第3回「トラウマによる解離からの回復」研究会

2021年1月中ごろから「トラウマケア系研究会」という名前で研究会を作り、メンバーを募集しました。

この研究会はひとつのテキストを読んで終わりという形式ではなく「トラウマケア」というテーマで継続的にさまざまな本や論文を読んでいきます。

参加メンバーはトラウマケアやスキーマ療法や愛着問題に関心のある人を募りました。今回の課題図書である『トラウマによる解離からの回復』では、他分野交流をしたかったため、院生またはそれに準ずる有識者に声をかけてレジュメ担当してもらうことになりした。

この研究会は課題図書の購入が必須になりますが、途中からでも参加したい方は、下記の記事をご覧ください。

●説明書

●これまでのレジュメ

●これまでの議論

●当日のレジュメ

今回はレジュメ等の作成が初めてという方にレジュメ作成を挑戦してもらいました!お疲れ様です!ありがとうございました!

第3回からは今回のテキストのメインになる「パーツ・アプローチ」についてがっつりと説明が始まりました。

構造的解離モデルを用いて、人の内面を「パーツ」という言葉で整理していきます。

レジュメではパーツ・アプローチや構造的解離モデルを用いて事例が詳しく説明されています!

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

●主要な論点


①「解離」という言葉の指す範囲について
②「人格」「パーツ」「モード」の関係性について(前回と引き続き)
③「パーツ・アプローチ」のデメリット/危険性(統合失調症や解離性同一性障害の誘発)
④課題テキストで提唱されているモデルとは何か
⑤非ブレンド化を促す手法
⑥「移り変わりshift」と「入れ替わりswitch」(と「ハイジャック」)の関係
⑦本書の事例で使われる手法とスキーマ療法のモードワーク(特に椅子のワーク)の共通点と相違点、融合について

サポートありがとうございます。みなさんのサポートは、スキーマ療法や発達障害、当事者研究に関する書籍の購入やスキーマ療法の地方勉強会、ワークショップ開催などの費用に充てたいと思います。