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【京都】高島屋の蔦屋書店が最高すぎた


「京都河原町にある高島屋の、蔦屋書店のカフェがすごいらしい」
先日、知人に教えていただいた。

気になりすぎて京都に出かけたついでに立ち寄ってみた。
‥‥想像以上に素敵だったのだ。


内装が素敵すぎる

店内は、とにかくおしゃれで居心地が良い。
繁華街によくあるInstagramで取り上げられていそうなカフェのような人工的なおしゃれさではなく、なんかこなれている。
ほんのり和テイストなのは、きっと海外からのお客さんへのおもてなし精神なのだろう。

まず出迎えてくれたのは、大きな盆栽。
温かみのある木目調の内装が、和テイストで落ち着いた空間を作り出しています。


しっかり作業したい人のための自習室みたいなブース席もあれば、カフェのような丸テーブルとソファーが置かれた席もある。
いろんな過ごし方をするニーズに合わせて造られているなぁと感動。

本のディスプレイがとてもおしゃれ。
棚がライトアップされて、本がどうしようもなく魅力的にみえる。



こちらのカフェの入り口の手前には、日本の伝統工芸を中心とした本と雑貨を扱うとてもおしゃれな売り場がある。
そちらと連携してか、カフェの中にも工芸やアートにまつわる本がたくさん置いてあった。

ぐるぐる歩いて本を眺める。
表紙を眺めているだけで楽しい。

ふと、日本画の特集をしている美術雑誌を手に取ってみた。
先週、松平莉奈さんの個展を見て、日本画って面白い!となり、急に興味が高まっているのだ。

全然知らなかったのだけれど、日本画って膠を溶いて紙に塗り込めたりするところから始まるんですね!
絵の具も合成絵の具ではなく、胡粉を擦って膠に混ぜて練ったりする工程が必要だ。
写真で丁寧に示されたページを見て、工程の多さに驚く。
合成絵の具ではなく粒子の粗い画材を使っているからこそ、独特な色合いや質感が出せるんだというのは納得だった。

……面白い!
日本画にハマりそうな予感がしている。

私はミーハーに美術館巡りをしているものの、芸術に明るいわけではないので、アートの雑誌なんて自分では手に取らない。

普段は手に取らないような本と出会えるのは、ブックカフェの醍醐味だ。

魅惑のスナック取り放題

コーヒー飲みながら読書。
手元に、美味しいお菓子があれば完璧ですよね。
このカフェには、そんなニーズに応えるスナック取り放題が完備されているのです、、、
ちょっとときめきすぎませんか??

スナック菓子取り放題は、童心に還ってしまうよね。


いろんな種類のスナックがある。
市販のお菓子もある。

嬉しかったのは、進々堂のパンが取り放題なこと。
スナックも市販されていないこだわりのものがたくさん常備されていた。
中でも、大ぶりの野菜チップスがとってもおいしかった。

小川珈琲のカフェラテ、
野菜チップスをたっぷりいただきました。

窓から、四条の通りが見下ろせる席に座った。ちょうど、祇園祭の宵々山の夕方。
外は楽しげに連れ立って歩く浴衣の女の子や海外の家族連れなどで賑わっていた。

席と席の間隔もちょうどよく、過ごしていて本当に居心地が良かった。
ごく近くの席に海外のご夫婦が座っていたのだけれど、フランス語の会話すらBGMのように耳に優しい。

1時間いようと思っていたけど、気づけば2時間に延長していた。
居心地が良すぎる。
ずっと居られてしまって危ないから、2時間で心を決めて退店した。
お会計は2000円程度だった。
これだけ楽しんで2000円程度なら安すぎる。
それぐらいの満足感だった。

「あーすでにまた行きたい」
帰宅の途上ですでに思う。

絶対おすすめなんだけど、あまり流行りすぎて混むのも嫌だからおすすめしたくない。
複雑な気持ちです、、、

《おわり》

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