BOOKOFFを覗くたび、私は月10万あれば幸せに過ごせると確信する
金曜日は楽しみにしているピアノのレッスンの日。今日もツェルニーとドビュッシーを先生があれこれ興味深く解説してくださり満足して帰り道。隣接するのがBOOKOFFというのが良いのか悪いのか、通り過ぎることができません。
本を一冊書くのがどれほどの偉業か、noteを書いておられる皆様なら先刻ご存知のことでしょう。その力作がずらーっと並んだ棚の前に立つわくわくをなんと表現したらいいものか。
古本屋さんに目的の本があっていく人もいらっしゃるでしょうけど私はきょろきょろ本日のオススメを探す派。何も見つからず帰る日もあるけど今日は8冊もカゴに入れました。これで何日幸せに暮らせることでしょう。
家に帰って読書メーターというアプリでまずは皆さんの感想などに目を通して期待が膨らみます。それから100均で買った透明のカバーをつけます。110円で買った本が120円になりますがこのひと手間が丁寧な暮らしをしている気分になる大事なポイントだったりします。
さっそく『村上レシピ』をめくって今夜のおかずになるものを発見。なすなら冷蔵庫にあります。ほかにも35品、おいおい作ってみましょう。
ヘッセの詩集は一生そばに置いておきたい大切な本になりました。一行一行を味わうのにいくら時間があっても足りません。
『子育ては10歳が分かれ目。』という本は今は主に仕事に生かせるかと興味を持ちました。10歳11歳ごろの過ごし方が一生の道をつける大事な時期だと感じていたからです。
目次を紹介しますと第1章「男女の違いを知れば家庭は変わる」第2章「十歳の子離れ宣言からの育て方」第3章「お母さんの役割」第4章「お父さんの役割」第5章「思春期は親の真価が問われるとき」となっています。もっと早く読めば自分の子育てにも生かせたのに。
一番先にじっくり読み始めたのは佐野眞一さんの『あんぽん』。こちらは孫正義さんに関するルポルタージュです。生まれ故郷佐賀から育たれた福岡、父祖の地韓国の大邱、シリコンバレーはもちろん、親族や関係者に念入りに取材されていて読みごたえがあります。孫さんの日本への愛国心の強さが特に心に残ります。国籍の問題で教員や官僚の道をあきらめ、実業界に光を求めて情報革命への道をひた走る主人公を追いかける著者が描く鋭く執念深い伝記です。
穏やかに暮らすためにはお金の心配から自由になることが肝要です。難しいことはひとつもありません。収入より支出が少なければ何も問題はないからです。読書とnoteとピアノとゴルフが好きな私、ゴルフだけはお金のかかる趣味ですがいざとなったらするのをやめてテレビで観る専門でも全然問題がない程度。スマホの料金とYouTubeプレミアムの月額さえ払えば退屈せずに過ごせる気がします。
その前提になるのは資本である健康。宮沢賢治に倣って玄米粗食を基本にちょこちょこ現代風にアレンジするのが私なりの最適解。今日も心豊かな一日になりますように。
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