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訃報を受けて。

高橋幸宏さんの訃報から、間を開けず坂本龍一さんが亡くなってしまった。
YMOは世代的にあと追いな上に、インストってこともあってあまり熱心に聴かなかったのだけど、20代のある時くらいに「あれ?これ物凄いじゃないか」と気が付いてからは割と熱心に聞くようになった。

人力であること、実は元々すごくアイロニーに溢れたコンセプトありきなスタートだったなど、当時の周辺情報をちょこちょこと調べるとますます好きになった。なんかBGMをずーっと聴いていた思い出があります。

今も古びないのは、記号的・匿名的だからだろうか。目線がめちゃくちゃひいているというか。泣かせないように、挫けさせないように絶妙なコードと構造で作ってある。

ちょうど今年の初頭に写真の分厚いYMO本を買ってあったので、少しずつ読み進めたりしていると、あぁこうしてこんなに元気に色々話していた方が亡くなられてしまうんだなと、改めて実感が出てくる。冥福をお祈りいたします。

オトナのビートという曲を作ったことがあるんだけど、これ実はビートを坂本龍一さんの「千のナイフ」を参考に組んだものです。レゲエのワンドロップのビートをすごくマシナリーなビートで組むっていう。他にもすごく細かく色々と影響を受けました。

どうせ死ぬんだから、みんななるべく長生きしようぜという気分。

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