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この税法改正、アーティストはどうしたらいいんだ。

「副業300万円問題」なる問題があることを先日初めて知った。

要は300万円以下の収入は雑所得ということで、これはまぁ多くの売れないアーティストにとって随分とやりにくいことになると思っています。

音楽で言うと、1曲あたりの売り上げってすごく薄いので、ある程度、色々楽器だのなんだのを先行投資しつつ、たくさんの曲を作ることで、結果的にそこそこの収入となるわけです。

曲が作る間、売上が少ないけど機材を買ったりするから、赤字の期間が長いってこと。これは、例えば書籍を書く人とかも先行して資料を買うかもしれないし、映像なんかでも先行して機材は必要ですよね。そういったものが事業として認められなくなるから、特別控除も還付もないよと。

別に還付が欲しくて恐れ慄いているわけではないです。自分自身で仕事と思ってやっていても、それは趣味だと、国側に判断される恐れがある…みたいな側面があって、なかなか大変な問題なんじゃないかと思っています。

「今は稼げてないですが、いつかヒットを出すことを夢見てます。別の仕事をせざるをえないですが、本業はアーティストだと思っています。」って頑張る人に、「いやでも、それ稼げてないから趣味でしょ?」って誰も言えないでしょう。

随分と細々とした吸い上げをするもんだ。所得の多い方からもっとしっかりとったほうが楽だろうに…と思ったりします。
いや、そもそも税金のこと、あんまりよくわかってないので、違っていたら教えてください。

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