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映画やドラマのこと

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2024年6月の記事一覧

ビートたけしのロマンティックな純愛が止まらない映画『アナログ』

ビートたけしのロマンティックな純愛が止まらない映画『アナログ』

なんというロマンティックな物語を書くんだよ、ビートたけしは。

正直言うとコメディアンのビートたけしとしてはあんまり笑ったことがないけれど(僕は上方漫才派だった)、
ロマンティックなビートたけしには何度か大泣きさせられている。

ビートたけし原作、劇団ひとり脚本・監督の『浅草キッド』はヤバかった。
こんなに泣けるのかというくらい泣いた。
あれはズルい。
劇団ひとりには原作・脚本・監督を1人でこなし

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ドラマ『アンチヒーロー』最終回、面白かったで!

ドラマ『アンチヒーロー』最終回、面白かったで!

いやぁ最高でした『アンチヒーロー』最終回。

大袈裟でクサイ演技と権力は悪というベタな設定、それでも毎週日曜夜が楽しみなドラマは久しぶりでしたよ。

最初はそんなに期待していなかったんです。
VIVANTの制作スタッフだということだったので。

キャストがやたらと豪華で、海外ロケとかも行っちゃって、ガチ砂漠とか、あぁこのシーン撮りたかっただけなのかなぁみたいな。
制作側の独りよがりで回を追うごとに

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映画『空白』は身に覚えがないとは言わせないイタイ映画

映画『空白』は身に覚えがないとは言わせないイタイ映画

吉田恵輔監督映画はイタイ。

チクチクと痛かったり、グサっと痛かったり、
ほんのり系と見せかけて、そうはすんなり終わらない。どこかでトゲのようなものが残る。

『空白』はとにかくイタイ、色んな意味で。

自分もあんなところがあるんじゃないか?そう思うとイタイ。

実は予告編を観て想像していたのとは違う方向に向かって行ったんだけど、途中まではキツかったなぁ。

視聴後一週間くらい寝かせてから書いてい

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一気に観てしまう『猿の惑星』リブート3部作はシーザーの物語を堪能する映画だ

一気に観てしまう『猿の惑星』リブート3部作はシーザーの物語を堪能する映画だ

一気に観てしまいましたよ映画『猿の惑星』リブート三部作。

昭和生まれの僕にとっての最初の猿の惑星体験はオリジナル版です。

チャールトン・ヘストン主演(かつては全米ライフル協会のトップで激しいロビーイングで銃規制に真っ向反対していたキャラで有名になっていましたね)のやつです。

人間を助ける主人公の猿がコーネリアス博士とジーラ博士の男女(雄雌?)猿コンビのやつです。
この頃はそこまでリアル感を求

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アニャ無双の映画『マッドマックス:フュリオサ』

アニャ無双の映画『マッドマックス:フュリオサ』

観てきましたよ!

土曜の最終回に観に行こうかと思ったんですが、終わるのが24時半頃で寝落ちしない自信がなかったので、雨でしたが日曜の昼の回に行ってきました。

雨のせいなのか、ランチタイムに重なった時間帯のせいなのか、
洋画を観ない最近の日本国民のせいなのか、
みんなIMAXへ流れたのか(だったら素晴らしいですが)、
客席の埋まり具合は、残念としかいいようがない。
広めのスクリーンなのに、30人

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