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#57 ~引きこもっていた子が部屋から出てきた意外なきっかけとお風呂手順の断捨離!~

 ギフティッドチャイルドの問題の一つに不登校があります。

学校に行かなくても、家で元気に過ごしてくれていれば良いのですが、

エネルギーが涸れ果てて部屋に引きこもっていたりすると、親の不安は大きくなることも。


高IQ、HSP(HSC)、凸凹発達ギフティッドの我が子も、一時期そんなことがありました。

そんな時は生活リズムもズレまくり。

ご飯は一日1食、お風呂にも入らない、あわやセルフネグレクトなんてことに。


私は我が子の特性や二次障害のことはだいぶ勉強していて、

そんな時の子供にどう接したらいいか頭では理解していたのですが、

どういう訳か、我が子が部屋から出て来なくなりました。


ゆっくり休ませる

家を子供にとっての安全地帯にする

無理やり学校に行くように言わない


間違った対応はしていないはずなのに、何故状況が悪くなったように見えるのか?

+++++++++++++

そんなある日、

珍しくリビングで映画を見ていた私が、思わずその主題歌を口ずさむと。


我が子が部屋から出てきたのです!!

「お母さんの歌が聞こえたから」と。


決して大きな声ではなく、リビングの外に漏れるような音量でもなかったと思うのですが、どうやら我が子には聞こえたよう。

「こんなことが!」と驚きました。


子供って、親の不安や気持ちの変化を敏感に感じ取ってしまうものですね。

ましてや、人の気持ちに敏感なHSP(HSC)や、学校に行けないことで自分を責めている子供ならなおさらのこと。

私は自分では気づかぬうちに、笑顔や歌やユーモアが減って子供を不安にさせていたのかもしれません。

子供にとって親の笑顔が一番の安心材料だと言うことに改めて気づかされました!

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実はこの時期、もう一つ気づいたことがありました。

それは「エネルギーが落ちるとお風呂に入れなくなるのは本当」だと言うこと。


#4 ~過集中にご用心~でも書きましたが、私たちは健康に日々の生活を送るために、結構労力を使っています。

・食事(食事、水分補給)     

・体温調節       

・寝ること    

・排泄すること  

・体を清潔に保つこと(お風呂、歯磨き) 

 ・体力を保つこと(運動)        

・日常の選択(何を着るか、何を食べるかなど)


日々、特に意識もせず負担もなく行っていることでも、改めて書き出してみると、その項目と手順の多さに驚きませんか。

元気な時には簡単に出来る行動や些末な選択も、エネルギーが落ちてしまった時には難しいもの。

そんな時は、手順を減らすことが役に立つことがあります。


例えばお風呂。


・思い立った時にフラっと入れるように、着替えやタオルを常に用意しておく

・着替えは簡単に済むもの

・湯船につからずシャワーだけ

・リンスインシャンプー、全身を洗えるボディソープなど、部位によって洗浄剤を選らぶ必要がなくて済むようにする

・ドライヤーはかけない  などなど


エネルギーが落ちているからいつも通りに入浴出来ないだけで、

決してお風呂が嫌いになったわけでは無いし、入浴すれば気持ちが良いこともわかっているのです。


大切なことは子供のエネルギー回復!

いつも通りにこだわらず、日々の生活手順の見直しや断捨離をすることで、親子ともハッピーになって行きましょう!


ご覧いただきありがとうございます。
ギフティッドチャイルドの子育て、不登校、留学を通して我が家が選択してきたアレコレを綴っています。

#4 ~過集中にご用心~

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