2019年11月の記事一覧
姉の計略、母の舌打ち
もうすこしひんぱんに、実家に帰れたらいいなと心底思う。そうすれば、母と姉とわたしの三人で、麻雀ができるのに。
先日、父の納骨を済ませた。初めに予定した日は台風が来そうだと延期になり、その後の日取りを決めるのも二転三転していた。
どっかりと大きな骨壺が、実家からなくなってしまうのは、父の形跡がなくなってしまうから心細いのかもしれない。母も姉も。ただ、だからといって、家に置きっぱなしにしておくわけ
ムダだなんていってごめん
「前は、そんな資格取ってもムダだからやめときなって言われたから。そうかなって思ってちょっとあきらめてた」
夫にそう言われて、わたしは少し反省した。夫がやりたいと言っていたことに、ブレーキをかけさせてしまったんだな。申し訳ないことをした。
最近、夫の釣りに対する情熱が加速している。自称釣りバカだし、休みの日はもちろん、夜勤の仕事明けだろうと関係なく、海にも川にも、とにかく釣りに行っている。
ス
母の目線の先には、何が見えるのだろう
この一年、実家に帰るたびに感じることがあった。それは、母が少しずつ小さくなっていることだ。
ファンタジー小説めいたことではなく、感覚的な問題。もっと正確に言うならば、母の存在感がちいさく、薄くなっていくように感じられる。
実物の母は少しやせたことと、ひどい猫背で背中が曲がっているためか背が低くなっている。体つきがひとまわりくらい、小さくなったように感じることも一因だろうか。
母自身、身体のあ
たのしみがあるときー!
ここ最近、通勤時間が楽しみでしかたない。
その理由は簡単。十二国記を読んでいるからだ。
なんだか盛り上がっているし、十二国記を読んでみようかな。そう思ったのは10月の終わりごろだった。それからまだ1ヶ月も過ぎていないけれど、読み出したら止まらない。
本当は、通勤電車で読む予定ではなくて、休みの日とか寝る前にちょっとずつ読もっかなーくらいにしか考えていなかった。
しかし、そんなのんびり読める
買って、食べて、応援。
夫が以前勤めていた会社の後輩は、いまは熊本でみかん農家を営んでいる。
もともと実家がみかん農家だった。彼は時期が来たら後を継ぐために会社を辞めると話していたという。
夫とは仲が良かったこともあって、10月の中ぐらいになるといつもお願いしている。早生みかんは外の皮が薄くて小ぶり。果肉がぱつぱつに張っている。一度食べるととてもおいしくて、スーパーのみかんを買うのをためらうほどだ。姪っ子は「このみか