魂を楽にしてあげたいと思うほどに、苦しんでいた優しい娘

1月5日夜、8歳の娘と寝る前に話しました。

「もう辛くて苦しい、死んじゃいたい」と言っていました。

ちょうど2年前。一年生の冬休み明けから行きしぶりから不登校へ。約1年半の不登校生活の後、昨年9月から少しずづ登校再開しました。でも、11月後半から保健室へ行くことが多くなっていました(このことは、しばらくしてから知りました。)

子育てに関しては、あまりやんややんや言わない私でしたが、不登校が長期化したことで、そのことへの「私には迷惑がかかるのでは」とか「私の自由がなくなる」というストレスで、娘の気持ちを受け止めることはほとんどできていないなと思いました。

さっきも、話の途中までは(娘の上に双子の兄がいることもあり)、彼女の気持ちを理解するというよりかは、表面的な部分しか受け止めないという対応の私。「もう死にたくなる」と目の前で言っているのにも関わらず、私は本気でその言葉を受け止めていないのです。受け止めたいのに受け止めたくないみたいな気持ちです。

娘には「◯◯◯ちゃん(◯のところは娘の名前)」という、心の中の娘ちゃんがいます。その話を年末にたまたま聞いて、とてもびっくりしました。その◯◯◯ちゃんは、娘が不登校になりどうしていいか悩んでいた頃に現れるようになったそうです。娘が◯◯◯ちゃんに「どうしたらいいかな?」と聞いたら、「◯◯◯の思うようにするといいよ」とお返事があり、そのまま学校に行かないを選んでいたようです。

しばらく◯◯◯ちゃんは現れなかったようですが、また最近になって出てきてくれるようです。

娘は、かわいい優しい◯◯◯ちゃんをこれ以上苦しめたり辛い思いをさせたくない。死んだら楽にさせてあげられるんじゃないかなと思っていたようです。

私がふと「死んだら、◯◯◯ちゃんを楽にさせてあげれるって思ったのかな。優しいね、◯◯◯。」というようなことを伝えたあと、娘も私も本当の気持ちが少しづつ出せるようになりました。ここから先は細かく何を話したのか覚えていないのだけれど、

「優しい可愛い◯◯◯ちゃん、辛い思いをさせてごめんね」

「死にたいって言ってもいいから、死なないで」

「本当にごめんね」

こんなことを伝えました。

娘は「何か間違っていたのかもしれない」「お母さんのおかげで、自信が少し持てた」「◯◯◯ちゃんは、私が救ってあげる」と言っていました。

本当に申し訳ない気持ちと、こんな気持ちを味わせてくれるという、娘はもちろんのこと、子供ってなんて尊い存在なのだろうと思いました。

私は「自分の魂の声を自分で聞いて、叶える」ことを私がやらないでどうするんだと思いました。

魂を楽にさせるために死ぬなんて、させたくないし、したくない。

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