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好きを極めるということ

藤子・F・不二雄ミュージアムへ

先日家族で
藤子・F・不二雄ミュージアムへ。

屋上にあるドラえもんと公園の土管

いやぁ、正直、ここまで魅了されるとは
思わなかった。

ずーっとこのミュージアムの存在は
知っていたのに、行ってなかった。
理由は特にない。
でも行ってなかった。

私は今回、宿河原という駅から歩いた。
15分くらいだろうか、
建物が見えた。

入るといきなり1階から藤子・F・不二雄の
世界である。
ドラえもんだらけだ。

マンガが出来るまでを立体アニメーションを
使って教えてくれる。
後ろにいた外国の方も感動していた。

1枚1枚の絵を見て
なんて綺麗な線や色使いだろう!
と感じると共に、
これは情熱や好きがないと
出来ない仕事だなぁと、
1枚の絵から伝わってきた。


ドラえもんは最初はおデブさん?!


正直私はそこまで熱狂的な
ドラえもんのファンというわけではなかった。

だからあまりドラえもんのマンガを
詳しく知っているわけではなく、
知っているのはアニメのみ。
まさか過去のドラえもんが
背が高くて太っちょなんて思ってなかった。
すごく驚いたが、
詳しくない人が行くとこのような発見もある。

1階の展示室には
マンガに原画や台詞が貼り付けてあるもの、
また、映画の台本。
細かい描写や企画書に
藤子・F・不二雄さんがチームに求めた
時に厳しいこと

映画やアニメの作り手には
物をあまり申さなかったそうだが
どうしても譲れないところは通した
というところに
情熱的な想いとこだわりを感じた。

ビジネスに通じるもの

これらを見ていると
日頃のビジネスに通じるものが
すごくある。

一貫して思っていたのが
「コンセプト」がしっかりしている
ということ。

ードラえもんの世界ー
大人の介入をみとめない
子供による子供だけの世界

それを突き通してるのがドラえもん。
だからいつでも
子どもが主人公で、子どもの世界が
おもいっきり繰り広げられている。

本当にコンセプトを徹底的に追求した
ドラえもんの世界はすごい!!
と魅了された。

ビジネスでもコンセプトが
しっかりしていないと
世界観が崩れていく。

また、先ほども少し書いたが

ー言いたいことはまげないー

リーダーとしてあるべき姿。
作品を守る力。

展示されている数々のものが
話さなくとも教えてくれる。

さらに、これはおもいっきり本質を
ついてるなとおもったのは

ー 人間の本質はかわらない

かわるのは上辺だけ ー

その通りだ。

ビジネスにも全く同じことが言える。
ビジネスの本質は変わらない。
かわるのは上辺だけ。

面白いなぁと思った。
そこに私たちは
様々な認知バイアスも混ざって
動かされている。

藤子・F・不二雄が教えてくれたこと

ホームページより

ー僕は、すべてにおいて
「好き」であることを優先させてきましたー

このミュージアムは
この言葉に全部詰まっていると思った。
この言葉そのものだ。

好きで創られた世界は
こんなにも美しく
こんなにも綺麗で繊細で
力強いものなのだと教えてくれた。


ミニチュア模型も細部までこだわって作られている


私もビジネスが大好きだ。
年末年始にビジネス書を50冊弱
購入したほどだ。

でも藤子・F・不二雄ミュージアムをみると
私の好きはまだまだだと痛感した。
「ビジネス」をもっと極めたい。
強く思った。

中途半端では絶対にあの世界は描けない。
1枚という絵に、
いや、1コマにどれほどの情熱をかけて
描いているかがよくわかる。

一本一本の線
色使い
徹底した表情

あの1コマ1コマをみていると
気が遠くなる。
改めて、漫画家はすごいと思ったし
努力の賜物でしかないと思った。

私たちが1コマを見るのは
0.何秒~1・2秒だろう。

その1コマに大変な時間をかけて
構図にキャラクターの位置、
そして表情や
セリフを書くのか書かないのか、
どのような動きにするのかも
とことん細部まで
情熱をかけて描いている。
その連続だ。

私には正直「絵」に対しては
そんなこと出来ない。
1コマでギブアップだ。

「好き」を徹底的に追求した人だけが
たどり着ける世界。

正直嫉妬した。
私は自身がやっていることの細部まで
徹底的に好きを追求できているだろうか。
それでいうと、まだまだ私には
なりたい自分の未来は程遠い。

受講生に、普通なら1秒で飛ばされるような
資料の細部まで、きちんと情熱をかけて
作れているだろうか。

講座の隅から隅まで、感動する
ものを作れているだろうか。
すごく考えさせられた。

ここまで心を動かされると思わなかったし
素晴らし過ぎて何もいえなかった。

また、藤子・F・不二雄の
ストーリー(人生)を知ると
余計に楽しめる。

私もまたやる気が出てきた。

懐かしい!!
マンガコーナーもあったよ!
7歳の娘がハマってしまったマンガ(笑)

懐かしいキャラクターがたくさんいる
藤子・F・不二雄ミュージアムに
ぜひ足を運んでほしい。

私もまた行きたいが、
断然、平日をオススメする。

平日でもそれなりに混んでいたが
土日となるとレストランは館内に
1つしかないので、数時間待ちも
あり得るだろう。

細部まで徹底的にこだわった好きが
伝わってくるミュージアムにいくと
何か新しい発見があるかもしれない。

レストランでは暗記パンに出会えた
ポコニャン、こんなキャラクターいたなぁ。
再現ドラえもんに出てくる土管を再現
細部までのこだわりがすごい

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ぜひ見ていってください☺️

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