豆族の長

おでこが人よりちょっと出てる女の子

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最近の記事

その後推しについて聞かれたけど、意地でも名前言わなかった

「ミュージカル映画とか好きですか?」 そう聞かれて、脊髄反射で 「え!大好きです!」と答えた。 質問してきたのは新しく始めたバイトの同僚。会うのはまだ10回にも満たない、そんな微妙な仲。 お客さんが1人もいない暇な時間を潰すための他愛もない雑談のきっかけだった。 小学生ぐらいの頃にディズニーチャンネルで『ハイスクール・ミュージカル』や『キャンプ・ロック』を観てからミュージカル映画にどハマり。何観ようか迷ったらとりあえずミュージカル映画を選んでいる。そのぐらい好き。 同僚

    • 八百万の神と姉に支えられた日

      連続記録が一度切れたせいか、何かイベントがないと日記を投稿する気になれなくなってしまった。とりあえず多少間隔があいても続けることに意味があると思う。 今日は先日ダメ元で連絡して、再度用意されたアルバイトの面接だった。早起きをしていつもよりかなり丁寧に身支度を整える。今回は反省を生かして、前回よりも真面目さを捨てて自分らしくした格好にしてみた。休みなのに一緒に早起きしてくれた姉の献身的な支えと協力のおかげで、ふと鏡を見た瞬間に「お!可愛い」と思える仕上がりに。恐らく今年1の出

      • 泣きっ面に

        「このお店の商品好きそう。今度ポップアップやるから一緒に行こう」と姉に誘われてから心待ちにしていた今日。売り切れないように早起きして、身支度を整えてワクワクしながら出掛ける。「現金払いのみでも大丈夫なようにいつもより多めに持ってきたから大丈夫だよ」と小さな声で言う姉に感謝しながら、2人で電車に揺られて向かうこと約1時間。最寄りの駅に着いた。しかし、肝心のお店はない。SNSを見てみると20分前にお店の場所が移動になったと書かれていた。え、20分前ならもう開店している時間じゃん。

        • 聞くは一時の恥

          先日面接に落ちたバイト。でも、何かずっとモヤモヤするので、ダメ元で落ちた理由を尋ねるメールを送ることにした。どうせそこでバイトしなければ一生会わない人だし、聞かずにモヤモヤするより答えてくれたらラッキーぐらいのテンションで送信。そしたら何と2時間後には返信があった。丁寧に採用できなかった理由が書かれていた。蓋を開けてみたら、その原因は面接でのお互いの気遣い行き違い。たくさん働けるって言った方がいいかなと気を遣った私と、希望の日数入れてあげられないからと心を痛めてくれた採用担当

        その後推しについて聞かれたけど、意地でも名前言わなかった

          冬眠は終わったんだね

          朝アラームを止める時に、スマホの画面にWi-Fiのマークがついていることで電気が復旧したことを知る。よかった。 一安心したところで布団から起き上がる。最近暖かくなってきたので、寝る時には靴下を脱いで寝るようになった。足先からも春を感じる。 そんなことを思いながらベランダに続く窓のシャッターを開けると、フワッとしたものがさわっと一瞬足の甲にあたる。葉っぱでも入ったかなと思い、下を向くと部屋の中に走り去る爬虫類。ヤモリだかイモリだかは分からないけど、絶対そのどっちか。驚き過ぎ

          冬眠は終わったんだね

          地震による停電のせいで連続投稿記録が途切れてしまった

          お昼から再放送の朝ドラを見ながら、朝兼昼飯を食べる。怒涛の伏線回収に思わず食べる手が止まった。何とかハッピーエンドで終わるといいな。 もうバイトに頼らず自分で稼げるように頑張ろうと思い、作品作りをする午後。作業のお供に再放送の『相棒』を見ながら針を刺す。冠城さん、とうとう卒業か。1番好きな相棒だったから悲しい。もし新シリーズの相棒がこの後もやるなら、みっちーみたいにちょいちょい反町さんにも出て欲しい。 今日は大好きなハリーポッターが『東大王』とコラボするらしいので、19時

          地震による停電のせいで連続投稿記録が途切れてしまった

          せめていい夢が見たい

          先日面接に行ったバイト先から連絡がこない。土日抜きでの1週間前後で合格なら連絡すると言われた。今日でぴったり1週間。連絡はない。姉は「前後だから今週いっぱい待てば?」と言うが、あんまりズルズル引きずりたくないので、残念だけどここは落ちたと思ってスパッと忘れようと思う。でも、悲しい。 どこからも必要とされないと落ち込む午後。見かねた姉が糖分補給を勧めてくれたので、先日買ったハリボーのいちご味のグミを2人で食べた。美味しい。そしてどこか懐かしい。記憶に引っかかる感じの味だがそれ

          せめていい夢が見たい

          博士ルーペが欲しい

          連日の早起きの反動でお昼に起きる。起きて恒例の白湯を飲むが、いつもはほっとする温かさも今日は暑く感じる。やっぱり外が暖かいというか暑いぐらいの気温だからだろうか。春というより初夏を感じる天気に温暖化を意識する。 昨日別れ際に母から「ダラダラせずに何か進化できるように頑張れ」と言われたので、今日から早速試作品作りを開始。5月にあるイベントに出品することを目標にデザインを考え、試作してみた。夢中で試行錯誤すること4時間。気付けば空はピンク色。何とか出来上がった作品は、想像してた

