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心通い合う会話

お久しぶりです。夢実現応援グラレコーチ®︎八川まどかです。今回は「心通い合う会話」と題し、Team Happiness Designでの活動を通して気づいたこと、感じたことを綴ってみたいと思います。

どうしても俺のことが判らないならそれでもいいんだ 

ただ 判らないこともあると言うことを判って欲しい

(引用:コミック『若旦那はザンネン。』第3巻より)

朝日新聞の朝刊「折々の言葉」(2021.8.6)に掲載されていたものです。

人に恋愛感情や性的欲求を抱けず、異性相手でも同性相手でもいつも「いい人だなで終わる」極度の人見知りな主人公が、家族に告げたセリフだそう。

対して、哲学者の鷲田清一さんはこう書かれていました。

「判らない」は理解の起点であって終点ではない。
理解は、共鳴ではなく、理解できないものの存在を認めることから始まる。

「判らない」こそ理解の起点。

こんな大切なことに何故今まで気づかなかったのだろう? そんなことを考えていた8月のはじめ。毎月開催している『幸せ創造会議』の打ち合わせがありました。

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『幸せ創造会議』は、「社員の幸福度を高めつつ、会社を成長させるには、どのようなプロセスが必要なのか?」そのことを経営者、会社員、個人事業主、様々な参加者と一緒に考える月1のセミナー。Team Happiness Designのメンバー4人で実施しています。

8月末開催の第8回目のテーマは「心通い合う会話をつくり、育てるには?」

そもそも「心通い合う会話」って何だろう?!リアルな場での会話が少なくなっていく中で、「どんな会話をしているのだろう?」

今回は、主催者側で何か特別なことを用意するわけではなく、参加者の中から、「日頃の会話の中で課題に感じていること」「逆に、うまくいっていること、通じ合えているとこと」などの体験をその場で共有してもらいながら、進めていくことにしました。

その代わりに、冒頭で記載した「折々の言葉」を、テーマについて考えてもらうためのヒントとして、紹介した訳です。

『心通いあう幸せ創造的な職場に必要なことは? どんなことをしたらいいですか?』

職場は違えど、経営者、その右腕、営業パーソン、若手社員、外部コンサルタント、が偶然その場に揃っていたこともあって、誰かの体験が語られるたびに、他の誰かの体験や知見によって相互に補完されていく。ギャップや対立構造が生まれては、同時進行で解決策も生まれていく…

今回は、そんな小気味良いリズムを感じながらグラレコーチング®︎させてもらいました。

個人的に印象に残ったことは、経営者が社員へvisionを伝え続けていくことは大切。さらに、掲げたvisionに対して言っていることと、行動していることの一致感も重要だという話の流れの中…

「必ずしも経営者自身が完璧にvisionを体現できているわけではなく、自身も試行錯誤しながら目指している。だからみんなで一緒に体現していこうと思っている」

というご意見が出たことです。まず、このことが言える経営者って素晴らしいなと感じました。

時には批判したり、されたりすることも必要。そのことを受け止めつつ、周りを巻き込み、「いっしょに」visionを体現していく。そのためには、社員も経営者も外部の応援者も、みんなで心通い合う会話をし続けていくことが必要なのかな…

私自身も、会話の意味や必要性について改めて考える良いキッカケとなりました。

同時に、想いを可視化していくことは、こういった対話の中で物凄く有効だとも改めて感じました。経営者の想いを代弁しながら、社員の皆様とも信頼関係をつくっていけるようなグラレコーチ®︎としてお役に立てるように…

そんな想いも新たにすることができました。

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今回は「心通い合う会話」と題し、Team Happiness Designでの活動を通して気づいたこと、感じたことを綴ってみました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます!皆様の夢の実現を、心より応援しております(*^-^*)

追記:『幸せ創造会議』次回の開催は10月27日(水)。『特別企画〜今こそ「well-being」を考えよう〜』を実施します。

初回に限り無料でご招待致します。ご興味のある方はコメント欄へメッセージをくださいませ♬

どうぞよろしくお願いします。

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