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愛情の連鎖と母のうどん。

小6息子が熱を出した。



私が住む地域の小中学校では、現在インフルエンザが流行中で、息子の通う小学校でも学級閉鎖や学年閉鎖が相次いでいる。


今朝息子が発熱した時点で私は、
「これはとうとう我が家にもインフルの脅威到来か………」となって、となるとインフルエンザ検査をしていただいた方がきっといいだろうと、息子を連れ小児科へと行ってきた。


結果なんと、

『インフルエンザの検査は、発熱から12時間が経過していないと、たとえ陽性であっても検査結果に表れることがありません。それなのでまた明日、熱が下がっていなければもう一度来院していただき、
検査するのならしましょう。今日のところは解熱剤を処方しますので、これで様子を見てください😊』

と診察してくださった先生からお話があった。


(え………?そうだったっけ………?!!マジか……)

私は先生のお話を聴きながら、心の中でそう呟いていた。


その横で高熱のある息子は、ぽやんとした表情を浮かべ、じっと私を見つめていた。


重ね重ねオーマイガー…………
ごめんよ息子。熱がある中無駄足をさせて。


なにしろ我が家の子供たちも随分と大きくなって
体調を崩すこともだいぶ減り、最後にインフルエンザにかかったのも、すでに何年も前のことだったのでそのあたりの記憶が曖昧だった私。面目ない。


インフルエンザ検査に関する事前リサーチを怠った自分を一瞬呪ったけど、「これはこれでまた新しく知識が増えた。人生に無駄足は付きものさ。ドンマイ私。」と自分で自分に言い聞かせた。 



そして夜には息子からのリクエストで、うどんを作った。


結局息子は食べることが出来ず
私が七味をかけていただく。

 

先週中学生の娘も、こちらは風邪だったのだけど
体調を崩し、その時もうどんを作った。


こうして体調を崩した我が子たちにうどんを作る
自分……………

私自身が子供だった頃も、風邪を引くといつも私の母が、今私が子供たちにそうしているようにうどんを作ってくれていたっけ………って、懐かしく思い出した。そのときの実家の自室の情景が、脳内に蘇る。

「私が今こうして元気に暮らし、そして自分の子供たちに愛情を注ぎながら暮らせているのは、私自身が私の母そして父、それと祖父母からも愛情を注いでもらい大切に育ててもらったからなんだ。愛情の連鎖だなあ。」と、感慨深く思ってしまった。


だから、そうして育てていただいた私を私自身が
大切にしなければ。私のことを愛を込めて育ててくれた家族に顔向けが出来ないぞ!そう思った。


とかなんとか。

私は、いちいちこうして物思いにふけってしまうようなところがある。笑


早く息子がよくなるといい。



ここまで読んでくださってありがとうございました。






記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!