Q&A:治療方針の選択肢
今回は頂いた質問に答えるnoteです。考え方の選択肢の一つとして参考に読んで下さればと思います。
治療の選択肢
どのような治療を適切として判断しているのか?先生の方針は各々異なります。患者に伝える事・伝えない事もそれぞれなので、今の担当医の方が仰っている事が全てではない事を知って頂きたいです。
私も何度も精神科を受診して、転々としました。先生によって言われる事や治療の方針が全く違ったのは驚いた学びでした。
精神は心の事です。摂食障害は人によって「発症の原因」や「症状」も異なるので本人の回復の手順で体と心の回復ができるなら、それでいいんじゃないかと思う私です。
私は精神科に罹った当初は「回復の意思がない」状態だったのですが最終的に回復の意思を持って行動してからは、先生の力を借りなくても回復までに至りました。
アドバイスや体の症状の悩みだけは内科医やかかりつけのお医者様に相談するべきだと判断して、そうしていました。
心の事や自分の食べたい物を好きなように食べる練習では、自分の心を言葉や意見で抑制しないように意識しておりました。
誰かに言われたままの通りに食事を摂っていたら、誰かの言葉や意見がないと判断出来ない自分になってしまうと危機感があったからです。
質問者様の仰る通り、自分で選んで体と心の回復の為に行動できるなら自分の信じた事をやってみるほうが私は良いのかなって思います。
先生の指導や監視下(入院など)の生活が必要なのは、低体重で命の危険があるけれど「回復の意思が持てない・行動に移せない方」がエネルギーを蓄える為に必要なのかなって思います。
選択肢は沢山あるということです。好きなように食べる事が大事なので、植物性に変えたところでこれからの自分にとって良い影響になるかは曖昧なものです。
個人的に凄く疑問感を抱いたのは、お医者様が植物性のものを推奨する事ってほぼありえないはずなんです。(心の病気の精神疾患だからこそです)
動物性の栄養があるんです。肉・魚・乳製品・卵に含まれる人間の大事なエネルギーがあるので、デザートに含まれてる栄養もあります。おやつも大事な栄養です。
質問者様の体の状態や年齢が私には分からないのですが、植物性の食べ物に限定すると、不足する栄養素が出てきます。お医者様のアドバイスにとても疑問を感じました。
マイルールみたいな、こうであるべきを手放す回復期だと捉えているので何か制限付きの食事ってやる意味がないような気がします。これも私の意見なので選択肢の一つとして参考にして頂けたらと思います。
空腹感の麻痺
回復期では、脳の防衛反応で「食べて(過食欲)」が出されます。それによって満腹中枢も鈍っていきます。
ですが、満腹感を感じて食事ができなかったら体は回復から遠のくので、あってくれて嬉しい反応だと捉えています。
体の回復と共に脳も安心して、過食のサインを出さなくなります。次第に空腹感も満腹感も戻っていき食欲も安定するので、安心して食べ進めて欲しいと思います。
食欲があるなら、好きなように食べて回復させていく回復期だと意識を持ってみるといいかもしれません。
最後に
回復期では、誰かの言葉に心が左右されたり、自分のベストアンサーを模索している時間なので、何を信じていればいいか不安になったりすると思います。
私は自分の決めた事を信じてトライするっていう行為が出来ていなかった心の問題を抱えていたので、自分が決めた事を怖くてもやってみる事を意識して回復に至りました。選択肢は自分で用意して選んでも良いんです。参考になればと思います。
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