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神谷貫太| MLBブルペンキャッチャー
2021年4月30日 20:12
PL学園の入寮初日、PL学園野球部の伝統行事である”系列”の先輩への挨拶を僕はガチガチに緊張しながらおこなっていた。PL学園の野球部には系列という縦の関係が存在し、一年である僕らは、二年生と三年生に一人づつ系列の先輩が存在する。早い話、一派や弟子と言ったところか。入寮初日、二年生の系列の先輩にまず挨拶をし、寮内や硬式野球部としてのルールを叩き込まれる。あまりにそのルールが多いので僕たちは細
2021年4月29日 23:23
この時のために生きてきた。時刻は深夜3時。僕たちはゴキブリの如くクッキング室へと忍び込み一年生だけの静かなる宴を開催しようとしていた。1日の全ての仕事を終わらせた深夜3時。最後に食べ物を口にしたのは夕方の6時。ほとんど味のしない食堂の晩飯を流し込みその後ぶっとうしで9時間の労働を終わらせた。空腹とメンタルは限界を迎えていた。このまま寝ることも可能だが今眠ってしまってはメンタルが回復しない。
2021年3月29日 20:03
世界の平和 ねがいつつ海の内外 陸のはておもいはるけく 若人のたからみなぎり 雄飛せんPL学園 魂極る栄光の道 樹つるなりああ PL PL永遠の学園 永遠の学園この歌詞がPL学園の校歌の三番です。個人的にはPLの校歌の中で一番好きな歌詞です。僕は、この歌の歌詞から感銘を受けて自分が海外に出るきっかけになりました。PLには「世界平和の為の一切である」という教えがあります。この世
2021年3月27日 16:46
”燃ゆる希望に いのち生き高き理想を 胸に抱く若人のゆめ 羽曳野の聖丘清く 育みてPL学園 永久に向上の道 進むなりああ PL PL永遠の学園 永遠の学園” 作詞 湯浅 竜起作曲 東 信太郎制服を着た僕は、この伝説ともいえる校歌を教室で歌っていた。この校歌には嘘か本当か分からない、いくつもの逸話が残されている。PLが初めての甲子園出場を決めた年、PL学園の校歌は