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mKyKと申します。インターネット以前の商用BBSからのネット生活歴が30年を超えまし…

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mKyKと申します。インターネット以前の商用BBSからのネット生活歴が30年を超えました(´・_・`) こちらでは、私が愛して止まないスポーツ(特にアイスホッケーやサッカー、F1,WRC等のモータースポーツ全般)の事を思いついたまま綴っていきます。

最近の記事

熱狂と楽しみと普及のはざまに…

野球やバレーボールは「ゴールがない」という意味で特殊な球技(相手のいないところにボールを落とす)と思うが、それ以外はほぼ「ゴールに球を入れる」というシンプルなものである。なぜこんな単純なものに人々は熱狂するのか? 子供の頃は、この単純なルールがわかりやすいし、それだけにプレイするには楽しみがあるのだとおもう。そしてその地域ごとでさかんなスポーツ、それがサッカー・バスケットボール・アイスホッケー・ハンドボール・フットサルだったりするわけだと思う。 ただ普及という意味では「気軽に

    • 徳島「事件」勃発…

      先日、J2徳島の吉田達磨監督が解任された。 たしかにシーズンインしてからリーグ戦で1勝5敗1分の勝ち点4で20位。 内容も得失点差-7とやられっぱなしであった。 またルヴァン杯でもJ3の長野に1-5で敗戦。 一般のサッカーファンからしても、この内容があまりにも…というのはわからないではない。 現時点(2024.4.2)で19位の群馬、18位の水戸も勝ち点は5で、ある意味似たりよったりの成績。しかし、まだどちらも監督交代の判断には至っていない。 他スポーツからビギナーウォッチ

      • スポーツ観戦は「高級な趣味」に?

        ことしも国内のJリーグが開幕し、基本「春~秋」制の日本のスポーツはシーズンインとなりましたが、楽しんでおられますか? プロ野球にしろ、サッカーにしろ、一部のいわゆる「熱血サポーター」以外の方は、ホームゲームを見に行ったり、都市圏であればその範疇でスタジアム観戦をされ、またはTVなどの中継を観る方がほとんどでしょう。 しかし、いわゆる「無料放送」の地上波TVからはスポーツ全般の中継が減少してきている。考えられる理由はいろいろあるのでしょうが、やはり裾野のファンを増やすには、「

        • 日本のアイスホッケーはどこへ?

          先日、かねてより発表予告のあった、北海道ワイルズの今後の活動について公式会見がおこなわれた。 まずは、そちらをお読みいただきたい。 アイスプレスジャパン 記者会見文字起こし その1 アイスプレスジャパン 記者会見文字起こし その2 ワイルズ 2024年1月27日 記者会見フルバージョン アジアリーグへの加盟申請を見送った経緯について、大きく以下の理由が挙げられている 1 アジアリーグ側より 「釧路市が一体となったチームでないと認められない」 2 釧路市側より 「釧路

        熱狂と楽しみと普及のはざまに…

          【アジアリーグアイスホッケー】1/21 HC栃木日光アイスバックス vs 東北フリーブレイズ戦 観戦

          2024年最初のホームゲーム観戦。この日の日光地方は大雪の予報もあったが、幸い気温が高かったために降雨となり、道路状況もチェーン規制なしとなった。 この土日2連戦、前日のゲームは3-2と逃げ切って勝利。しかし、このカードはだいたいいつも「荒れる」。そうなった時に連勝できるのか、はこのチームの課題。数字的にレギュラーシーズン2位までのプレーオフ進出圏内は現実的には難しくなっている。やはり同一カード2連勝できないとこれは難しい。先週のカード、RE北海道の2連戦は土曜に2-8の大敗

          【アジアリーグアイスホッケー】1/21 HC栃木日光アイスバックス vs 東北フリーブレイズ戦 観戦

          アジアリーグアイスホッケーどうなる?

           本日2023年12月29日に釧路を本拠地とするプロアイスホッケーチーム「北海道ワイルズ」がアジアリーグへの加盟申請を辞退した事を発表した。  これは、日本アイスホッケーの歴史の中で、トップリーグと対等に渡り合える実力を持ったチームが、トップリーグへの参戦を見送った、という大事件である。  少し説明をする必要があるが、昨年までアジアリーグに加盟・参戦していた「ひがし北海道クレインズ」は3年前に親会社の日本製紙が釧路工場閉鎖にともない、廃部した「日本製紙クレインズ」をクラブチ

          アジアリーグアイスホッケーどうなる?

          【アジアリーグアイスホッケー】12/24 横浜GRITS vs HC栃木日光アイスバックス戦 観戦

           全日本選手権はアイスバックスが3度目の栄冠を掴み、東北フリーブレイズとのゲーム内容も素晴らしいもので、本当に感激しました。 さて、その2週間後のアジアリーグ年内最終カード・横浜GRITS vs HC栃木日光アイスバックス戦が12/23・24に新横浜スケートセンターで開催された。 12/23のゲームは行けなかったので見逃し配信で見たが、結果としては5-4で逃げ切った。このゲーム、アイスバックスのFW#18古橋選手が怪我で長期欠場となり懸念材料となったが、常に先手で得点を重ね、

          【アジアリーグアイスホッケー】12/24 横浜GRITS vs HC栃木日光アイスバックス戦 観戦

          日本アイスホッケーの歴史(6)

          2022-23シーズンは新型コロナウィルスの対策も進み、3シーズンぶりにアジアリーグとしての開催となるが、ロシアチームの参戦はなくなり、コロナ禍のあいだに韓国もデミョンキラーホエールズが廃部となり、アニャンハルラから改称したHLアニャンのみとなり、6チーム体制となる。各チーム8試合総当りの1チーム40試合開催となり、声出し応援も徐々に解禁となる。しかしコロナ禍による入場制限が解除されたといはいえ、この2年間で観客の減少は各チームとも著しく、客足がコロナ禍以前にまで回復するには

