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売上目標を立てた一年を振り返って。

数年前に、会社の売上目標を立てて、一年突っ走ったことがあります。
今では、なんでそんなモードだったのか、正確な理由すら忘れてしまいましたが、確かお金というものを理解したくて、キャッシュにフルコミットする一年にしようとしてたんじゃないかな。

無事にほぼ売上数値は達成できたのですが、特に何も変わらなかったのが自分でも意外でした。達成感もなく、虚しさもなく、あぁこんなもんなのか…というくらいの実感しかなかった。

そりゃそうなんだけど、夢とかやりたいことをベースに売上目標ってのは決まるもんで、売上目標そのものは別になんでもないんだよなと。

ふーむ。夢…か。自分にとっての夢ってなんだろうと思うと、なかなか難しい。

「家族と幸せに暮らす」とかは別に夢じゃない。それは、気分次第で別に今日からでもできると思うんだよな。
「早く隠居する」ってのはどうだろう。隠居したとて今と大して変わらないことをやるんじゃないかと思うし、FIREできるほど儲けていない。
「豪華な暮らしがしたい」というのはどうかな。いや、食事制限とかしているし、華やかな世界は向いてないからな。どっちかというと、山小屋でDIYな生活をする方が興味あるくらいです。

「世界の仕組みを知りたい」「ちょっとマシな世界にしたい」とかはあるかもしれませんが、これらは具体的に何かやるというよりは、日々の仕事を通してしか叶わない夢なんじゃないかと思うので、ひとまず仕事を楽しんでいる現在は、すでに夢が叶ってるとも言えるわけで。
他の方法は、世界中を旅するとかかな?それはそれでやってみたいような気もするけど、ちょっとめんどくさくもあるんだよな。

というわけで、ただただ生きてるというか…あらためて、僕は夢とか考えるのにそもそも向いていないんだろうな。

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