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何ができあがる?

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#刺繍

言いたいこともそんなにない

言いたいこともそんなにない

ずっと地下に居続けるのかと思っていた芸人さんの活躍は楽しい。

一部の活動しかしらないけど

潜っていた頃のあれがこんな風にさりげなく活かされているのを見ると

コツコツやることって

行き先はどこであれ、しかるべきところには運んでくれるんだね

って思えてうれしいのです。

梅雨。雨が大量に降っているのに

ベランダの植木鉢がカラカラに乾いていて申し訳ないことです。

だらしのない日々は今日も続

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ドラマで泣いて

ドラマで泣いて

またネコ氏に取り組んでいます。

自分のネコを少し極めてもいいかも思い始めました。

腹にいちもつある系のネコ氏。縫っているうちに楽しくなってきました。

お笑いライブの配信を買っている分を観ました。

朝から眠くて眠くて、

たぶん疲れている(仕事もあるけど、食べ過ぎで疲れてる気がする)ので

今日はもう本でもよんでゴロゴロしようと思っていたのだけど

漫才やコントを観て笑っているといつのまにか

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ふきのとうおいしかった

ふきのとうおいしかった

複数平行してブックカバーを作ることがないのですが

作りかけのブックカバーをいったんそばにおいて

他のものにとりかかっています。

事情は、上の写真にあります。

今月3月29日(水)30日(木)奈良町物語館に催しのに

ちょこっと御朱印帳カバーを置かせていただけることになったからです。

あまりぎりぎりになってもお世話になる「伝花さん」に申し訳ない。

とはいえ、持ちカバーに加えてあと2枚を早

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はじまりのうた

はじまりのうた

ピアノが上手だったら、大橋トリオの「はじまりのうた」

弾きながら歌いたい。

ミモザの布で「はじまりのうた」をテーマにブックカバーを作っています。

ぜひとも、非凡な金色の雲を登場させたくて

試行錯誤の真っ最中であります。

ブックカバーに人を登場させることが少なくて

釣りの思い出を刺繍にしたものと

高松塚古墳の女子群を刺繍したときくらいです。

あとは鷹匠くん。

逃げたわけではないので

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ご朱印帳カバー

ご朱印帳カバー

さきほど、ご朱印帳カバーができました。

さすが、西陣の布は縫いやすいし、できあがったときの風格が違います。

古い奈良のことなどとても好きなのですが(鍵唐古遺跡から平城京まで)

仏様や神様を刺繍の題材にするのはなんとなく

やめておこうと思っていました。

そして採用した題材は、

うちの軒先にも吊るしている庚申さんこと「身代わり申(さる)」

馴染みある在宅お守り。

庚申信仰とか敦煌にルー

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失敗の原因をさぐる(ギブ)

失敗の原因をさぐる(ギブ)

同じ題材(モチーフという言葉が恥ずかしくて使えない)で

シリーズ化して作っているブックカバーがいくつかあります。

ポアロさんのハロウィーンパーティもそうですが(現在完売)

シリーズといっても同じものは作らないポリシーでやっています。

だから配色、刺繍の大きさ、バランス他、

初回と同じようなもので、うまくいく保証がないわけで

いいのができそう、という確信がもてるまで

少し憂鬱「も」味わ

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牧師館のお茶会

牧師館のお茶会

アガサ・クリスティのミス・マープルシリーズでおなじみ

セントメアリーミード。

「村人のあの人が・・」という話にだけでてきたりもしますし

実際に殺人事件がおこったりしています。

行くことのない異国であれば実在の村も架空のそれも同じこと。

頭の中で、セントメアリーミードの地図を開いては

お話をなぞっていくのは楽しいものです。

英国ドラマでお茶を飲んでいるシーンもうれしい。

ティーカップ

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ベランダの椿2022

ベランダの椿2022

お水取り(起源は8世紀ともいわれる奈良東大寺二月堂で行われる修二会)

のときだけ、販売される「糊こぼし」。

奈良はもちいどの通りにある「萬々堂通則」で買えます。

法会を隅で見守る造花(椿)を模したたいそう美味しいお菓子です。

うちの椿は、のりこぼしと同じ形だと思う。

三輪山でわけていただく苗を育てたもので、今では毎年

たくさんのお花で楽しませていただいています。

写真がないときにまほ

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そのおそろしさを癒すもの

そのおそろしさを癒すもの

ブックカバーを縫う時は、ラジオ。

吹替映画も非常にたすかります。

たすかりますが、おすすめにしたがって視聴したのが

「ゴーンガール」

→「ファーゴ」

→「グラントリノ」

→「ガールオンザトレイン」

人間不信を促すプログラム。

(この際映画の質の高さは問題にならないので)

人の善意を信じているからこそ

毎日ほおけたように、笑ったりあくびしたりしていられる。

ここへきて強烈なアマ

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今城塚古墳が映っていた

今城塚古墳が映っていた

「はにコット」というイベントがあります。

高槻にある今城塚古墳で毎年秋に行われる、フリマあり、音楽ありの

地元色あふれる魅力的なイベントです。

古墳や埴輪が大好きな私は、そんなところに出店ができるならと

過去に何回かブックカバー販売で参加したことがあります。

最近のイベント風景が今晩のNHKの番組に少し映ると聞いていたので

いろんなことを思い出したりしていました。

あの時の私。

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セントメアリーミードの地図

セントメアリーミードの地図

「なぜエヴァンズに頼まなかったのか」で

アガサクリスティの魅力を知って、

以後ポアロさんを通ったものの、

ミス・マープルの魅力がわかるまで結構な時間がかかりました。

そういう設定だとはいえ、

老婦人のまわりくどさとか、敬遠しがちだったのでしょう。

ポアロさんシリーズが特徴的なだけに

とても地味に感じてしまったということもありますし

宝石や貴婦人も出てこないというのも大きかったかもし

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混乱。

混乱。

就寝前にエリー・グリフィス「見知らぬ人」を読む日々。

この小説は、おもしろい。一気に読めたらよかったのだけど・・

二重(三重といってもいいかも)構造の小説。

私の一日のあふれかえる現実・仮想現実・虚構の現実の情報と

混ざってしまって毎晩「あれ?なんのお話?」となるのが悲しい。

これは最後まで読んでから

すぐ引き返してもう一度読もうと思います。

消化もできずのままで、次から次へと移るだ

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100時間耐久レースを終えて

100時間耐久レースを終えて

ワクチンブースター接種の副反応から生還いたしました。

接種の時の、私の体調がよくなかったのかもしれないので、

きわめて個人的なレース内容であったことでしょう。

100時間のうち三分の二は、働きながら癒していましたし。

復調の兆しはやはり「次は何を作ろうかな~?」の気持ちが

わきあがってきたとき。

接種翌日、休暇中に読破するつもりだった「見知らぬ人」も途中だし

今回のブックカバーの題材

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銅鐸どうでしょう

銅鐸どうでしょう

銅鐸、埴輪、勾玉・・・なぞが多いほどひきつけられるものたち。

奈良住みのよさは、神社仏閣が気楽な範囲に点在していることです。

とはいえ、同行の友人の熱量と比較してわかったのですが

どうも私の好みとして仏像よりも、古墳、宮跡、なのですね。

自分の惹かれるものがブックカバーづくりに直結してしまう日常なので

元興寺の古代丸瓦を題材にしたものが突然あらわれたりして。

(現在SOLD OUT い

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