話を聞いてもらうことが一番の癒しになるから。
今日はメンタルクリニックの日でした。
以前は少し憂鬱になる日でしたが、最近は行くのが少し楽しみになっています。多分、カウンセラーの方との相性が合っているからです。
カウンセリングを受け始めて良かったです。
私の通っている病院ではカウンセリングコースが30分と、60分が選べます。保険適応外なので、少し高いです。なので、そんなに頻繁に受けることが難しい。今は1か月に1回~2回(1時間と30分)などで無理なく通っています。
カウンセリングでありのまま飾らない話を傾聴してもらうことがどれだけ大事なことか、通うようになって知ることが出来ました。普段会社やプライベートの友達や知人でも、自分の話を一方的にありのまま話すということはなかなか困難だと思います。また、相手も仕事ではないので、興味のない話はスルーしているのがわかるし、どうしても自分の性格上、「聞いてもらって悪いな・・・」と思ったりします。人を気にしすぎる性格だから、メンタルがやられてしまうわけですが。
”お金を払ってビジネスとして真剣に聞いてもらえる”、ということが私にとって一番いい距離感であり、身近な人ではないのでなんでも心置きなく話せて、尚且つ優しい、ということがとても癒しになります。
同時に相手は聴くプロです。こちらが話しやすいように相槌をしてくれるし、嫌な顔は全くしません。ちゃんと話も最後にまとめてくれるので、「この人聞いてるのかな・・・」という独特の嫌悪感もありません。
ただこちらは本当に相性だと思うので、「合わないな、癒されないな」と思ったら、すぐに心理士さんや病院を変えるのがベストだと思います。
今は精神的な病気になってない方でも、ご自身のメンタル安定のためにカウンセリングを受ける方が増えてきているそうです。
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今日のカウンセリングは30分コースでした。30分ってあっという間です。
心理士の方とは6月からのお付き合いなので、私の性格をだいぶわかってもらえている気がします。
「客観的に私の復帰はそろそろ出来そうですか?」とお聞きしたら、
「まるさんは、まだ、もう少しお休みした方がいいかもしれない。多分、まるさんの性格上、会社に行ったらまた以前と同じように、真面目に働けると思うよ。でも、きっとまた無理してしまう。」
私は頷く。
「会社にとってはメリットだけど、またまるさんが苦しくなって、再び休職してしまうかもしれない。私は何人もそういった患者さんを見てきました。
まるさんは人当たりが良いから、自分が嫌だなって思っていても、人がずけずけ心に入ってきたり、仕事を押し付けてきても、断れないと思うの。ずっと人の愚痴を聞き続けてしまったりね。愚痴を言い続ける人は、寄生出来る人を見つけると、誰でもよくて、パラサイトみたいにずっと吸い付くから。それでまるさんが疲弊してしまう。」
私は深く頷く。
「人に頼られたりすると断ることができません。対面した人の役に立たなきゃって頑張ってしまうんです。でも、本来、興味ないことは興味ないタイプです。自分の心以上に無理してしまうんです。疲れても人の愚痴を聞き続けてしまう。」
「でしょ。だから、今はしばらくご自身が没頭できるアウトプット、noteやyoutubeで自分を見つめる時間を大事にした方がいいと思いますよ。きっと見えてくるものがあるから。アウトプットに夢中になることは決して遊んでるわけではないですから。治療の一環です。」
私もまとまらない吐き出した話を、優しくすっと心理士の方が救ってくれました。ありがたい。
カウンセリングルームを出て、最近のもやもやしていた気持ちが少し整理整頓された気がしました。
そのあと、少し待合室で待ったあと、名前を呼ばれて診察でした。
先生に
「同じ会社の方に悪く言われてるみたいで・・・」
と吐き出してみると、
「その人は精神科の方ではないから、無視で大丈夫です。休んでいるのは遊んでいるのではなく、治療なので。当事者じゃないとわからないんです。
今はしっかりと自分のペースで万全になるまで、休みましょう。無理して復帰しても再発する可能性が非常に高いです。しっかり治療していきましょう。」
と頼もしくも励みになる言葉と、心理士さんと同じ”焦らないこと”を強く強調されました。
休職してる人はどうしても焦ってしまうみたいです。今まさにそうです。先生の言う通り社会復帰して再発することは避けたいです。
焦らない、無理しない。
自分が思っている以上にメンタル系の病気って複雑で、難しいものだと思うんです。
だから、そっと優しく向き合っていきたいと思います。
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実家に帰った時に全力で掃除した動画作りました。
掃除で心の垢もすっきりです。
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