子宮筋腫36個摘出記録(⑦退院日 編)

子宮筋腫36個を、腹腔鏡手術&約10cm小切開で摘出した。記憶が薄れる前にまとめておく。

エンターテイメント性の薄い手記なので、今後子宮筋腫手術を検討している方の参考にどうぞ。

①入院までの経緯編はこちら。
②入院初日 編はこちら。
③手術当日・直前準備 編はこちら。
④手術当日・手術室〜術後 編 はこちら。
⑤手術翌日 編はこちら。
⑥手術二日後 編はこちら。
⑦退院日 編はこちら。
⑧退院二週間後 編はこちら。
【番外編】入院持ち物編はこちら。

ついに退院日。
痛み止めを毎食後に飲んでるおかげか、手術創の痛みはあまりない。
手術時に腹腔に詰めた炭酸ガスの影響と思われる、深く呼吸ができない横隔膜の筋肉痛みたいな状態がつらい。
また、それに連動してか胃の調子もよくない。
あまり食べれずげっぷが出て、食後や歩くときなど、胃が下に沈むタイミングで胃が固く苦しくなる。げっぷの時は横隔膜が痛む。
こういう影響が出てくるとは思わなかった。

まだ体をゆっくり慎重にしか動かせず、重いものを一気に持ち上げられないので、いつもより早めに荷造りをスタート。10時には病棟を出る予定なので朝食前にある程度片付けてしまう。

朝食。術後6回目の食事。これが病院食の最後。

食パン2枚、ジャム、コンソメスープ、魚肉野菜ソテー、大根サラダ、飲むヨーグルト。前日に申請して白米をパンに変更してもらった。
病院食はわりと口に合ってマズイと思うことはなかった。ただ、毎回似た味だからこれを毎日だと飽きるだろうな。お世話になりました！ 

看護師さんに最後の手術創チェックをしてもらう。
傷口は横一文字に盛り上がっているが、縫合糸で引っ張られているためなので、時間が経って糸が溶ければ平らになるとのこと。ほっとした。
また傷の上2cmくらいの一部範囲が触っても感覚が鈍く、切開にともなって神経が切れたのだろう。
神経は少しずつゆっくり回復するので、気長に待とう。

検温や服薬をしシャワーを浴びて、お腹をしめつけないワンピースに着替えて身支度をし、荷造りを完了。

退院記念写真。ノリノリ。

午前9時過ぎに主治医がやってきて、昨日の血液検査の結果で白血球が高く炎症反応が起きてるので抗生剤を処方します、一週間飲みきってくださいねと指示。
次の定期検診は一ヶ月後なので、それまでに高熱や激痛がしたら、すぐに病院の代表番号に連絡してくださいとのこと。

この主治医の方、最初から最後まで口元がマスクで見えなかったが目元を見る限り30代らしき女性で、診察、説明、話し方、執刀、全て安心して任せられる方だった。
看護師さん曰く、この病院の婦人科医はみんな偉ぶらず腕も良くて驚くし、特に私を担当してくれた主治医は人気があって外来診察日は常にパンク、大当たりなドクターだという。本当によかった。

最後にナースコールで看護師さんを呼んで忘れ物がないかチェックしてもらい、スーツケースを引いて病棟を出て、会計をして終了。

体力の合間を見てちょこちょこと歩く練習をしてたので、立ち座りやゆっくり歩くのは大丈夫。ただひたすら、胃の調子のわるさと息切れがきつい状態での退院だった。

以上、予定どおり四泊五日、子宮筋腫摘出手術の入院でした。

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