波平舞子

漫画原作になりたいです。 プロット、メモなど書きます。 よろしくお願いします。

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最近の記事

『下北沢ディスオーダー』第1話

あらすじ あらゆる個性が許容される街・下北沢 その地に行方不明の妹を探すためにやっていた少年、神枝縹 しかし、そこはただの街ではなかった この世に最後の1柱となった神が住む街 その神力によって複数の異世界、異次元と繋がった そこから溢れた奇人変人亜人に怪物 各世界で物語の主役を張るべきものたちをこの街は許容した ここは下北沢 あらゆる個性が許容される街 これは世界滅亡、国家転覆クラスの異変に立ち向かう町民たちの物語。 本文 街の雑踏、下北沢駅前の風景 広場はさまざまな人

    • 『下北沢ディスオーダー』第3話

      扉の中心から現れた異質の存在 緑色の肌、尖った耳と鼻、釣りあがった目と口 それらはその存在が他と同じゴブリンだと言うことを表している しかしその身長は普通の人間達とそう変わらない 他のゴブリン達と比べて手足はすらりと長く引き締まった筋肉で覆われている 手には豪奢だか使い込まれた盾と巨大な矛を携えている その姿は略奪者のそれではなく、言うなれば武人だった。 さらに頭に乗せている黄金の冠と首に巻いた質の良いマントがその者が彼らの王だと告げている 「ありゃ強いな。小鬼どもの王か

      • 『下北沢ディスオーダー』第2話

        戦場となった街中 常盤と侍たちは流麗な刀捌きでゴブリンたちを切り刻み、グレイたち騎士団はナギたちを守るように陣形を組み見事な連携でゴブリンたちをことごとく薙ぎ払う 海賊たちは高所から飛び降りるとカトラスやピストルを振りまわしゴブリンたちを蹂躙する ドローンはそれぞれレーザーや電磁パルスを放ち路地に抜けようとするゴブリンたちを打ち払う ストリートミュージシャンたちは互いにカバーし合いながら風、火、水を放ちゴブリンを寄せ付けない。 ラーメン屋の店員は手を前にかざし足元に

        • 『阿久津先生は幽霊が見えない』第1話

          あらすじ 単位が足りずに進級が危ぶまれている女子大生・甘粕幸子は民俗学の教授・阿久津不動に温情を申し出る。しかし、阿久津は突然幸子に妙なことを尋ねる。 「貴方幽霊が見えていますよね」 それは事実だった。幸子は幼い頃から心霊体験に悩まされてきたSSS級の霊感持ちだったのだ。 そして阿久津は続ける。「単位が欲しければ、私の心霊研究に協力してください。私には霊が見えないので。」 こうして、幸子は仕方なく彼の誘いに乗ることになり、阿久津とともに心霊現象が起こった土地を巡ることとなっ

        『下北沢ディスオーダー』第1話

          『阿久津先生は幽霊が見えない』第3話

          目を輝かせている阿久津 「幸子さん!いるんですね!!ここに!」 「…はい、まぁ」 2人のやり取りを見て?を浮かべる三沢 「あ、この人は見えていないし、聞こえていないので私が会話中継します」 「初めまして。私、桜林大学民俗学部教授兼心霊研究家の阿久津と申します」 そのまま男の方を見て言葉を繰り返す幸子 「あ、はい。ご丁寧にありがとうございます。わたし、蝉沢商事営業部…に勤めてました、三沢と申します」 同じように訳す幸子 阿久津、ふるふると震えたかと思うと後ろで小躍りし出した

          『阿久津先生は幽霊が見えない』第3話

          『阿久津先生は幽霊が見えない』第2話

          「この辺りで1番近い心霊スポット、Y駅横の地下横断歩道に行きましょう!!!」 顔を顰める幸子 その表情を見て阿久津の顔が明るくなる 「ほう。そのお顔!やはりご存じですか!!」 「いや…そこ心霊スポットっていうか、例の通り魔があったところですよね…」 「その通り。1ヶ月前のサラリーマン刺殺事件ですね!!…あれってまだ犯人捕まっていないんですよ。それどころか…」 情緒たっぷりに語る阿久津 「悪霊に殺されたという噂が挙がっているそうですよ…?」 「ことの起こりは2週間前事件から1

          『阿久津先生は幽霊が見えない』第2話

          『ミスティックキラードール』第1話

          あらすじ 世の中で起こる行方不明事件、原因不明の死、犯人不明の殺人。 そのほとんどは魔術を使う殺し屋によって引き起こされた事件である。 とある魔術師に家族を殺された主人公は、犯人に復讐するために非魔術師でありながら魔術師を殺すほどの力を身につけた。 キャラ 【登場人物】 泡(あぶく) ナイフ使いの殺し屋少年(ナイフ以外も使う)。14歳。9歳の時に魔術師に両親と姉を殺された。以降復讐のために研鑽を積み、ありとあらゆる戦闘術や学術を叩き込んだ。それらは魔術に匹敵する。非魔術

          『ミスティックキラードール』第1話

          『ミスティックキラードール』第3話

          大雨が降る葬儀場の外 制服を着た少女が天を仰ぎ泣いている 『魔術』 『魔力という未知の力を用いて、超常に近い現象を起こす技術』 『社会から隔離・隠蔽されながらも』 『現代にも脈々と受け継がれていた』 『それらを用いた文明社会には裁けぬ罪を』 『必殺の刑を以って裁く者たちがいる。』 『これは魔術師専門の殺し屋の物語』 タイトル『ミスティック・キラー・ドールズ』 泡「ねえちゃん。ちょっといいかい」 そこにはフードを被り邪悪な笑みを浮かべる泡と 黒い大きな傘をさし片手に大きな革

