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鍋の食材で作る、雪を散らしたかのような1皿「焼き鱈と白子の冬仕立て」


夜ごはんのお話



芳ばしく焼き上げた「」と「白子」。

そこに大根おろしを散らす。

まるで雪が降り始めたかのような一皿に。

鍋の残った具材で鍋じゃない食べ方。


本日のお品書き




  •  焼き鱈と白子の冬仕立て

  •  ほうれん草の辛子和え

  •  わかめの味噌汁

  •  白ごはん



焼き鱈と白子の冬仕立て



冬が旬の「」。

店頭に並び始めると、季節はだと感じさせられます。値段もお手頃で今の時期食べたい魚の1つ。その隣には「白子」が並んでいて、セットで食べたい欲を掻き立てられます。


冷蔵庫を満たす「鍋の食材」。

最近寒いのでよく鍋を作ります。冷蔵庫には「白菜」や「水菜」、「きのこ」などが大量に常備されています。少量で野菜を買うと割高になってしまうので、常に鍋の食材で冷蔵庫が満たされている状態。


鍋以外が食べたい気分に。

段々と、鍋が続くのも飽きてきます。たまには違う料理も食べたくなります。おいしくて、温まるんですけど、、、どうしても鍋以外を食べたい衝動に駆られて、悩んでしまいます。


そんな鍋の食材を使って、鍋じゃない料理を作ろうと企みました。





こんがりと焼き上げた鱈の身と白子。
鍋とは違う、芳ばしい香りが漂ってきます。

白ねぎときのこもしっかりと焼いて、
香ばしい香りを付けることに。


水分の少ない「辛味大根」をすりおろして。
最後に散らせる準備をしておく。





雪が降り始めたかのようなプレート。

こんがりと焼いた食材の上から、散らせた大根おろし。底には、水菜を敷いてポン酢が焼いた食材につかないように。

少しずつ和えながら食べ進める。



食べる前の香ばしい香り。
食欲を掻き立ててくれます。

サクッとした食感に、
鱈の身がほろっと解けてくれます。

シャキッした水菜と一緒に
鱈の味わいが広がります。



サクッ、トロッの「白子」。

表面はこんがりと芳ばく、
その後、トロッととろける白子。

ギュッと鱈のうま味が詰まっています。
幸せの味です。



箸休め的な野菜。

焼きた白ねぎやきのこで一休み。
ポン酢と合わせて、さっぱり。



 ○ 材料 ( 1 人前 )

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  •  鱈     : 100 g

  •  白子    : 100 g

  •  水菜    : 50 g

  •  きのこ   : 20 g  

  •  辛味大根  : 50 g

  •  小麦粉   : 適量

  •  ぽん酢   : 適量

  •  ねぎ    : お好み

  •  ゆず皮   : お好み



 ○ ポイント

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  •  大根おろしを絞る

 辛味大根は水分が少ないので、おろしたてでも散らせやすいです。普通の大根になると水分が多いので、水分を絞ってから使うと散らせやすです。
 みぞれ仕立てでよければ、水分が多くても良いかもしれません。


  •  食材に焼き色を付ける

 焼色を付けることで、見栄えが良くなり、芳ばしい香りで料理もおいしく感じることができます。すこし手間ですが、見た目と香りで料理を楽しむことができます。



 ○ 作り方

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1. 食材の下処理

  •  水菜をざく切り、白ねぎを一口大の輪切り、きのこを解しておきます。

  •  辛味大根をすりおろしておきます。

  •  鱈の身と白子を一口大に切っておきます。

  •  鱈の身と白子に小麦粉をまんべんなくまぶします。


2. 焼く

  •  フライパンに油を引き、[1.]の野菜に焼色をつけて、火を通します。

  •  焼き上がったら取り出して、鱈の身と白子を弱-中火で焼き、両面に焼色をつけて、火を通します。


3. 盛り付け

  •  お皿に水菜を敷いて、ポン酢をかけます。

  •  その上に[2.]で焼いた野菜と鱈を盛り付けます。

  •  仕上げに大根おろしとお好みの食材を散らして完成。



まとめ





鍋の食材は余っているけど、鍋じゃない気分。

旬を迎える「鱈」をおいしくいただけました。
そんな気持ちの時に作った見た目も楽しめる1皿。

鍋に飽きたら、アレンジしてみてはいかがでしょうか。




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あとがき
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「幼少期の頃」と「今」の鱈料理の感じ方。

「フライ」や「ムニエル」夕食に出てきました。食は進みましたが、なんだかテンションが上がらなかった記憶があります。

今回、そんな鱈も今回久しぶりに食べてみるとすごくおいしく感じました。改めて、味覚が変化したことを感じました。

幼少期に嫌いだったものも、今食べるとおいしく感じられるかもと思うと、なんでも食べれる気がしてきたこの頃です。




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「すき」すると、おいしい「夜ごはん」が、、、。 「すき」の数だけごはんがおいしくなる気がします。