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#創作
高くよりも遠く跳ぶのが得意だった
雨じゃなきゃ行けない場所がある。
沈まなきゃ、闇じゃなきゃ、行けない場所がある。会えない相手がいる。見えないものがある。
いつもは行けない、会えない、見えないものに会うときは、
帰れなくてもいい。
違う、
帰る方法は知っていたほうがいいだろう。
でも、帰れなくなる覚悟はしておいたほうがいいだろう。
なぜなら、帰りたくなくなるから。
夏に、海に、夜に
森に、雪に、土に、
彼方に、
雨に
ひと
虹がかかるような鮮やかな気持ちで君に会いたい。いつも曇天でごめん、こういう顔なんです。真夏の公園みたいな君、キラキラと葉っぱに反射する陽光。眩しくて目を合わせられない。汗をかいて恋だと思う。恋なのか?もう季節は秋めいてる。9月の空は青い。君に会いたい、そればっかりで季節が変わる。
なおくん。
かわいいでしょう?誰かが見てくれたら嬉しいね。ありがとう。すなおでいっぱいの世界がいいね。いや?良くはない?な?まあなおくんは嬉しいと思います。なおくんが楽しいのがいいよ。なおくんは楽しいのがいいよ。楽しいね。かわいいね。なおなおだね。
いないことにしないでよ
心の底から、わたしはわたしがいい。
他の誰も、このわたしを抱えて生きてはゆけないだろう。わたしだから今も生きている。
だけどわたしを支えるわたしを、支える誰かがいる。
ひとりで歩くわたしを、何かが守ることはないけど、わたしの歩く道を守ってくれるひとが、誰か、いる。
そうしてわたしは一人で生きている。
わたしが抱えるべきわたしを、わたしが生きるべきわたしを、わたしにしか生かせないわたしを、生きること