八百万の神と姉に支えられた日

連続記録が一度切れたせいか、何かイベントがないと日記を投稿する気になれなくなってしまった。とりあえず多少間隔があいても続けることに意味があると思う。

今日は先日ダメ元で連絡して、再度用意されたアルバイトの面接だった。早起きをしていつもよりかなり丁寧に身支度を整える。今回は反省を生かして、前回よりも真面目さを捨てて自分らしくした格好にしてみた。休みなのに一緒に早起きしてくれた姉の献身的な支えと協力のおかげで、ふと鏡を見た瞬間に「お!可愛い」と思える仕上がりに。恐らく今年1の出来だった。

遅刻しないようにいつも早めの電車で向かうが今回はさらに早い時間に着く電車に乗って、面接会場へ向かう。こんなに早く出発したのは、面接会場に行く途中にある神社に参拝してから面接に行くためだ。鳥居をくぐる前に一礼して、端を歩いて、手水で清める。面接前の参拝に粗相があってはいけないと思い、一つ一つ慎重に進める。「十分に縁がありますように」の気持ちを込めて、お賽銭は10円に。二礼、二拍手、一礼をして日頃の感謝と今回の面接が成功するよう見守ってて欲しい旨を願った。

そんなげん担ぎを経てから行った面接はおかげで大成功。「一緒に働きたいと言ってくれて嬉しかった。これからよろしくお願いしたい」と言ってもらえた。ニコニコが止まらない。嬉しい。ダメ元で連絡してみて本当に良かった。「本当ありがとうございます」と深く頭を下げて心からの感謝を面接官に伝えた。

面接が終わった解放感と仕事が決まった安心感、そしてこれからへの期待と緊張の全てをない混ぜにした不思議な気持ちで頭と足元をふわふわさせながら面接会場を後にする。そんな浮世離れした感じでも帰りに神社にお礼参りすることは忘れない。感謝の気持ちを込めて今回のお賽銭は100円にした。「ありがとうございます。この機会を無駄にはしません」と感謝と決意を告げてから帰る。

一刻も早く採用されたことを姉に伝えたかったので帰り道を歩きながら電話する。開口一番「受かった」と言うと、電話の向こうから我が事のように歓喜。「ご飯残したら何か縁起悪いかなと思ってお腹いっぱいだったけど全部詰め込んだよ」と姉も私のためにげん担ぎをしてくれていた。ありがたい。

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