見出し画像

しらいさんちの子育て事情⑥:「憧れの苦労の日々」

2024/6/11(火):子育て日記⑥ 
 昨日は長時間の授乳と抱っこひもの影響か、強烈な肩こり、背中こりからの吐くほどの頭痛と歯痛…土踏まずまでこってしまって発熱し顔が腫れ、かなりへばっておりました。
 私の体調不良に加えて、娘も甘えん坊モードだったので、パソコンには一切触れず…更新をさぼらせて頂いておりました。
 もともと片頭痛持ちの私、毎年梅雨の時期には頭痛薬がお友達なんだけど授乳中の今年は薬も飲めないしどうなるのか…ちょっと不安だ💦

 では肩にカイロを当てながら妊娠時期のことを振り返っていきたいと思います。
 よければお付き合いくださいね。


不妊治療クリニックの卒業

 担当のお医者様から「妊娠成立」の言葉をもらってからも、着床した受精卵を応援する形で膣座薬を続け、3度ほどの通院をしました。
 というのも、私は過去に10週を越えてからのタイミングで流産してしまっていたから。お医者様がその事情と私の不安な気持ちを汲んで、慣例よりも少し長く、8週まで私と一緒に赤ちゃんの姿を見守ってくれました。
 この頃にはつわりが始まり、通院のついでにゼリーや果物などつわりにも大丈夫そうな食品を買うことも、お昼ご飯に「妊娠中やからなぁ~」なんて迷うのも私にとっては待ちに待った憧れの困りごと…迷いながら困りながら「妊婦の私」をどこかで演じているような気持ちでにやけて過ごしていました。
 そして卒院の日、「母子手帳を受け取るように」という夢にまで見た言葉を頂き、思いのほか長くなったクリニックとのお別れをしました。 
 もうきっと一人ではほとんど使わないだろう通い慣れた駅も、何だか郷愁めいた感じがあったなぁ。

つわり妊婦救急車でレディースクリニックへ


 不妊治療クリニックの紹介状を持って2人目の子(流産してしまいましたが)の時にお世話になったKクリニックへ行くことに。
 この時は、つわりも随分ひどく食べては吐いて食べれるものを探しては吐いて…そんな日々を過ごしていました。(つわりの終わりまで、結局「これだけは食べられる!」みたいなものは見つけられないままでした)
 水分だけは!と気を付けていたのですが…Kクリニックへの受診の日、バスの中で気を失って倒れてしまい救急搬送されることになりました。
 倒れた理由は水分すら摂れてなかったことが原因だろうということで赤ちゃんや母体には大きな影響はなく、点滴をしてもらい薬を処方してもらうことで体調は整っていきました。
 私がまた「妊婦」として訪れたことをお医者様も看護師さんも喜んでくれ、不妊治療の日々を労ってもらいました。クリニックは2回だけ!12週以降の病院から予約をした妊婦しか受け付けていない総合病院への紹介状を書いてもらう為に診察を受けた感じでした。
 温かい看護をしてくれたこのクリニックが「流産」という悲しいだけの思い出しかない場所にならなくて良かった。

医療センターデビューから出産へ

 そしていよいよ出産をする医療センターへ。私がお世話になった病院は新しく出来たばかりの公立病院の為、出産をされた妊婦さんの口コミなどがなく少々不安はありましたが、とても丁寧な対応で安心したのを覚えています。
 初回の診察から担当のお医者さんに
「不妊治療で、高齢出産、しかも血圧の高い家族がいる…体のコントロールをしっかりしていきましょう。普通の妊婦さんよりも相当リスクが高いと思って!
 もし32週以内で産まれたり、赤ちゃんに異常がある場合は救急車で搬送することになります」
と浮かれ気味だった私に、なかなか厳しく怖くなるような話をされました。
 その時は「もうちょっと優しく言ってくれても…」なんて思っていましたが、あの時のビシッと現実を伝える言葉があったから、私は血圧や体重コントロールで注意を受けることもなく、今元気な我が子との生活を送れているのではないかと感謝しています。
 そして、お腹の我が子の状態はいつエコーを診てもらっても
「何にも問題なし!順調!」
「はい!元気!
「大きさも順調!まさに標準ど真ん中!」
と軽い口調で太鼓判をもらえる日々…そのお医者さんの言葉が食事制限や塩分制限、つわりの辛さから救ってくれました。
 他の妊婦さんよりも随分大きく「双子ちゃん?」なんて言われはするものの、とり立てて問題もなく臨月に入った時にはお医者さんに
「かなり早く生まれて来るんちゃうかな?赤ちゃん生まれる気マンマンで下りて来てるわ!今日の夜でもおかしくないくらい」
と笑われ、4月10日が予定日だったのですが、
「年度末に産まれるのか?」
と実感し、入院の準備や、「世界一幸せな洗濯」赤ちゃんグッズの開封と配置、夫婦二人では最後の結婚記念日ランチ、焼き肉の食べ納め、夫への引継ぎ、迫りくる出産にビビる…などなど具体的に動き始めました。

 妊娠編はここまで。
 明日は(体調と娘のご機嫌で…書けるかな?)出産の日について書いてみたいと思います。
 宜しければ見に来て下さいね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?