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所属オケのシーズン開始
先日、所属オケの新しいシーズンが始まりました。今回はブラームスとリヒャルト・シュトラウスの曲に取り組みます。自分にとっては何回もやってきた曲ばかりですが、やはり名曲というのは何度やってもいいものだなあと感じ入ってしまった次第です。ただしブラームスのシンフォニーというのはとにかく吹くところが少なく、だいたいトロンボーンの出番だけ早く終わってしまうので、つい一足先にいつもの居酒屋に入って他のメンバーが
もっとみるオーケストラ その①シーズン入り
今シーズンの練習が始まりました。といっても、今日はいつもの所属オケではなく、数年前からお声がけいただいている小編成オーケストラ(主宰は大学オケの大先輩)にお邪魔しています。トロンボーンの出番は滅多になく、普段はバッハのカンタータを中心に演奏しているそうです。今回はリヒャルト・シュトラウスの「町人貴族」組曲に出番があるとのことで召集がかかりました。
この曲は20年以上前に一度代奏したことがあるので
パウル・ヒンデミット
クラシック音楽を聞かない人はその名をまず知らないであろうヒンデミットですが、もしかしたらクラシック音楽を聞く人にもあまり知られていないかもしれません。同じ20世紀の作曲家でもシェーンベルクらの無調・十二音音楽とは異なる作風ですが(ヒンデミットの語法は「拡大された調性」というのだそうです)、独自の響きがあって、しかも作風が硬派というかちょっととっつきにくいですかね。
しかし、吹奏楽少年としてクラシ
ストラヴィンスキーの「春の祭典」
中学2年生の私に衝撃を与えたストラヴィンスキーの「春の祭典」。ピエール・ブーレーズ指揮、クリーヴランド管弦楽団の演奏でした。最初に聞いたのがブーレーズの明晰な演奏というのも良かったのかもしれません。
全ての楽器が活躍しますが(弦はそうでもないか)、私が特に心惹かれたのが2本のバスクラリネット。中学校の吹奏楽部にもバスクラリネットはありましたが、ヤマハのカタログを見て親にねだる有様(当然買ってもら