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法学部卒の数学好き。ネコも。英語の勉強の仕方も書きます。

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記事一覧

書評「不平等の謎: 憲法のテオリアとプラクシス」遠藤比呂通 法律文化社

法曹、研究者、それを目指す人に読んでほしい :法における正義とはなにか? 本のタイトルはティリッヒの同名の神学論文からとられている。 その論文は「もてるものはさら…

Kuto
2週間前

書評 「ケインズ「一般理論」を読む」宇沢弘文 岩波セミナーブックス

ケインズの「一般理論」を理解するならこれを読め!(えらそうだけど) ケインズの「一般理論」を理解したい人におすすめ。 ただし、数学IIIくらいの数学と学部レベルのマ…

Kuto
3週間前
2

書評 「人権という幻 対話と尊厳の憲法学」 遠藤比呂通 著 勁草書房

勁草書房編集部・鈴木クニエ 編集者から著者への手紙 9月上旬刊行の遠藤比呂通著『人権という幻――対話と尊厳の憲法学』を担当した、勁草書房編集部の鈴木クニエと申し…

Kuto
3週間前
1

大学受験の化学

大学で化学を専攻したい人、もっと突き詰めて勉強したい人

ブラディ 「一般化学」がおススメ

アメリカの大学1-2年生向け。とてもわかりやすく「化学が面白い」と思わせてくれる良書

ただし、厚い(上下巻で960ページ)

旧版だと中古で安く買えるのも押しポイント

Kuto
9か月前

大学受験の化学

勉強のゴール

現象を正確に把握、理解

計算に落とし込む

計算

最初の段階でつまずく人は
入門問題精講、基礎問題精講(旺文社)がおススメ

それができる人は
セミナー化学がおススメ

二次試験対策としては
「化学の計算」(石川正明、駿台文庫)

Kuto
9か月前
1

相撲の面白さがわかるマンガ。

高橋タカヒロ先生は最終盤で亡くなりました。

一番一番が本当の取り組みのように体の動き、技、駆け引きがリアルに描かれています。

「バチバチ」
「バチバチバースト」
「鮫島最後の15日」
https://amzn.to/347510P

Kuto
3年前
4

スタディハック

勉強ができる人は、一部のすごく能力ある人を除けば、普通の人

違うのはちょっとしたことをしている.
その積み重ねが学力になって現れる、大学受験まではね.

ノートの取り方とかそれぞれの科目でどんな参考書、問題集を使って、どう時間を使うとか

それがスタディハック

Kuto
3年前
2

スタディハック.

数学の問題を解くときのノートの使い方.
1問 2ページ.
左ページ:問題を書いて下に自分の解答を書く.
解答の方針から式の変形まですべて書く.
右ページ: 気づいたことなどメモ.

問題を解き間違えたら左ページに紙を上からはり、やり直し.

正解するまで同じ.

Kuto
3年前
1

スタディハック

中学、高校の授業は先生の言っていることをすべて筆記

その日のうちに、筆記したノートを別のノートに清書。さらに、内容を整理したノートを作る

テスト前は整理したノートを見返し、問題集を解く

これだけで、定期テストは学年上位に入れる

特別なことではないけど

Kuto
3年前
+5

ぶうさん(こんぶ)

Kuto
3年前
1

大学生のためのアカデミック・スキルガイドこれは本当によくできているので、すべての大学生、高校生にすすめたい!http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/asg/index.html

Kuto
3年前
3

ブックレビュー「1984年のUWF」

https://amzn.to/2DxhZeY アマゾンへのリンク この本のテーマはシンプル。 「U.W.F.はプロレス(シュートもちょっと混ぜた)」 プロレス関係者はこの本をクソミソにこき…

Kuto
4年前
1

ブックレビュー「1993年の女子プロレス」

アマゾンへのリンク https://amzn.to/3hTkAPk 女子プロレスの歴史を作ってきた人たちのインタビュー。 この本がただのインタビュー集ではないのは、言葉を通して「女…

Kuto
4年前
1
+8

おとくん

Kuto
4年前
1

源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)

https://amzn.to/2EXNXRZ 高校の時に出会いたかった本。 平安時代の貴族や天皇は過酷な環境を生きていた。天皇の眷属、貴族の子息でも配偶者に恵まれなければ、たちま…

Kuto
4年前
1
+18

おもち

Kuto
4年前
1
書評「不平等の謎: 憲法のテオリアとプラクシス」遠藤比呂通 法律文化社

書評「不平等の謎: 憲法のテオリアとプラクシス」遠藤比呂通 法律文化社

法曹、研究者、それを目指す人に読んでほしい :法における正義とはなにか?

