『スーパーマンズ・デッドエンド』概要

ヒーロー殺し

○概要
とある悪の科学者が世界を滅ぼす兵器を作り、老衰で死亡した。
兵器を保護し世界を守ろうとするヒーローたち。
兵器を手に入れ世界を滅ぼそうとするヴィランたち。
彼らの戦いは20年にも及んだ。

そして、長きにわたる戦いは思わぬ形で決着した。
兵器の使用期限が過ぎて、ただのガラクタと化したのだった。
双方の振り上げた拳は行き場をなくし、なあなあの形で戦いは終結したのだった。

散り散りになったヒーローとヴィラン。
自警団、傭兵、ヤクザ者、小悪党、生き方を定めきれない者たち…

そんな中、彼らにとある吉報が入る。
『スーパーマンズ・パラダイス』。
行き場を失った英雄・悪党を集め、興行を行う施設の創設するという。
彼らの能力を活かしたサーカスのようなものだったり、一般の人々との交流、そして、彼らが内心求めているスリル溢れる実戦…
過去の闘いを忘れられず、彼らは行き場を失っていた超人たちは目を輝かせながら、
新天地へと向かうのだった。

しかし、楽園には裏の顔があった。
主催者はかつてヒーローとヴィランの争いに巻き込まれ、家族や友人を失った男。
同様に、戦争による被害者たちを味方につけた彼の目的は、
集った超人たちを根絶やしにすることだった。

超人たちの信用を勝ち取りながら、デスゲーム、同士討ち、不慮の事故、あらゆる手段で超人たちを屠る男。
彼の復讐の炎の辿る果ては。

○作品イメージ
Overwatch、THE BOYS、SAW、リィンカーネーションの花弁、デットマンワンダーランドなど
復讐もの、デスゲームもの、頭脳戦
ややクズい超人を無能力者が倒していくというわかりやすいジャイアントキリング、どう倒すのかという頭脳戦、死に様を楽しむカタルシスなど楽しみ方は非常にわかりやすいかと思います。

○キャラクターリスト
黒須創也
28歳。男。日本人。
10歳の時に、超人戦争に巻き込まれ住んでいた街が崩壊した。
家族友人は全て死亡し、本人も瓦礫に潰され死線を彷徨った。
その際、意識を失う直前に、談笑するヒーローとヴィラン、死体を蹴り上げ、虫の息の一般人にとどめを刺すヒーローを目撃。超人そのものに恨みを持ち、復讐を誓う。
22歳で会社を立ち上げ、社会的にも成功。
超人たちをエンタメ事業の核にすることで、行き場を失った超人たちを救い、且つ超人による犯罪をなくすという建前で24歳の時に“超人事業”を考案・実行。真の目的は素の殴り合いでは到底勝てない能力を持つ超人を相手に信頼を得ること、そして、再び超人たちを表舞台に立たせることで、失うことの絶望を与えた上で殺すため。行動全てが復讐のための布石。
表の顔は優しい好青年。裏の顔はしっかり残虐。
正体を隠すために復讐時はスーツを着用、ヒーローのような見た目でカラーリングはヴィランのような感じ。イメージは、overwatchのゲンジのスキン「センタイ」を黒くした感じ。

ボムラッシュ
42歳。男。アメリカ人。元ヴィラン
本名、クライン・スカーレット
能力【爆弾魔】
起爆性の火球を作り出し操る。火球は物体に接触もしくは、召喚者の合図によって起爆。爆発規模は、最大で弾道ミサイル程、大きければ大きいほど操作感度と動きは悪くなり、作り出すのに時間もかかる。ボムラッシュは通常戦闘時は10個のバレーボール程の火球を周囲に浮かせて、攻撃・防御を行う。
黒髪、ギザ歯の凶悪な顔つき。大柄でロングコートを好んで着用。
戦争時代は、ヒーローとの血のたぎる戦闘を何よりも楽しんでいた。命懸けの競技と捉えていた節がある。それ以外には、関心がなかった。
戦争が終わってからは競争相手がいなくなり、真っ当な社会に戻る気にもなれず、ケチな強盗などで日銭を稼ぎ、余生を過ごしていた。
黒須にスカウトされ、再び超人同士での戦闘を楽しめるという理由で“超人事業”に参加。
イメージは、終末のワルキューレの呂布。

スピードスター
40歳。男。アメリカ人。元ヒーロー。
本名、エディ・ハイスター
能力【スピードスター】
超スピード。最高速度は全盛期でマッハ4。
スピードだけでなく、最高速度で動いても事故らない動体視力も併せ持つ。
清廉な男だったが、ヒーローの衰退と大衆の手のひら返しを生で見てきたためやややさぐれた。
イメージは、fateのガヴェイン。

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