          日本アイスホッケーの歴史(6)

          日本アイスホッケーの歴史(5)

          韓国でのオリンピック開催後の2018-19シーズン。参加8チーム体制は変わらず。しかし日本4チームとの対戦は4試合総当りの1チーム16試合、その他韓国、ロシアチームとの対戦は6試合総当りの1チーム18試合、合計1チーム34試合の変則開催となった。 レギュラーリーグはデミョンキラーホエールが初の1位、2位にPSKサハリン、以下アニャンハルラ、日本製紙クレインズ、王子イーグルスと続き、ここまでの5チームがプレーオフ進出となった。 またこの年の12月、釧路に本拠地を置く日本製紙クレ

          日本アイスホッケーの歴史(5)

          日本アイスホッケーの歴史(4)

          2012-13シーズンも同じ7チームによるリーグとなる。 レギュラーリーグは王子イーグルスが2位に22ポイント差をつけて、首位を独走。東北フリーブレイズ、日本製紙クレインズ、アニャンハルラがプレーオフに進出する。 プレーオフファイナルには王子イーグルスと東北フリーブレイズの対戦となり、3勝1敗で東北フリーブレイズが実力での初のチャンピオンを勝ち取る。 創部4年での単独優勝は最短記録となった。 2013-14シーズンは2018冬季五輪の開催のために韓国チームの体制強化が図られ

          日本アイスホッケーの歴史(4)

          日本アイスホッケーの歴史(3)

          2007‐08シーズンは中国チームが浩沙は、長春富奥を吸収し、中国浩沙と改称したが、開幕直前にNHLのサンノゼ・シャークスとの業務提携により誕生した「チャイナ・シャークス」として参戦。これにより中国チームは1チームとなり、アジアリーグは7チーム体制となる。 日光神戸アイスバックスは運営会社が撤退し、チーム発足以来3度目の変更となる「栃木ユナイテッド」が運営する事となり、日光と神戸のダブルフランチャイズも終了し、HC日光アイスバックスと改称。サッカー解説者としても著名なセルジオ

          日本アイスホッケーの歴史(3)

          日本アイスホッケーの歴史(2)

          日光アイスバックスは、発足から2年で当時の運営会社が撤退。 最終的は地元の実業家である故・高橋健次さんが運営会社を発足して、チームは継続。 しかし、廃部した札幌の雪印を前身としたクラブチーム、「札幌ポラリス」は発足初年度は雪印からの資金提供で日本リーグ参戦を果たした(リーグ5位)ものの、翌年は雪印からの支援なく、運営資金が確保出来ない事から2001-02シーズンの第36回リーグを以って日本リーグから撤退。これにより2002-03シーズンの第37回リーグは5チームによるリーグ戦

          日本アイスホッケーの歴史(2)

          日本アイスホッケーの歴史(1)

          アイスホッケーという競技、ウィンタースポーツの中での球技(パック)として唯一無二のもの。特に北米では32チームで構成されるNHLが四大スポーツとしてあげられている。しかし、今の日本ではマイナーなスポーツとして甘んじている。 ここで日本でのアイスホッケーの歴史を振り返ってみる。 手元に一冊の雑誌がある。雑誌の名前は「アイスホッケーマガジン」(ベースボールマガジン社発行・現在休刊)だ。2000-2001シーズンの12月・1月合併号に「20世紀アーカイヴス」という特集が組まれてい

          日本アイスホッケーの歴史(1)

          第91回全日本アイスホッケー選手権大会

          2023年12月7日から12月10日まで新横浜にて、「アイスホッケー日本一」を決める「第91回全日本アイスホッケー選手権大会」が開催されました。 ・優勝のゆくえ ・運営について ・優勝の瞬間を体験 について感じた事を書いてみたいと思います。 ・優勝のゆくえ いつもであればアジアリーグ参戦の4チームがシードされるのだが、今年は前回準優勝・実業団からクラブチームの流れにあった釧路のチームが選手全員離脱で不出場(アジアリーグからも脱退)し、離脱した選手・スタッフで結成された「北海

          第91回全日本アイスホッケー選手権大会

          2023 J2 PLAYOFF 東京ヴェルディ ✖ 清水エスパルス 観戦

           今年は自分がサッカーにどっぷり浸かる一年になりましたね 笑 スポーツという「勝負事」、勝者が生まれれば、必ず敗者がいる。もちろん勝った側のサポーター諸氏は特に「J1昇格」という大きな「果実」を味わうことができた。けれどそれは対戦相手が居てのこと。特に今回は「古豪同士の対決」「J1昇格」「国立競技場開催」「53,264人の観客」という様々な条件が重なった「特別な一戦」。ホントにその場所に居ることが出来たことは、いちスポーツファンとしてすばらしい体験になりました。  ゲームの

          2023 J2 PLAYOFF 東京ヴェルディ ✖ 清水エスパルス 観戦

          理想の(サッカー)スタジアムとは? その3

          つづき  さて、いろいろ書きましたが 理想のスタジアムの条件は以下のとおりと提案します。 ・もちろんJ1基準を満たしている事 ・快適な観戦環境(椅子や屋根)が整備されていること ・交通が便利な場所、もしくはアクセスが確保されていること ・永続的に運用できる(管理コストを含めて)体制やつくりとなっている事 ・ゲーム開催時以外も「いこいの場」として役割が果たせること と思います。 スタジアムグルメももちろんいいし、地域の活性化につながるので期待したいですが、出店し易い環境や双方

          理想の(サッカー)スタジアムとは? その3