エッセイ「こたつに住む男たちと平和な日曜日」&HSP・繊細さん向けご相談受付け12月から始めます、のお知らせ。
夫がクローゼットからこたつを出してきてくれた。
ここ数日で私が住む関東圏はめっきり寒くなって、今日も近所の川沿いを小雨が降る中散歩したけれど、目に映る風景がいっきに冬に向かって進んだなあ………って感じた。
何てことない、平和な日曜日。
夕方には、近所のショッピングモールへ買い出しに出て、ついまた100円ショップのセリアへと寄った。
セリアは良い。
小物がかわいいものが多く、女心がくすぐられる。
私は、幼い頃から小人の存在に興味関心を抱いてた。だからこういった小さな置き物の存在に弱い。
同じ置き物が売られている中でも、ひとつひとつの置き物で絶妙に表情が違ったりする。
↑上のサンタも、ひとつひとつの置き物の表情を見比べてみて「びっくり!!」みたいな表情を浮かべているサンタが気に入ってチョイスした。
それと、庭の花壇に植えようと思い、たまたま見つけたお花たちも購入してきた。
明日以降、お天気が良い日に植えよう。
我が家の陰キャ男子たち(夫と小6息子)はこの土日は、二人仲良くずっとこたつに住んでた。笑
風邪を引いていた中学生の娘は幸いにも回復し、
自室でテスト勉強。
勉強を、ひたすらに積み上げながら生きてきた生真面目な夫は、とにかく暇だと何をしたら良いのかが、わからないのだという。だから勉強をするんだ、と。何やらまた通信教育的な教材を読み込んでいた。
その横で息子はゲームをしたり、宿題をしたり。
母である私は家事をしながら、夫と息子があ〜でもない、いやこ〜でもないと話しているのをそっと聞いてたら、面白かった。
夫が、最近は性にも関心を抱きはじめた様子のお年頃の息子に『エロトークは家族の前で平気でするもんじゃないんだぞ。』みたいなことを教えていて、
私は、ふっと笑ってしまった。
こうして男の子って性の方面のことを、父親から聞いたりもしながら学んで行くんだなあ…………って思って。私は女子だから、興味深く思った。
うちの息子は、純朴というのか何というのか。
小学6年だけど、まだまだ会話の内容が幼い。
『ねー!お母さん!』
と息子が私を呼ぶから、「ん?」と私が息子を見ると、手のひらに綺麗にむけたみかんを乗せて、
『ほら見て、みかんがきれいにむけた〜☺️』
と嬉しそう。笑
そこには平和しかなかった。
◇
ここまで読んでくださってありがとうございました。