          博士ルーペが欲しい

          「次会う時までに進化しててね」なんてポケモンじゃあるまいし

          薄ら明るくなる部屋で糸にビーズを通し続ける。今日帰る母へのプレゼントとしてビーズリングを作っていた。ほぼ徹夜状態だけど、何とか無事に出来上がった。プレゼントは買ってすぐ渡したいタイプなので、朝待ち合わせの駅で会った瞬間に渡す。霜焼けで腫れているらしく中々はまらず、結局当初予定してた指ではないところにピッタリはまった。が、どこにもはまらない悲しい現実にならなくてとにかく安心。自分の指にはめた指輪を何度撫でながら「ありがとう。すごく嬉しい」ととても喜んでくれたので良かった。 電

          「次会う時までに進化しててね」なんてポケモンじゃあるまいし

          社会復帰に向かって

           「お友達とお店やるから10時半ぐらいに来て」という母からの要望に応えるために半年振りぐらいにゴミ出しに余裕で間に合う時間に起きた。布団の誘惑を振り切るために、起きてすぐ顔を洗って、何とか眠気を吹き飛ばして身支度を整える。 外に出た瞬間、ぽかぽかした陽気と午前中特有の白っぽい陽の光が身体を包む。思わず笑みが溢れるほどいい天気。「すっかり春だなぁ」と思いながらお店に向かうこと20分。友達とやるだけだからこじんまりしてるという話からかけ離れた繁盛振りのお店を発見。行列でてんやわ

          社会復帰に向かって

          もうそれは行商人

          お友達と期間限定のお店をやるということで、またまた上京してきた母。2ヶ月振り。 「昼過ぎに東京に着く。銀座に行きたい」とLINEが届いたので、銀座三越のライオンの前で待ち合わせる。蔦屋書店で期間限定で販売しているチョコレートが欲しかったらしい。店内をぐるぐる探し回って、お目当てのチョコレートを発見。どれにするか悩んでいると、近くを通った店員さんが「個人的にはアザラシがおすすめですよ」とぼそっと教えてくれた。助かりました。 無事にチョコレートを買った後は、お昼ご飯。銀座シック

          もうそれは行商人

          退学届を出したからゼリーを食べる

          いつもやっと起き上がるような時間に自動車学校の授業があるため、普段の倍以上早起きをして身支度を整える。ただでさえ寝ても寝ても眠い身体に早起きは思った以上に堪える。でも、授業中に寝ると不成立になると言われているので、手の甲に爪を立てて必死に瞼にかかる重力と戦う。なんとか耐え切り、教室を出た瞬間から止まらない欠伸。マスクの下に大きく開いた口を隠しながら帰る。 嬉しいことにポートフォリオ作りを手伝った姉のインターンの応募が書類選考を通り、面接に漕ぎ着けた。そんな姉は今日が面接だ。

          退学届を出したからゼリーを食べる

          奇想と狂気は紙一重

          学割が効く最後の締めにと姉が誘ってくれた『奇想のモード展』に行ってきた。 会場はアール・デコ様式の旧邸が美術館になっている珍しい美術館。入った瞬間まるでタイプスリップしたかのような、ここだけ時間が止まっている気がする不思議な空間で、厳かで豪華で優雅な感じが隅々から伝わってくる。そんな会場内だからなのか余計に異彩を放つ展示物。人毛で編まれたドレスや纏足、発光する絹の糸で作られたドレス。どの作品も題名通りの奇想さ。いや、むしろ想像の倍以上の奇想だった。姉も学校で先生から「ぶっ飛

          奇想と狂気は紙一重

          あの問題は飛んでる忍者にしか見えなかった

          今日は自動車学校初登校日。幾つになっても、なんでも初日というものは緊張する。忘れ物はないか姉と何度も確認し合って家を出た。 初日は学科のみらしい。どんな授業なのかドキドキしながら教室に向かう。チャイムと共に教室に入ってきた先生。「机の上のものを全て仕舞ってください」と指示を出す。この指示、聞き覚えがあるぞ。学生時代、テストの時によく言われたやつだ。その予感通り、OD式安全性テストなるものが配られた。ただ点数とか結果は気にしなくてよく、テストという名前だけどあくまで診断らしい

          あの問題は飛んでる忍者にしか見えなかった

          いくつになってもテストは嫌だ

          左右対称にこだわり過ぎて、またビーズを解く月曜日の昼下がり。何度も同じところに針を通していたせいかフェルトに針より気持ち大きめの穴が開いた。ほとんど同じところに何度も刺せる自分の正確性に驚く。が、これ以上同じところを酷使すれば破れる危険性もあるので、近くで違う場所に刺すように。途中から「人間だから。人間がすることだから」と心の中で唱えながら刺繍することで、完璧な左右対称を目指しすぎる呪縛をなんとか少しだけ解いた。 『グレーテルのかまど』を観て、うぐいす色がメジロ色であること

          いくつになってもテストは嫌だ

          千里の道も一歩から

          寝ても寝ても眠たいこの頃。今日も陽の光が少しオレンジ色に変わる頃、眠気に負けて昼寝をした。何でこんなに眠いのか原因不明だが、まだ明るいと言える時間帯に昼寝するのは悪くない。 食後のデザートに食べた苺。特売とかじゃなくて、ちょっとお高めのやつ。普段は苺にたっぷり練乳をかけて食べるのが好きだが、今日の苺は練乳かけるのが勿体無いくらい甘かったのでプレーンの状態で食べた。美味しかった。「苺を食べるといちご狩りに行きたくなるね」と食べながら姉と話す。でも、2人とも行きたくなるだけで実

          千里の道も一歩から