本のタイトルはティリッヒの同名の神学論文からとられている。

その論文は「もてるものはさらに多く与えられ、もたないものはさらに多く奪われる」という「不平等の謎」はどうすれば解けるか?という問題を提示する。

この本はその問題に対する著者の解答の試みだ。

著者はその過程で憲法学に対してラディカル=根源的な問い、異見を提示す

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書評 「ケインズ「一般理論」を読む」宇沢弘文 岩波セミナーブックス

書評 「ケインズ「一般理論」を読む」宇沢弘文 岩波セミナーブックス

ケインズの「一般理論」を理解するならこれを読め!(えらそうだけど)

ケインズの「一般理論」を理解したい人におすすめ。

ただし、数学IIIくらいの数学と学部レベルのマクロ経済学の知識、理解は必要です。

この本は「一般理論」よりもわかりやすくかつ正確に一般理論を説明してます。

この本の中で宇沢先生はケインズの「一般理論」の構築に深く関わったリチャード カーンの発言を引用する。「「一般理論」はひ

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書評 「人権という幻 対話と尊厳の憲法学」 遠藤比呂通 著 勁草書房

勁草書房編集部・鈴木クニエ

編集者から著者への手紙

9月上旬刊行の遠藤比呂通著『人権という幻――対話と尊厳の憲法学』を担当した、勁草書房編集部の鈴木クニエと申します。この本のきっかけをぜひ紹介させてください。

著者の遠藤比呂通さんは、東大法学部卒業後、憲法学の樋口陽一氏の下で助手論文をまとめ、東北大学法学部で助教授を務められてから、大阪・釜ヶ崎の弁護士になった方です。

2年前の勁草書房入社

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大学受験の化学

大学で化学を専攻したい人、もっと突き詰めて勉強したい人

ブラディ 「一般化学」がおススメ

アメリカの大学1-2年生向け。とてもわかりやすく「化学が面白い」と思わせてくれる良書

ただし、厚い(上下巻で960ページ)

旧版だと中古で安く買えるのも押しポイント

大学受験の化学

勉強のゴール

現象を正確に把握、理解

計算に落とし込む

計算

最初の段階でつまずく人は
入門問題精講、基礎問題精講(旺文社)がおススメ

それができる人は
セミナー化学がおススメ

二次試験対策としては
「化学の計算」(石川正明、駿台文庫)

相撲の面白さがわかるマンガ。

高橋タカヒロ先生は最終盤で亡くなりました。

一番一番が本当の取り組みのように体の動き、技、駆け引きがリアルに描かれています。

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スタディハック

勉強ができる人は、一部のすごく能力ある人を除けば、普通の人

違うのはちょっとしたことをしている.
その積み重ねが学力になって現れる、大学受験まではね.

ノートの取り方とかそれぞれの科目でどんな参考書、問題集を使って、どう時間を使うとか

それがスタディハック

スタディハック.

数学の問題を解くときのノートの使い方.
1問 2ページ.
左ページ:問題を書いて下に自分の解答を書く.
解答の方針から式の変形まですべて書く.
右ページ: 気づいたことなどメモ.

問題を解き間違えたら左ページに紙を上からはり、やり直し.

正解するまで同じ.

スタディハック

中学、高校の授業は先生の言っていることをすべて筆記

その日のうちに、筆記したノートを別のノートに清書。さらに、内容を整理したノートを作る

テスト前は整理したノートを見返し、問題集を解く

これだけで、定期テストは学年上位に入れる

特別なことではないけど

大学生のためのアカデミック・スキルガイドこれは本当によくできているので、すべての大学生、高校生にすすめたい!http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/asg/index.html

ブックレビュー「1984年のUWF」

ブックレビュー「1984年のUWF」

https://amzn.to/2DxhZeY

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この本のテーマはシンプル。

「U.W.F.はプロレス(シュートもちょっと混ぜた)」

プロレス関係者はこの本をクソミソにこき下ろしている。

でも、同時代の格闘家の証言を調べて読むとこの本は相当程度、事実をよく調べて書かれていると思う。

ブックレビュー「1993年の女子プロレス」

ブックレビュー「1993年の女子プロレス」



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https://amzn.to/3hTkAPk

女子プロレスの歴史を作ってきた人たちのインタビュー。

この本がただのインタビュー集ではないのは、言葉を通して「女子プロレス」がどう変わり「いま」があるのかを写し出していること。

最後の著者、里村明衣子さん、雨宮まみさんの鼎談まで読むと、「女子プロレス」がショー(もちろんいい意味で)であることが腑に落ちてくる。

里村明

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源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)

源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり (朝日選書 820)



https://amzn.to/2EXNXRZ

高校の時に出会いたかった本。

平安時代の貴族や天皇は過酷な環境を生きていた。天皇の眷属、貴族の子息でも配偶者に恵まれなければ、たちまち物乞いに落ちぶれてしまう。

そんな時代を山本淳子さんは膨大な史料や論文から鮮やかに描く。

清少納言は漢学者の娘で年増(といっても28)で一条天皇の中宮 定子(当時16)に仕え、やがて枕草子を書く。

紫式部

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