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きゅうりで鉄棒

継続を心に決めたのに、こんなに時間が経ってしまいました。
”ゆるっと”継続ということで戻ってきただけでも良しとしようと思います。

最近のこと。

職場でドイツ人の同僚からきゅうりを大量にもらい、きゅうりの消費に試行錯誤しています。そのきゅうりも、日本のとげとげした細長いきゅうりとは違って、ぽってとしててツルツルしたヨーロッパでよく見るきゅうり。会社のみんなで分けるはずだったのに、さすがは田舎。家族や近所でもういっぱいもらっているから、、、とみんな遠慮し結局三連休前にわたしが15本くらいあるきゅうりをほとんど持ち帰ることになりました。(大量のきゅうりを抱えて帰宅した私に彼は呆れてました(笑))

食材はできる限り無駄にしたくないということで、彼とふたりで”きゅうり研究クラブ”を設立し、日々きゅうりのレシピを探し、消費に励んでいます。

わたしが実家で暮らしていた頃は、祖母が畑をやっていたこともあり、夏は漬物で食べたり、味噌をディップして食べたりなんかして、毎日のようにきゅうりが食卓にありました。ところがイギリス人の彼にとっては、サンドウィッチの中身以外できゅうりを食べたことがなかったようです。ヨーロッパきゅうりは中身も種が大きく、水っぽい。皮も固いし、個人的には日本のきゅうりが好きですが、、、彼の案でサンドウィッチにしてみると、思いのほか美味しかったです。やっぱりヨーロッパのきゅうりには、ヨーロッパ風で食べるのがよいのか~と少し納得。

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きゅうりが重すぎて、毎週金曜に寄る図書館をパスして直帰しました。

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豆でフモスを作っています。きゅうりにディップする用。お菓子に置き換えてきゅうりを食べたらきっと健康になれるだろうな~、、、体が運動不足で重いので。最近、近所の公園に鉄棒があったのですごく久しぶりに逆上がりをしようと思ったのです。彼に見てて、見てて!と、鉄棒をしっかり握りしめ、勢いよく地面を蹴り上げました、、、が、お尻が重すぎて逆上がりができなくなていました。何度トライしても、お尻からドスっと落ちてしまいます。子供の頃あんなに手に豆をつくって練習し、あんなに得意になったのに、、、連続でもできたのに、、、なんだかすごく悲しくて、人生こうやってだんだんとできたことが年を取ってできなくなるのかな、、、とかなり落ち込みました(鉄棒ごときで(笑))

数日後、親友と電話しているとき。わたしからその話を持ち出していないのに、彼女が”最近公園で逆上がりしようと思って、できなくなっていて落ち込んだ”と話し始めて、わたしと同じすぎーとふたりで大笑いしました。

逆上がりが得意だったあの頃の私はまだ、こんな風にくだらないことで笑いあったり、人生について語れる親友には会っていなかった。やっぱり逆上がりができなくても今がいい。とコロッと気分が変わるわたしはなんて単純なんでしょう。(笑)

いえいえ、お菓子の代わりにきゅうりを食べて体をもう一度軽く、逆上がりに挑戦しようと思います。



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