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雑記

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ただの日記
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#音楽

楽な道

楽な道

約束を反故にすることについて考える。

僕は自分で言うが記憶力も要領も悪くない。

ただ世間にはどちらも悪い人が多くが居て、何の因果かケツを拭いてやる場面が多々ある。

それにつけ込んで悪意を持って接してくる人すらいる。

他人に期待も信用も預けないことが一番楽だ。

自分には究極の減点法で完璧主義であっても、その型は他人に当てはめられない。

他人は加点法。
僕の周囲には大勢の0点が集まった。

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銀紙

銀紙

少し前からしているけど、TwitterとInstagramの投稿頻度を落とす。

バンドのために仕方のないことだと思い耐え続けてきたが限界を感じてきた。

バンドのために何度も告知したり、色々と気遣ってへつらったり、日記とは違う真面目な文章を考えたりすることに疲れた。

SNS運用という義務から離れて気が向けば投稿できるメンバーが羨ましく妬ましい。

元々自分の思いを記すことは好きだが、他人に生活

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天使

天使

静寂が切り殺すように柔らかく、温かい声を求めていた。

少しずつ少しずつ背丈の縮む蝋燭に愛おしさを感じながら妬ましい。

良い色で生きなさいというあなたの言葉は、今となっては僕のサバクタニでしかなく、牙を剥く気力すら湧かずに老いていく。

僕は短くない期間を生きながらえて、何を得て、何を失ったんだろうか。

全てが簡単にいったことはないが、全てが難しくもない、誰もが辿れる轍だからこそ振り返ることが

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晩年

晩年

久しぶりの日記。
はきだこに関してはメンバーにすら話していないこともあるので、あわよくばメンバーも買えばいいと思ってる。

第一回か三回まで思いつきで突っ走ってみた。
興味あれば読んでみて欲しい。

曲を書かなきゃとは思ってるけど、こうやって文章を綴ることの方が楽しくて筆は進んでいない。
苦しい曲ばかりで書きたくなくなることの方が多い。
ただはきだこを始めたおかげで日記のハードルが下がった気がして

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若草の神戸

久しぶり。

ツアー(めちゃくちゃちょっとだけ)が終わった。
ばたばたと忙しい日々の羅列で、一人で出来る限界を知った。
もっと他人を頼りたいが、そうも思わせてくれない出来事も多かった。
なんしかおれは少しの間、休養する。
溜めてた本を読むことにしている。

ツアーについて書こうと思う。
結論から言うと「まだまだいける」
どのイベントも楽しかったし素晴らしい出逢いが多かったけど、これで満足はしていな

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昨日と今日のモノローグ

お久しぶり。
元気でやってるよ。

少し前は、薬を飲んだり飲まなかったりすることで、頭が痛くなったり本当に動く気がなくなったりした。
これも含め僕なんだと受け入れる準備に入ったと同時に、少しずつ、幽体離脱のように胸の辺りから悲しみの温度が体内と体外に分離していく。
感情が薄れていくことは少し怖い。
徐々にで良いから、この温度の交換を繰り返して、生に執着していたい。

ただ、そうは言ったものの、創作

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月のクロール

8ヶ月ぶりに新曲を書いた。
心身に不調をきたしてからというもの、音楽には触れ続けたが全く曲が書けなくなった。
いつも「これで終わりか」と不安になることに慣れてしまい、「もうそれでもいいかもな」と思ってきている。
弾き語りでのライブを誘われ、特段楽しみにしていたわけではないが何かしたい気持ちはあった。
それがこうして曲となったのだから、まだまだエネルギーもアイデアも枯渇していないようだ。

対岸の月

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光の溜まり場

あけましておめでとうございます。

今年は自分のために生きよう。
そして、年が明けてめでたい日くらいは明るく朗らかな言葉を選んで日記を綴ろうと思う。

年の瀬、InstagramとTwitterに昨年のことを振り返った文章を書いた。
鬱に近い病名をもらい、かねてからの文章を書きたいという思いでnoteを始めた。
伝わりやすい言葉選びや文章のテンポ感を養う練習、そしてなにより自分を知る良い機会となっ

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バニラ

年が明けてからのことを考えると少しだけ希望が見えてきた。
膜が張った景色を少しずつ目を凝らして、小さな凹凸の質感を見つける。
寒さをめいっぱい肌で感じて、夜になろうとしてる時間を歩く。
体をねじ切るほどの出来事が押し寄せて、何とか立っていた一年。
来年は救われずとも、少しずつ回復していければいいな。
曲がる淵を行ったり来たりする毎日で、ただみんなが健やかでほんのちょっと幸せだったり辛かったりを感じ

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恋慕

死ぬまで一生、こんな感じなんだろうなと思う。
いつの間にかなあなあで25年を生きて、あと何年生きられるか分からず不安なまま今日を無為に過ごす。
27クラブなんて馬鹿馬鹿しいと思ってきたけど、そんな歳があと5つの季節が巡ると来る。
なんて話、クリスマスにするべきじゃないな。
何かやり残したような柔らかな後悔をしてるのだろう。

本を買った。松本隆の言葉の教室。
まだ冒頭しか読んでいないが、彼の詩は"

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橋の上から違う時を見て

luteさんのセレクションにdatkidsのglenが選ばれた。
AIのりんなさんがアートワークをデザインしてくださり、素晴らしい絵と共にdatkidsを聴いてもらえるようになった。

自分の詩がこのように二次創作に繋がるのはとても嬉しい。
以前、活動していた一行あけてというバンドでも、ライターの方が記事の中で取り上げていただけた時もそう、受け取ったものを別のパッケージで提示してくれるのは、勉強に

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また何処かで

アンビエントミュージックやノイズミュージックが好きだ。
Low-key dub infectionは僕のソロ名義で、音楽をより非音楽的に表現したくて始めた。
なんとなく、求められるものを作っている感覚が嫌で、バンドとしてのパッケージングを辞めた。
もっと抜本的な、音楽を聴くときの感情を取り出すことと、僕の脳内をそのまま焼き回せるコンテンツが、その頃の僕には必要だったのだと思う。
友人には「本当に音

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拍動の残数

datkidsというバンドを動かす、芯というか核というか、そんなものを担って2年。
"morning fog"という曲から生んだ短編小説のようなものを、見様見真似で投稿した。
フィクションとノンフィクションの入り乱れる、遠く玉ボケした風景のような作品を綴りたいとずっと思っていた。
誰も届かない、だからこそ形になり得るものを書き続けていく。

noteがどのようなものかまだまだ理解していないけど、日

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