【読書】「進化」は性質が変わったことを表すだけ~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(VOL.458 2023.7.1)~
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事、第61弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号の特集は、「海をこえて小笠原へ。鳥とカタツムリ」です。
特集の中でも印象的だったのが、カタツムリについて語った千葉聡さんの記事。
なお小笠原でカタツムリが減った一因は、「農業害虫のアフリカマイマイ防除のために”自然にやさしい生物農薬”としてニューギニアからもち出され、コントロールが利かなくなって、世界に広がった」(p.15)ニューギニアヤリガタリクウズムシだそうです。人間が環境にやたらに介入してはいけないという、教訓ですね。
特集以外では、スペシャルインタビューの西加奈子さんの言葉が心に残りました。
私はまだその境地には達せませんが、目指したいと思います。
今年2023年4月の杉並区議選を扱った記事には、希望を感じました。
投票に行く人が増えれば、何かが変わることの証明だと思います。記事中に「『選挙に行こう!』と書かれたポスターを持って駅頭に一人で立つ『ひとり街宣』」が載っていましたが、私も選挙のたびにブログやnoteで、「期日前投票に行こうキャンペーン」を、ささやかながらやっています。
なお杉並区長の岸本聡子さんのインタビューは、「ビッグイシュー日本版」の429号に掲載されているそうです。
映画監督の三上智恵さんの記事中の、以下の一節にはぞっとしました。
その上で、忘れていけないのは以下の三上さんの言葉です。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間での定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
見出し画像は、今号が入っていた封筒のシールです。「小商い」で発送作業をしてくださった平川さん、いつもありがとうございます!
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