フォローしませんか?
シェア
よろづ萩葉@古典Vtuber
2023年10月9日 19:31
こんにちは!ばーちゃる古典オタクのよろづ萩葉です。今回は蜻蛉日記より、「うつろいたる菊(嘆きつつひとり寝る夜)」の内容を解説をします。蜻蛉日記とは平安時代の女流作家・藤原道綱母によって書かれた日記。藤原道綱母の本名はわかっていないが、更級日記の作者・菅原孝標女の叔母にあたる。浮気性の夫との結婚生活を思い出しながら書いた回顧録。原文 さて、九月ばかりになりて、出でにたるほどに、箱の
2023年10月9日 14:21
こんにちは!ばーちゃる古典オタクのよろづ萩葉です。今回は蜻蛉日記より、「鷹を放つ」の内容を解説をします。原文 つくづくと思ひ続くることは、なほいかで心と疾く死にもしにしがなと思ふよりほかのこともなきを、ただこのひとりある人を思ふにぞ、いと悲しき。人となして、うしろやすからむ妻などにあづけてこそ、死にも心やすからむとは思ひしか、いかなる心地してさすらへむずらむと思ふに、なほいと死にがたし。
2021年11月11日 18:28
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、源氏物語の一節『光る君誕生』の内容解説を記していきます。源氏物語とは紫式部によって書かれた長編小説。非常に長い物語で70年近い時間が描かれており、登場人物は430人を超えると言われる。物語なのでキャラクターも全て架空の人物だが、この時代の政治や生活につ
2021年9月26日 17:56
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、大鏡の一節『三船の才(ざえ)』の内容解説を記していきます。「さんせんのさい」、と読んでも間違いではないですが、古語では「ざえ」と読んで「技能、才能」という意味になるので、今回は「ざえ」と読んでいます。また、教科書によっては「公任の誉れ」と題されているものもあ
2021年7月20日 00:01
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、枕草子の一節『中納言参り給ひて』の内容解説を記していきます。現代語訳 中納言が参上なさって、(中宮定子様に)扇を差し上げなさるときに、 「私、隆家は、すばらしい扇の骨を手に入れております。それに(紙を)張らせて(定子様に)差し上げようと思うのですが、ありふれた
2021年6月4日 18:03
こんにちは、よろづ萩葉です。YouTubeにて古典の解説をする万葉ちゃんねるを運営している、古典オタクVTuberです。ここでは、宇治拾遺物語の一節『小野篁、広才のこと』の内容解説を記していきます。「宇治拾遺物語」とは鎌倉時代初期に成立した説話集。(説話集:多くの短編を集めたアンソロジーのこと)宇治拾遺物語は197話もの説話からなる。仏教に関する説話や昔話、笑い話が収められていて