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つれづれなる日々のこと

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#ネコ

猫と暮らす覚悟はあるかい

猫と暮らす覚悟はあるかい

36回ローンで購入された猫の記事を読んで、なんともいたたまれない気持ちになった。

猫はカワイイ。一緒に暮らしたい。それはわかる。とてもよくわかる。SNSで見かける猫たちは、かわいい仕草や笑わせてくれる動きばかり。見ているだけで心がとろけるほどに癒される。「猫との暮らし、プライスレス!」みたいな気持ちになるのは、すっごくよくわかる。

でも、猫は生物である。お人形ではなく、ご飯も食べるし、排せつ物

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きみの元気がなくなると、とてもとてもとても困る

きみの元気がなくなると、とてもとてもとても困る

「うーん、ちょっと良くなりませんね……。また、来週も様子を見させてください」

がっかりと肩を落としながらも「はい」とうなずくしかない。

最近、わが家のネコの体調が芳しくない。あからさまな不調! というよりは「むむ? ちょっとおかしくない?」という感じ。

季節の変わり目は、いつだって毛の生え変わりがある。うちのネコは長毛に近いこともあり、毛繕いのたびに口の中に入る毛量が多い。ネコ草が大好物だけ

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週末はふとんのなかで、ぐずぐずと過ごす。
思ったよりも、くたびれているみたい。
わたしのそばで、ねこもごろごろしてくれるのが嬉しい。 #日記 #ネコ

自宅作業の難しいところは、
猫の誘惑をいかにガマンできるか。
二度寝のお誘いを、断るなんて
わたしには、できそうにない。 #ネコ #日記

いつだって変わらないキミが好き

いつだって変わらないキミが好き

ここのところ、決まって早朝にたたき起こされる。

比喩でもなんでもない。ネコにたたき起こされるのだ。

初めのうちは枕元をうろうろしているのだけれど、次第にぺしっぺしっと前足でおでこを叩き始める。

にゃーにゃーと騒ぐよりも、叩いた方が人間は起きる、と覚えてしまったらしい。わたしは髪の毛を引っ張られる。でもこれはまだ良い方。夫を起こす方法はもっと過激。窓の出っ張りに登り、そこから体の上に飛び降りて

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君がいなきゃ、こまる。

君がいなきゃ、こまる。

スピッツの名曲、スターゲイザーの歌詞をときおり心に浮かべる。

明日君がいなきゃ困る。

ぷすーと鼻息を立てながら、あおむけに眠っている彼の姿を愛おしくながめる。それと同時に、彼はあとどのくらい、元気でいてくれるのだろうか? という不安が胸のなかをぱたぱた駆けめぐる。

できることなら、いつまでもずっと一緒にいたい。長生きすると、しっぽが二股にわかれて、「猫又」っていう妖怪になるんだって。妖怪でも

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ニャーニャーとは、呼ばせないぜ

ニャーニャーとは、呼ばせないぜ

先日、言葉を覚え始めた幼い子どもと接する機会があった。わたしは子どもを出産していないし、これからもその予定はないので、積極的な子育てをしていない。

そのため、赤ん坊から、大きくなるにつれて「言葉を覚えていく過程」を目の当たりに体験したことがない。

はじめは、ママとか、パパとか、まんまとか、繰り返して言える言葉を比較的覚えて発しやすい、というのはあるのだろう。

友人の子どもは一歳半になるくらい

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ねこと暮らすみなさまのお知恵を拝借したい。

ねこと暮らすみなさまのお知恵を拝借したい。

最近、ちょっと悩んでいることがあります。
それはわが家の愛猫、カリンのこと。

カリンは2017年12月に膀胱炎なりました。幸い、慢性化に至るわけでもなく、軽症ですみましたし、投薬治療で体調は良くなりました。

2011年にカリンは生まれているので、現在七歳。まだ若いといえば若いけれども、ねこ年齢で考えると中年といえば中年。健康管理をしっかりしなくちゃいけないお年ごろ。

獣医さんと話して、定期的

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暴れん坊将軍様、平成夏の大捕物帖

暴れん坊将軍様、平成夏の大捕物帖

とにかく早く、夏が終わってほしい。八月の中旬から下旬にかけて、とにかくそれだけを考えていた。

夏は、心を凍りつかせる侵入者が、これっぽちも「入っていいよ」なんて言っていないのに、家の中に上がり込んでいる。夜な夜なこそっと表れては、私を恐怖のどん底にたたき落とす。

お招きしていない侵入者は二種類いる。具体目を出すのも憚られるため、ここでは「忍びの者」と呼ぶことにする。

真夜中。眠っている耳元で

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