS」の2つめ「精神」について書きます!
 最後まで読んでいただきありがとうございました!!!


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