見出し画像

大手ホワイト企業の退職を決めた理由~心情編~

新卒から約10年勤めている今の会社は、営業利益ランキングで上位に入る会社で給料は高く安定、社員は知識経験が豊富で常識的な人ばかりの、まさしく優良企業です。

そんな優良企業をあと数ヶ月で退職することを決めた理由を、正直に書き残します。今回は心情編です。ちなみに心情以外の理由は以下です。


①会社の評価制度がリスクに感じたから


私は同期よりも昇進が1年~2年遅れました。この昇進は給料が大きく変わるもので、同期よりも給料が低いことが私の価値の低さに感じて傷つきました。(全然そんなことないのにね)

自社の評価方式はこのような感じです。

・課の同じ役職の社員を評価順に並べる
・それを部で合わせてさらに順番に並べる
・部で合わせたときの順番は1番どうしを並べて上司のプレゼン結果次第

まず課でいい順位を付けられないと最終的にいい評価にならないのです。

課で順位付けするのは、課長の権限なので、課長から見ていい仕事ぶりだといい順位になります。逆に、課長と全く仕事の考え方が合わないと、、当然いい評価はもらえません。

私が昇進を逃した時、まさに全くソリが合わない上司でした。仕事はしていましたが、上司が求めているアウトプットでなかったのでしょう。昇進タイミングなのに低評価が付き、昇進のポイントは振り出しに戻りました。

この経験から、自分の評価をまず上司1人が付ける状況はリスクだと感じました。課の人数が多い場合は、声が大きい人、目立つ人の方がよく見えて、コツコツ仕事をしている人は目立たないことがあります。また、人間なので合う合わないで、いい仕事を振られやすい場合とそうでない場合があったように思います。

このことから、人の感覚で左右されてしまう評価制度に疑問を感じました。どんな上司になるか自分では選べないですし。その評価によって自分の年収が決まるので、死活問題です。

今後の仕事では、自分を評価してくれる人を自分で選びたい、と思っています。それだったら、全て自分の責任として納得できる。


②組織の働き方が苦しかった


組織で働いていると、トップダウンで指示が降りてくることがあります。どういう場合でもその指示は最優先で、現場の状況から不可解でも、会社の方針だからと解釈して進めていました。

納得感のないことも、何とか自分自身を納得させて仕事をしてきました。でももう自分に嘘をついてまで仕事をしたくないです。

また、やりたい仕事は定期的に変わっていきますが、会社は個人のやりたいことを反映して人事異動したりしません(ケースバイケースですが)。やりたいことがあっても自分にそのイスはなかなか用意されず、最終的に全然違う部署に配属されることもあります。

やりたい仕事あります!と言って何年も列に並び続けるのは嫌だった・・。


③場所にとらわれない働き方がしたかったから


私の地元は東京から離れていて、飛行機で帰るようなところです。両親はいつも帰ってきてほしいといいますし、私もいつでも地元に行ける状態でいたい。地元に帰ったら長期で滞在だってしたい。今の会社に勤めていたら好きなタイミングで長期間地元にいることは(制度的に)不可能でした。

後、いつか子どもが産まれたら、時間の制約なく家で一緒にいたいと思っています。母は自営業で、常に仕事はしていましたが、家に帰ったら常に母がいて、それが当たり前だったので、私も同じように子どもを迎えたい、そのためには出社が必須要件でない、在宅でできる仕事がよかったです。

将来的には海の近くに住みたいし、海外に住むのも面白そう。仕事で住む場所にとらわれたくなかった。その時々で自分にとってベストな選択ができる状況にしておきたかったです。



以上が退職理由~心情編~でした。
どれも、会社から自由になることを重視した理由だったように思います。

退職理由はこの2つ目の記事で終了です。

お付き合いいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?