オーケストラと私②〜大学オケから現在まで

大学オケ

大学で無事トロンボーンパートに入ることができた私。同期は他に2人いて、初心者で楽器を持っていなかった私がバストロンボーン担当になりました。他の金管も結構人数が多く、都会の大学ということもあって出身地方もバラエティに富んでいました(北海道、山形、群馬、茨城、東京、富山、愛知、香川、福岡)。

私のいた大学オケはとても活発に活動していました。1年生のうちは、いわゆる「1・2年生オケ」くらいしか活動がなかったものの、2年生になった途端に春の学園祭、夏の演奏旅行、小学校の音楽教室、秋の学園祭、冬の定期演奏会、これに加えて合宿も年に3〜4回、毎月の個人レッスン。目が回りそうですね。よく4年間続いたものです。しかし、初心者だった私が今もアマオケ活動を続けられているのは、この大学オケで「初心者状態からプロの先生に習うことができた」というのが大きかったと思います。ずいぶん鍛えられました。過去には初心者で始めて最後の定期演奏会でマーラーのシンフォニーのトップを吹いたというホルンの先輩もいらっしゃったそうなので、育成システムはとてもよくできていたのかもしれません。

大学オケを出てから

楽しかった大学オケも4年で追い出されます。さて次はどうしようかとふらふらしていたら、トランペットの先輩からエキストラ出演のお誘いが。留年してたからヒマそうに見えたのでしょうか。そのオケは、1年生の時に聞きに行ってとても感動して憧れていた団体だったので嬉しかったですね(その後10年以上、トロンボーンの出番がある時に呼んでいただきました)。

5年くらい所属オケがない状態が続いた後、現在所属する大編成のオケにエキストラで呼んでいただき、「良かったら入らないか?」と言われて次の回から入団、現在に至ります。このオケは入団当初自分が最年少だったと思いますが、現在では管楽器を中心に若い人も入ってきています。ちなみに入団の決め手は「金管セクションの音が素晴らしい」ということでした。

その後、縁があって他のオケ(こちらは小編成)にも所属していましたが、結婚して子供が生まれたことをきっかけに退団し、アマオケは1団体のみに活動を絞っています。


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