          『ミスティックキラードール』第3話

          『ミスティックキラードール』第2話

          息を切らす泡。ゴシゴシという音が響く。 『魔術』 『魔力という未知の力を用いて、超常に近い現象を起こす技術』 『社会から隔離・隠蔽されながらも』 『現代にも脈々と受け継がれていた』 『それらを用いた文明社会には裁けぬ罪を』 『必殺の刑を以って裁く者たちがいる。』 『これは魔術師専門の殺し屋の物語!!』 タイトル『ミスティック・キラー・ドールズ』 銭湯の風呂場をデッキブラシで磨く泡。 泡「この汚れ全然落ちないんだけどォ!!」 風呂場の入り口の扉が開き、Tシャツ短パン姿のボサ

          『ミスティックキラードール』第2話

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第3話

          『なんかもう打てる気でいた』 通学路を歩く和道と友人3人。 友人1「そんな理由で麻雀勉強し出したの?」 和道「そんな理由ってなんだこのやろ」 和道「俺にとっては人生の命題なんだよ!!」 拳を握る和道とため息をつく友人たち。 友人2「つーかお前イカも練習しろよ」 友人3「そうだよヘッタクソなんだから!」 和道「誰がヘタクソだ!!わかってるよちまちまやってるよ!」 友人2「ちまちまだと!?ガッツリやれや!」 友人1「まぁまぁ。それで、ルールは覚えたの?」 2、3をなだめながら1

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第3話

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第2話

          本文 『専門用語ばっかり使うんじゃねぇよ』 燈宅。 寝巻きのまま伸びをしながら階段を降りてくる燈。 燈「おはよ~」 燈母「あんたもう10時よ?蓮子ももうとっくに学校行ったわよ」 燈「小学生すごいね~」 燈母「あんたももうすぐ就職なんだからしゃんとしなさいよ。昨日結構飲んでたけど大丈夫?」 燈「うーん大丈夫~」 腹を掻きながらダイニングの椅子に座る。 燈母「あんた…だらしないねぇ」 呆れ顔の燈母。 燈母「ご飯食べる?」 燈「食べる~!」 和道「と、言うわけだ。麻雀教えてく

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第2話

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第1話

          あらすじ 田舎で暮らす男子小学生の十日谷和道(とうかやかずみち)。 ゲームは好きだが大人たちが遊んでいる麻雀はおっさん臭くて嫌いだった。 小5の夏休み、お隣の家の大学3年生のお姉さんが帰省してくる。夏休みいっぱいこっちに帰ってきているとのことだった。お姉さんに憧れている和道は緊張しながらも心から喜ぶ。 家族ぐるみでの付き合いがある両家があつまり、宴会を開いていると、和道の祖父が麻雀をしようと提案し出す。始まったよ…と呆れる和道だったが、なんと憧れのお姉さんが嬉々として参加し

          『憧れのお姉さんは麻雀がお好き』第1話

          没プロット『よつば荘の請負人』

          『よつば荘の請負人』 大学2年の橋田美月は高校時代から付き合っていた男と共に上京し、同棲生活を送っていたが男の浮気により別れることになる。 新しい部屋を借りるお金もないため実家に助けを乞う美月。そこで紹介されたのは叔母夫婦の節子と幸太郎が営む小さなアパートだった。優しい叔母夫婦と住人達に安堵する美月だったが、入居して3日後、このアパートに住む人間は叔母夫婦の副業を手伝わなければならないことを告げられる。そのくらいなら…と了承する美月はアパートの住人の1人、桶川彩香に仕事の説明

          没プロット『よつば荘の請負人』

          『スーパーマンズ・デッドエンド』概要

          ヒーロー殺し ○概要 とある悪の科学者が世界を滅ぼす兵器を作り、老衰で死亡した。 兵器を保護し世界を守ろうとするヒーローたち。 兵器を手に入れ世界を滅ぼそうとするヴィランたち。 彼らの戦いは20年にも及んだ。 そして、長きにわたる戦いは思わぬ形で決着した。 兵器の使用期限が過ぎて、ただのガラクタと化したのだった。 双方の振り上げた拳は行き場をなくし、なあなあの形で戦いは終結したのだった。 散り散りになったヒーローとヴィラン。 自警団、傭兵、ヤクザ者、小悪党、生き方を定め

          『スーパーマンズ・デッドエンド』概要

          没プロット『スーパーマンズ・デッドエンド』

          1話 薄暗い研究所。 大量の機材に囲まれた中央に、白衣の猫背の老人。 老人は部屋の中央にある巨大な装置を拝むように見ている。 機材には大量のケーブルが繋がった何かがあった。 老人「ようやく完成したぞ…!!“指定した任意の人間を消し去る装置”これで私は理想郷を作るのだ!!」 叫んだ直後に、老人は苦しそうに胸を抑える。 老人「そんな…」 老人はそのまま血を吐き倒れた。 『老人の名は我那原松造(ガナハラショウゾウ)。世界終末論を唱え、学会を追われた悲しき博士。彼は遂に自信を認め

          没プロット『スーパーマンズ・デッドエンド』

          没プロット『ミスティックキラードール』ver.5

          メインキャラ 泡(あぶく)非魔術師。魔術師専門の殺し屋。 1話ゲストキャラ 大河内仁(おおこうちじん)刑事。やかましい。 羽田高野(はねだこうや)先輩刑事。気だるげ。 魔術師 吸収魔法(植物)。尊大。 #1 『魔術』 【意志】に応じて変化を生み出す科学にして技芸。 古来より 未だ人類が証明できていない力の一つである。 警察署の喫煙所。 タバコを吸う大河内と羽田。 羽田「魔術ぅ?何言ってんだお前。」 大河内「だってーそうでもないと証明しようがないっすよー。そうじゃなけり

          没プロット『ミスティックキラードール』ver.5